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バンブルビー
原題: Bumblebee マイケル・ベイ版の「大盛りの上に野菜アブラ増し増し」なところを一切省き、たった一体のサイバトロンと二体のデストロンだけで作られたドラマ。結果的に、実写版トランスフォーマーの中で、一番判りやすく、心動かされる映画になりました。いやーええもんみた。 パンフは真ん中ホチキスとじの普通の体裁ですが、中身は文字ぎっしり。やっぱり皆さん、マイケル・ベイ版には色々言いたいことがあったようです。
ビートル映画 監督 トラヴィス・ナイト 800円 映画館BLACK
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ハンターキラー 潜航せよ
Hunter Killer これも、「どうしてこうなった」映画なんですが。答えはパンフめくれば判ります。ほら、潜水艦映画なのに、「泥にまみれる特殊部隊」がクローズアップされてるじゃないですか。そんなありがちな話をみにきたんじゃねぇんだけどなあ。 本題のはずの潜水艦(の中)の描写も、なんだかどっかで見たような話ばっかりだし、腹を撃たれて海に(海水冷たいぞ)落ちたひとが半日以上生きてたり、その後で走りまわったり、ああやっぱりガバガバですな。
どうしてこうなった。 監督 ドノヴァン・マーシュ 800円 映画館BLACK
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スパイダーマン: スパイダーバース
原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse このミューゼオの紹介でも「いろんな世界のスパイダーマンのパンフレット」を紹介しましたが。「いろんな世界」があることを前提に作っちゃった映画。企画だけ聞いたら「楽屋落ち?」てな感じだったけど、実際にみてみたらどうしてどうして。なるほど、アカデミー賞も納得。 パンフレットは普通の大きさの真ん中ホチキスどめ。情報よりもビジュアル優先。個人的には、「日本のアニメ」リスペクトのペニー・パーカーをもちょっと載せてほしかった。
再二次元化 監督 ボブ・ペルシケッティ 880円 2019年4月BLACK