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GT-04 AUTOBOT 3RD COMMANDER GT-R MAXIMUS
GT-04 AUTOBOT 3RD COMMANDER GT-R MAXIMUS(GT-Rマキシマス) D'STATION ADVAN GT-R 2013年9月28日発売 メーカー希望小売価格(税込) 10,500円 【ストーリー】 GT-Rマキシマスは本来、ロボットモードでの格闘戦を得意としつつも、トランスフォーマーGTにおいては レージングカーモードでの純粋なスピードとテクニックの勝負を好んでいた。 パートナーのGTシスターHIIROも彼の性格は理解している。 「今のところ問題はないけど・・・、マスタージャッキソードは準備しとく?」 GT-Rマキシマスが短く応答する。 「エネルギー充填はしておいてくれ。」 『マスタージャッキソードは使わぬならそれに越したことはないが・・・』それが彼の本音だった。 しかし、レースは中盤に差し掛かり、突然動く! GT-Rメガトロンが自慢の大型キャノン=EX.キャノンで先頭集団を襲撃し、吹き飛ばした! ルール違反ではないが、こういう戦いをGT-Rマキシマスは好まない。 「マスタージャッキソード、いつでもいけます!」 気持ちを察したHIIROの声が届く。 「よし、マスタージャッキソード、転送してくれ!」 HIIROはデヴァイスから転送を指示。 それと同時にレーシングカーのボディに変形が疾る!トランスフォーム! ロボットモードになったGT-Rマキシマスの手に超巨大な剣 マスタージャッキソードが握られた! 迸(ほとばし)るエネルギー! 伝説になるほどのその威力が、今、解き放たれようとしていた・・・。 ■フォートレスマキシマスがスーパーGT仕様になって登場! シリーズ最後はまさかの超巨大司令官のフォートレスマキシマスが選ばれました。 トリをかざるならスターセイバーの方がよかったんじゃあないかとも思いますが もしかしたらこのあとも続ける予定があったりしたのでしょうか。 モノ自体はこれまでの3つのアイテムと基本的に同じ仕様なので新鮮味はゼロです。 実写に似せた雰囲気のビークルモードとマキシマスのキャラがどこまで魅力があるか、という感じですね。 付属のミクロレディは関節部に塗料が貼り付いてて動かすときに壊れそうでちょっと怖かったです。 あとあまり大きくポージングできないんですね。 特に下半身はスカートという衣装のせいもあってあまり動かせません。 昔のアイテムの焼き直しで同じようなもの結構な値段で4体も出して 本当に売れると思ったのか正直疑問なシリーズでした。 担当者が単にGT好きだったんじゃ・・・と勘ぐってしまいます。 トランスフォーマーをずっと買ってる人からすれば高額な焼き直しアイテムにしか見えませんし、 GTファンの人をTFに取り込むにしても値段が高すぎてとてもそういった層に買ってもらえるとは思えません。 ビークルモードの仕上がりは見栄えがよくてよかっただけに勿体無いシリーズでした。
☆☆☆ トランスフォーマーGT タカラトミー鼎津
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GT-02 AUTOBOT 5TH COMMANDER GT-R SABER
GT-02 AUTOBOT 5TH COMMANDER GT-R SABER(GT-Rセイバー) カルソニックIMPUL GT-R 2013年5月25日発売 メーカー希望小売価格(税込) 10,500円 【ストーリー】 第19回 トランスフォーマーGT Round1 開幕! 予選はGT-Rプライムがポールポジションをゲット。 GT-Rセイバーは2番手の位置につけていた。まもなく、決勝のスタートだ・・・。 GT-RセイバーにANNAからの無線が入る。 「聞こえる?ターゲットはGT-Rプライム。テストランで私たちに勝っていることと ポールポジション獲得でわずかに精神的スキが出来るハズ、そこをつくわよ!スタート直後、仕掛けて!!」 「了解だ。レース本番勝負の前に、テストランの借りをまず、返す。LET`S SAY GO!」 スタートのランプが青に変わる!その瞬間、GT-Rセイバーの青いボディに変形が疾る!トランスフォーム! 一瞬でロボットモードに変形するとローラーダッシュでポールポジションのGT-Rプライムに一撃を与える! スタートに集中していたGT-Rプライムはこのスピード攻撃に反応しきれず、弾き飛ばされた。 ローラーダッシュの勢いでそのままレーシングカーモードに戻ったGT-Rセイバー!