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ブラジル産 リチア電気石
リチア電気石。 いわゆる「ウォーターメロントルマリン」である。 エルバアイトとも。 ずしりと重く、大きさは5〜6cm程度。 濃い緑と桜色のパキッとした色合いと、落ち着いたその姿はまさしく往年の名品と呼ぶにふさわしいのではないだろうか。
鉱物標本 フリマサイト 1960年代キノスラ
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ベトナム産 アクアマリン(薄色)
細い #アクアマリン の結晶。淡い水色が好ましい。 うるおいすら感じられそうなこの結晶は、まさしく水の名を冠するにふさわしいと思う。
鉱物標本 ミネラルショー 2019年キノスラ
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ベトナム産 アクアマリン
本鉱はベトナムの有名産地であるタンホア産の #アクアマリン である。 宝石質とまではいかないが、美しい夏空のような青色が魅力的な標本。 小ぶりだが角度を変えると色の濃淡を楽しむことができる。
鉱物標本 ミネラルショー 2019年キノスラ
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フィンランド産 黒水晶
どっしりとしたフィンランド産の #黒水晶。 赤錆のような鉄分が付着した渋さのある色合いと、どこか厳格な老爺を思わせる佇まいが気に入り買い求めたもの。 周囲の鉱物による成長干渉を受けたせいか、少々いびつな形をしているのも魅力。 南フィンランドにある海沿いの村、リプシニエミ産。 その地域一帯に分布している、太古の昔(おおむね14〜15億年前)に形成された「ラパキビ花崗岩」地帯において、自然放射線によりつくられた黒水晶である。 採掘場は水没により閉鎖。今後はおそらく産出されることはないと思われる。
鉱物標本 パーフェクトストーン 2019年キノスラ
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パキスタン産 ブルークォーツ
リーベカイト(角閃石)入りのブルークォーツ。 内包物で青く染まった内部を眺めるのが好きで、取り出しては観察している。 青色の内包物がある水晶はあまり見かけないが、ブラジルのインディゴトルマリン入り水晶や、デュモルチ石入りの水晶などが有名だったように思う。
鉱物標本 パーフェクトストーン 2018年キノスラ
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ウルグアイ産 アメジスト
しっとりと鮮やかな紫色を呈する、ウルグアイ産のアメジスト。テリもよい。 結晶こそ小さめだが美しい標本。 私を鉱物収集の世界へといざなった記念の石でもある。
ミネラルショー 2018年 Southern Parana Basalt Basin, Artigas, Uruguayキノスラ
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ツメブ鉱山 水晶(翠銅鉱と共生)
結晶形のはっきりとした水晶と、鮮やかな翠銅鉱が共生した美麗な標本。 産地はナミビア、有名なツメブ鉱山である。 さまざまな種類の鉱物を産出するツメブであるが、このように美しい標本から、不思議な形をしたものまで、多くのコレクターを虜にしてやまない鉱山であると思う。
鉱物標本 パーフェクトストーン 2020年キノスラ
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ナミビア産 フローライト
ナミビア産のブルーフローライト。 ナミビアといえば迷彩色のフローライトが有名であるが、本鉱は濃いパープルとブルーのものである。 この標本を扱っていた店主によれば、おそらくは他の鉱物などを採掘中偶然見つかったものではないかとの事。詳しい鉱山名は不明ということだった。 専門の業者が行う採掘よりも少々仕事が粗かったようで、形こそ荒々しいが、大変美しいブルーである。 最初は購入を躊躇ったが、ミネラルショーの帰りがけ、美しいインクブルーが頭から離れず、たまらず引き返し購入した思い入れのある標本でもある。 ニューメキシコのフローライトにも似たこのインクブルーのフローライトは日光下でも蛍光を見せることはないが、透過光が大変美しい。 2019年、名古屋ミネラルショーにて入手。
ミスターストーン 名古屋ミネラルショー 2019年キノスラ
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スペイン産 カラーレスフローライト
クリアーなカラーレスのフローライト。愛称として「アイスキューブ」というものがあるようだが、本鉱はまさしく氷の結晶のようだと思う。 産地であるアストゥリアスのエミリオ鉱山はフローライトの産地としては有名であったが、すでに閉鎖されており、今後はコレクターの放出品がメインで出回るのではないだろうか。 2019年、名古屋ミネラルショーにて入手。 Location Emilio mine, Lolone, Obdulia vein, Colunga District, Caravia mining area, Asturias, Spain
M-Stone 名古屋ミネラルショー 2019年キノスラ
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アイルランド産 フローライト
アイルランド産の艶やかなフローライト。 濃いすみれ色とカラーレスのボディに、ほんのりと角のほうに乗る淡いグリーンが素晴らしい標本。小ぶりですが良い結晶の形をしています。 Location: Granite Quarry, Shannapheasteen, Costelloe, Connemara, Co. Galway, Ireland.
(株)エヌズミネラル 2019年 Granite Quarry, Shannapheasteen, Costelloe, Connemara, Co. Galway, Ireland.キノスラ
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スペイン産 フローライト(アズライトを伴う)
アズライトを伴うスペインのフローライト。 淡い紫色の結晶が幾重にも重なった、見応えのある美しい標本。 アズライトのブルーがよく映えている。 1960年代に入手されたオールドストックを譲って頂いた。 国文学の教授であった前オーナーの自慢の一品であったことだろう。堂々たる佇まいの標本であり、ずしりとした重さと古びたラベルが歴史を感じさせてくれる。 前オーナーの記したラベルには、「asturie スペイン」とあるが、「アストゥリアス」の事であろうか。
フリマサイト 1960年代頃 約80mm×65mmキノスラ
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岐阜県産 黒水晶(曹長石、玉滴石を伴う)
ダイナミックな黒水晶の標本。曹長石と玉滴石を伴う。 今では貴重となった岐阜県中津川市蛭川田原(旧恵那郡)の黒水晶である。 堂々とした佇まいは流石の風格。
フリマサイト 1960年代 約100mm×50mmキノスラ
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パイロクスマンガン鉱
世界に誇る田口鉱山のパイロクスマンガン鉱。 本鉱は1960年代に産出したものであり、現在では田口鉱山は立ち入り禁止となっている。 濃い桜紅色の結晶質粒集合体が石英と互層状を成しており、ルーペで見ても良し、じっくりと全体を眺めても良し、趣深い標本である。 LOCATION 愛知県北設楽郡設楽町八橋 田口鉱山
国産鉱物 愛知県北設楽郡設楽町八橋 田口鉱山 1960年代頃キノスラ