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エボルタ電池鉄道600系
2016年に行われた『パナソニック乾電池を買って当てよう!』というキャンペーンのプラレールコース当選品と、2018年に行われた『パナソニック乾電池を購入して素敵なプレゼントを当てよう! ご愛顧感謝キャンペーン』のC賞当選品として計3000名に配布された車両であります。 実車は2015年11月3日に埼玉県立川越工業高校・電気科「電車班」に所属する生徒13名が制作した単一電池600本を動力源とする車両を用いて、由利高原鉄道鳥海山ろく線前郷駅〜矢島駅間往復22.615KMを走破した車両であります。 プラレールにおいては先に配布された『エボルタ電池鉄道99系』と同じ金型が使用されておりますが、外装の再現度は中々丁寧な物であるという印象であります。
プラレール タカラトミー 1100円特別急行つばめ
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EF-81電気機関車
1997年〜2002年にかけて1両単品として発売されておりました。 実車は1987年〜2000年にかけて運行されていた『スーパーエクスプレスレインボー』というジョイフルトレインの専用機でありまして、側面に形式を斜めに大書きしたデザインが特徴であります。 プラレールにおいては当然の如くEF65の金型が流用されておりますが、前面には銀帯が追加された他側面の特徴的なデザインも精密に再現されており、一目でEF81と分かるような代物となっております。
プラレール トミー 400円特別急行つばめ
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音声司令つばさ号
1995年〜1998年にかけて単品で発売されておりました。 当該車両は音声司令シリーズでは第1弾となる車両でありまして、ラジコン系プラレールでは初となる音声認識型となりました。 音声認識と言っても構造的にはそこまで複雑な物ではなく、何かしらかの音をコントローラーのマイク部分に向かって出すと信号が車両側に送られるという仕組みであります。 因みに当該車両にはオリジナルのロゴが印刷されておりますが、実車のロゴに準じた物となっているため案外様になっております。
プラレール トミー 1000円特別急行つばめ
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『ファンクラブ限定 プラレール40thアニバーサリーアルバム』より D-51 急行列車
1999年にプラレールファンクラブの情報誌『PLARAIL Poppo!』の誌面にて3000個限定で発売されました。 当該車両は1971年〜1976年及び1978年〜1980年に発売されていた車両の復刻版であります。 復刻に際して客車の金型は発売当時と同一の電動超特急ひかり号金型が使用されておりますが、D51に関しては復刻当時主流であったライト付きの新動力D51が採用され、車両の持つ魅力をそのままにより迫力のある車両となりました。 因みに当該商品は本来5編成セットでありますが、分類上残りの車両に関しては他の展示室にて展示致します。
プラレール トミー 4500円(箱付き)特別急行つばめ
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『ファンクラブ限定 プラレール40thアニバーサリーアルバム』より プラスチック汽車&電動プラ汽車
1999年にプラレールファンクラブの情報誌『PLARAIL Poppo!』の誌面上で3000個限定で発売されました。 オリジナルカラーと思われがちですが、当該車両は1959年ないし1961年当時実際に存在したカラーバリエーションを復刻した物でありまして、特に黄色いプラスチック汽車に関しては現存数が大変少ない物であるが為か、滅多に市場に出回らないような非常にマイナーな存在であります。 因みに当該商品は本来5編成セットでありますが、分類上残りの3編成は他の展示室にて展示致します。
プラレール トミー 4500円(箱付き)特別急行つばめ
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J-30 自動発車駅
1989年〜1998年にかけて発売されました。 当該商品は列車が止まると、発車ベルが鳴り始めホーム上の案内板の表示が変わると列車が発車するという、大変魅力的なギミックが搭載された駅であります。 しかしながら、車両を動力源とする事から遅い車両であると発車までに大幅な時間を要したり、駅の幅自体が大きく複線レイアウトにはあまり使えなかったりする等欠点も多く、少々扱いづらい情景部品でもありました。
プラレール トミー 2700円特別急行つばめ
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『スーパー列車大集合セット -新幹線・SL・貨物列車-』より EF200形
2008年に発売された3編成セットのうちの1編成であります。 そもそも『スーパー列車大集合セット-新幹線・SL・貨物列車-』という商品は、2008年現在のスピード・スケール・パワーのそれぞれ3部門でのNO.1車両を掻き集めた商品でありまして、EF200形はパワー部門で選出されました。 なおプラレールにおけるEF200形の旧塗装は当該商品でしか製品化されておらず、界隈では人気車両の1つとなっております。
プラレール タカラトミー 400円特別急行つばめ
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スケルトンのぞみ号
1999年に配布された非売品であります。 当該車両は購入した商品のバーコードをハガキに貼った上で、「オリジナルのぞみ号コース」を希望してトミー側に送ると抽選で入手する事が出来た車両とされています。 ところが当時のブログ記事を拝見すると「玩具屋で貰えた」という内容のものがある他、製造年も個体によって違う場合がある事からその実態は未だ不明な部分が多い車両であります。 車両としてはピニオンギアすらもオリジナルカラーで統一されているなど、非売品プラレールの名に恥じないような丁寧な作り込みであります。 そのインパクトの強さから、配布から20年以上が経過した現在でも大変有名な非売品プラレールとしてその名を轟かせております。