すぐに戦線に復帰するGT-Rプライム。 長期戦のレース、激闘必死!最初にチェッカーを受けるのはいったい誰なのか?! ■スターセイバーがスーパーGT仕様になって登場! ここに来ての和製TF押し!・・・はいいんですが、海外名主流の現状でそれをやろうとすると スターセイバーが「オートボット5代目司令官」とか、なんか受け入れづらい歴史改変が。 玩具自体はGT-01と同じものなので特に書くことがありません^^。 とはいえ、青いボディに豪華なペイントはパッと見でスケールがわからないぐらいの密度感。 高級感はありますが、それでもやはり価格的には高く感じますね・・・。 シスターはMISAKIより顔は可愛くなっていますが、 関節部に塗装されてる箇所が多いので動かす際にかなり気を使います。 どうせならこのシリーズ、和製司令官勢ぞろいぐらいやって欲しかったな・・・。
☆☆☆ トランスフォーマーGT タカラトミー鼎津
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GT-01 AUTOBOT G1 COMMANDER GT-R PRIME
GT-01 AUTOBOT G1 COMMANDER GT-R PRIME(GT-Rプライム) MOTUL AUTECH GT-R 2013年5月25日発売 メーカー希望小売価格(税込) 10,500円 【ストーリー】 第19回 トランスフォーマーGT Round1開幕目前。 テスト走行をする2体のレーシングTF。 赤いボディのGT-Rプライムと青いボディのGT-Rセイバーだ。 2機で走る以上、どちらともなく“足合わせ(スピード比べ)”状態で競り合いになっていた。 「GT-Rプライム、これはテスト走行よ。無茶な動向と戦闘は本番に響くわ。抑えて。」 MISAKIからの無線がGT-Rプライムのヘッドセットに響く。 「たとえテスト走行でも、挑戦は全て受けて立つ。それもフルバースト・全力で!それが私の流儀だ!」 最終コーナーに差し掛かった瞬間、そう言うとGT-Rプライムの赤いボディに変形が疾る!トランスフォーム! 一瞬でロボットモードに変形すると、同じくロボットモードに変形して攻撃をしようとしていた GT-Rセイバーに先制の体当たりの一撃を浴びせた! 虚をつかれ、瞬間よろめくGT-Rセイバー。 その一瞬のスキを見逃さず、GT-Rプライムはレーシングカーモードに戻り、一瞬で突き放す! そして、そのままゴールイン! 前哨戦はGT-Rプライムが勝利した・・・。 果たして、本番はどうなるのか・・・? ■オルタニティコンボイがスーパーGT仕様になって再登場! メーカー監修でよりリアルで高級感の増したビークルモードは バイナルテックより小柄なオルタニティ型のボディだと ギュっと圧縮されたような感じで密度感もものすごいですね。 その分、塗装剥げ等の気を使いながら変形させるのでちょっと疲れますが^^。 変形玩具としては、オルタニティの悪い部分もどのまま引き継いでいます。 やはりシンクロテック機構は変形させる際に邪魔以外の何ものでもない。 あとは腕部の見た目の悪さは改善して欲しかったところです。 そして一番の問題はやはり価格! A-01コンボイが4,725円だったことを考えると、外装が新規パーツでプリントも増えて、 さらにフィギュア1体付いたとはいえ、倍以上の値段になってしまっているのはやはり高く感じてしまいますね。 最初はメーカー内にGT好きな人がいて、趣味が暴走した企画か?と思いましたが、 実際の玩具を弄っていたら、なんとなんとなくGT側から提案があった企画なような気がしてきました。 おんなじ車種で同じ機構のものを4体も使いまわすのに、過去のアイテムのリデコで済ますというのも変な気もしますし。 正直、どの層に向けた企画なのかよく判りません・・・。 GTファンの方が買うにはやはり値段がネックですし、 TFファンにが買うには過去アイテムの使いまわしな時点でアピール弱いし。 (しかも出来が微妙なオルタニティコンボイだし) ぶっちゃけ、コレを買うならそのお金で、別のTFを買ったほうがいい気もします。 今後、トランスフォーマーGO!やジェネレーションのメトロ等、力を入れて売らなきゃいけないモノがあるのに こんな過去の駄作の使いまわしで客に金を無駄に使わせてどうすんのかと聞きたいですね・・・。 客の財布も無限じゃあないんです。 まあ、一体だけならお祭り企画としてはいいんですが、やはり4体出すっていうのが いろいろ無理がるような気がします。
☆☆☆ トランスフォーマーGT タカラトミー鼎津