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第249列車 週末溫泉列車乗車證(見本)
第249列車 週末溫泉列車乗車證(見本)です。 仕事を終えた土曜日午後から箱根温泉に行って1日を過ごす観光客に向けて、ロマンスカーの前身ともいうべき新宿〜小田原間ノンストップ運転の週末温泉列車が、S10(1935).6.1に登場しました。 新宿13時55分始発→小田原15時25分終着(毎土曜日運転) 翌日曜日の上りにはノンストップ列車は無く、日曜日のみ運転の急行246列車 小田原19時30分始発→新宿21時03分終着、が用意されていました。 車両はデハニ101形、デハ121形のセミクロスシート車が使用され、定員制(200名)で特別料金はありませんでした。 本アイテムは、その定員制往復乗車切符の見本と思われ、殆ど見た事の無いレアなものです。往路は箱根登山電車の駅まで利用でき、帰路は246列車に限らず出発日共4日内に新宿までの駅に一度乗車できる仕様です。 また、週末温泉列車はS12.7改正で新宿15時05分始発となっているので、それまでに作成されたものと思われます。 週末温泉列車は、太平洋戦争突入によりS17.1に廃止されてしまいました。 #切符 #鉄道 #ロマンスカー #週末温泉列車
切符 C型 1925年-1927年Bun & Pun
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第102列車 特急「燕」(S18.6.1)旧2等特別急行券
つばめマークが押印された、第102列車 特急「燕」(S18.6.1運転)旧2等特別急行券です。 大阪13時00分始発→東京21時00分終着 戦前の優等列車を代表する第11、12列車 特急「燕」(東京〜神戸)は、昭和17(1942)年11月15日の戦時陸運非常体制実施に伴う改正で第101、102列車に変更されました。更に翌年2月15日の改正で優等列車が大幅に削減される中で東京〜大阪間運転に短縮されています。そして遂に同年7月1日に特急が廃止され「燕」名称は消滅しました(第1種急行となる)。 本アイテムはその1ヶ月前に運転された時の切符です。 本来なら10号車は展望車スイテ用の1等黄色地紋の券だと思いますが、本券が青色地紋の2等なのは戦時非常体制実施の為、スロだったのでしょうか。 写真5枚目:本アイテムを収納していたYAMATO HOTELのチケットケース #切符 #鉄道 #燕 #特急
切符 A型 1943年Bun & Pun