プラレール トミー 2000円特別急行つばめ
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ちかてつシルバーでんしゃ
1975年〜1976年に発売されていた車両であります。 当該車両は基本的に先にご紹介した旧動力の地下鉄電車と同じ物ではありますが、前照灯の形状が異なっている点と側面の帯が完全に省略されている点が相違点となっております。 僅か1年程しか生産されていないため、発売から半世紀程経った今現在ではその個体数は大変少ないものと思われます。
プラレール トミー 2000円特別急行つばめ
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D51 SLの旅セット
2000年にトイザらス限定品として発売されました。 今でこそトイザらス限定品の評価は大変高い物であり、中古市場においても高値で取り引きされる事が多々あるのですが、この商品においてはありふれたレイアウトに当時のレギュラー情景部品であった『洗車場』、『ニュー踏切』、『トンネル』を組み込み、付属車両においてもこれまた当時のレギュラー商品の『ライト付きD51機関車』という、全く特別感は無い商品となっております。 一方で商品名の『○○の旅セット』に関しては後のセット商品に流用されており、今後のプラレールのセット商品を模索する上では成功と言えるでしょう。
プラレール トミー 2000円特別急行つばめ
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エボルタ電池鉄道99系
2014年10月中旬〜2015年2月15日まで行われていた『エボルタチャレンジ!廃線1日復活キャンペーン』のプラレールコース当選品として、5000名に配布された車両であります。 実車はパナソニックによって行われた『エボルタチャレンジ2014』というイベントの一環で、パナソニックと秋田県立大学が共同で制作した車両でありまして、2014年11月2日にはエボルタ単1電池99本で廃線となった小坂製錬小坂線の旧雪沢温泉駅付近から、約8.5km先の旧御成町踏切までを地元の小学生ら10名を乗せて走破しております。 因みに当該車両には車両の他にエボルタ電池1本が付属していたようです。
プラレール タカラトミー 800円特別急行つばめ
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ファミリーりょこう サロンカー
1984年〜1987年に発売されていた車両であります。 1980年代に突入すると国鉄は財政難を理由に新車開発には消極的となり、モデルにする車両が無い事からトミーは「ネタ切れ」状態となってしまい、特に1983年〜1984年の間プラレールは「冬の時代」と呼ばれる生産数が極端に少ない時代に突入してしまいます。 当該車両はそんな冬の時代唯一の新規金型の車両でありまして、同世代の車両に165系金型を使用した『おどりこ号』や『通勤特急』等明らかな手抜き車両が多く蔓延る中、当該車両はEF65金型の流用品ではあるもののプラレール唯一のEF64が牽引機として抜擢されている他、付随車の12系客車にはプラキッズのご先祖様であるファミリー人形を乗せて走らせる事が出来るというギミックがあり、とても冬の時代とは思えない程の完成度の高さであります。
プラレール トミー 4300円特別急行つばめ
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リニアモーターカー
1990年〜1997年まで単品で発売されていた車両であります。 当該車両はMLU00X1をモデルに制作された架空車両でありまして、当該車両こそプラレールにおけるリニアモーターカーの原点であります。 当該車両では、浮上式鉄道という事を再現するために車輪がクリアカラーになっている事が一番の特徴であり、見ていても面白い車両なのですが残念ながら当時からあまり人気は無かったようで、廃盤から25年以上が経過した今でも案外安値で入手出来ます。 また当該車両の金型は後に様々な車両に流用されており、今でもブルーストリームに金型が流用されております。
プラレール トミー 1200円特別急行つばめ
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貨車がいっぱい操車場セット
2001年にレール付きのセット品として発売されました。 当該商品はプラレール史上初のEF66の旧更新色の他、急行便の郵便車やコンテナ特急たから号のヨ5000と思われる車掌車、無蓋車のトキ25000など子供向けとは思えないようなマニアックな車両が大量に付属したセットとなっております。 また当該商品は後のいっぱいつなごうシリーズに通ずる物がありまして、基本的に3両編成であるプラレールを長大編成にして遊ぶという、今ではありがちな遊び方を提言した立役者的商品でもあります。
プラレール トミー 1500円特別急行つばめ
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TVで遊ぼう!ぼくはプラレール運転手
2000年に発売された20世紀におけるコントローラー系プラレール車両の集大成的存在の車両であります。 赤外線を用いて車両を遠隔操作する技術は既に10年以上前から確立しており、コントローラーの機能も先代の未来のぞみGO等とあまり変わらないのですが、当該車両は新たにカメラ機能が追加されておりテレビにコントローラーを接続する事で、車両に搭載されたカメラで前面・後面展望を楽しむ事が出来るという非常に画期的な車両であります。 また当該車両は0系新規金型の第1号でありまして、後に製造される0系のディテール向上に大きく貢献しました。
プラレール トミー 1500円特別急行つばめ