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ツメブ鉱山 水晶(翠銅鉱と共生)
結晶形のはっきりとした水晶と、鮮やかな翠銅鉱が共生した美麗な標本。 産地はナミビア、有名なツメブ鉱山である。 さまざまな種類の鉱物を産出するツメブであるが、このように美しい標本から、不思議な形をしたものまで、多くのコレクターを虜にしてやまない鉱山であると思う。
鉱物標本 パーフェクトストーン 2020年キノスラ
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ナミビア産 フローライト
ナミビア産のブルーフローライト。 ナミビアといえば迷彩色のフローライトが有名であるが、本鉱は濃いパープルとブルーのものである。 この標本を扱っていた店主によれば、おそらくは他の鉱物などを採掘中偶然見つかったものではないかとの事。詳しい鉱山名は不明ということだった。 専門の業者が行う採掘よりも少々仕事が粗かったようで、形こそ荒々しいが、大変美しいブルーである。 最初は購入を躊躇ったが、ミネラルショーの帰りがけ、美しいインクブルーが頭から離れず、たまらず引き返し購入した思い入れのある標本でもある。 ニューメキシコのフローライトにも似たこのインクブルーのフローライトは日光下でも蛍光を見せることはないが、透過光が大変美しい。 2019年、名古屋ミネラルショーにて入手。
ミスターストーン 名古屋ミネラルショー 2019年キノスラ
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スペイン産 カラーレスフローライト
クリアーなカラーレスのフローライト。愛称として「アイスキューブ」というものがあるようだが、本鉱はまさしく氷の結晶のようだと思う。 産地であるアストゥリアスのエミリオ鉱山はフローライトの産地としては有名であったが、すでに閉鎖されており、今後はコレクターの放出品がメインで出回るのではないだろうか。 2019年、名古屋ミネラルショーにて入手。 Location Emilio mine, Lolone, Obdulia vein, Colunga District, Caravia mining area, Asturias, Spain
M-Stone 名古屋ミネラルショー 2019年キノスラ
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スペイン産 フローライト(アズライトを伴う)
アズライトを伴うスペインのフローライト。 淡い紫色の結晶が幾重にも重なった、見応えのある美しい標本。 アズライトのブルーがよく映えている。 1960年代に入手されたオールドストックを譲って頂いた。 国文学の教授であった前オーナーの自慢の一品であったことだろう。堂々たる佇まいの標本であり、ずしりとした重さと古びたラベルが歴史を感じさせてくれる。 前オーナーの記したラベルには、「asturie スペイン」とあるが、「アストゥリアス」の事であろうか。
フリマサイト 1960年代頃 約80mm×65mmキノスラ