-
LUDY LESCOT TAROT
"LUDY LESCOT"はどうも絵師の名前らしいが詳細不明。いわゆるヴァンパイア系のゴシックホラーイラストデッキ。 女性イラストが多いが、男性も非常にセクシーで退廃的。パッケージにはシンプルにアンクが描かれているもののエジプト系要素は薄く、異教・背教の要素が強い。箱裏の「死」(に似た文字)も意味はよくわからないが象徴的で面白い。
Lo Scarabeo 2011 伊Hirot
-
THE LOVERS' TAROT DECK
イギリスの作家・タロット研究家である Jane Lyle によるデック。イラストは Oliver Burston 氏。 1992年に St. Martin's Press (マンハッタンの超大手出版社)から大アルカナ22枚と解説書(フルカラー160頁)のセットが出ており、2004年になって78枚入りのものが Thomas Dunne Books (St. Martin's Press の子会社)から出版された。写真のものは2011年KSP+発行らしい78枚デック(解説書はカードサイズのモノクロ)。このKSP+というロシアの出版社が詳細不明。 このKSP+版が一時ものすごく高騰していてちょっと話題になったんだけど(最高で60万円かな)、もしかしたら発行部数が少ないのかも。もっともAmazonなんてどの国でも1社がバカ高値つけるとそれがそのまま表示され続ける仕組みだから、実際の成約価格がどこまで行ったのかは不明。今は各国とも相変わらず品数は少ないもののすっかり落ち着いており、Thomas Dunne版が$800~1000するくらい。これはまあ納得できなくもない。 カードイラストは中世絵画をコラージュしたような不思議なもの。正直私には感情移入しづらい表情とポーズだし「Strength」がカードナンバーⅧになってるのにpipは数札だし(だったら最初から78枚で出せたろ)、いまいち合わなかった。裏面のシンプルさは嫌いじゃない。
КСП+ 2011 英→露Hirot
-
ALCHEMY 1977 England TAROT
UKのゴシックアクセサリブランド・Alchemy Gothic によるタロットデック。 同ブランドのシルバーアクセサリやタトゥーアートをイメージさせる絵柄で、特にスカルイラストが非常に多い。好きな絵はいくつかあるが、小さめのFournierサイズな上にフレームも厚めなのが惜しい。もっと大きければ。
Fournier 2011 西Hirot
-
UNIVERSAL TRANSPARENT TAROT
Roberto de Angelis 氏が現代風なイラストでRWSを再描画した「Universal Tarot」の、クリアプラスティック版。 イラストはカードの一部に縮小されてプリントされており、重ねれば下のカードが透けて見える。プリント位置は大アルカナ・コートカード・各スートの数札の6パターンで位置が決まっていて、重ね合わせた結果を読み解くという趣向。添付のガイドブックは分厚いがほぼ文章説明で、実はよく理解できていない。 #RWS
Lo Scarabeo 2011 伊Hirot
-
Le Tarot des Femmes Erotiques
20世紀初頭のアンティーク調なヌード写真による78枚フルデック。多くのセクシュアルタロットとは異なるのが、素直に伝統的なカード名や意味に従っていない点。大アルカナにいくつか名称の変更([The High Priestess]→[The Witch]など)があるが、下部に簡単な意味も記載されているのでそう困ることはないだろう。この記載は小アルカナ全カードにも行われており、カードサイズのせいもあってちょっと枚数の多いオラクルカード的な雰囲気もある。カードは薄めなので取り回しはし易い。
BeautyHistoryMagic 2011 米Hirot