-
源氏物語 千年の謎
2011年? もっと前の、角川映画全盛期の作品かと思った。人間の記憶なんていい加減だ。(いや、だってそういうカドカワスメル満載の映画なんだからしょうがないよ) で。パンフレット。真ん中二つ折りではあるものの、ツヤを消した上品な紙とフルカラー印刷。ひたすら俳優やセットや衣装をキレイに見せてる。表紙には、家紋? モノグラム? の模様が盛り上げ印刷。凝ってるなぁ……あれ? ひっくり返してウラ見たら(同じ紙の同じ面なのに)家紋の加工がないぞ? なるほど。確かに「全盛期」ではないな。
コスプレショー 監督 鶴橋康夫 700円 映画館BLACK
-
Paradise Kiss パラダイス・キス
美男美女がなにやらきらきらひらひらした衣装をきて画面をうろうろするのを眺めて楽しむ映画。だって、北川景子が最初から美人なんだもの。「衣装で化ける」もしくは「衣装を引き立たせる」ことが全然再現されてない。美人は罪だ。いや、それでもそのお顔をじっくり拝めるので文句ありませんが。あと、加藤夏希も美人だけど出番少ないぞ。メビウス君も「美人」役で出てるぞ。それから、脱ぎっぷりのいいかでなれおんも出てるけど、さすがに脱いでない。あ、感想が役者の話ばかりだ。 パンフはもう表紙からしてきらきらの宝石いっぱい。ただし、中身はつやつや紙じゃない。おおい、ここをケチる? あと、せっかくなら美男美女をもちょっと大きく載せてほしかった。 キャストスタッフは全員掲載。「衣装協力」のリストがえらい長い。
コスプレショー 監督 新城毅彦 700円 映画館BLACK
-
猿の惑星: 創世記
原題:Rise of the Planet of the Apes 2001年のティム・バートン版ではなく、1968年のオリジナルの直接の前日談。猿が知性を進化させるきっかけを描く作品。何より、モーションキャプチャーという新しい技術を生かした猿の演技、特にアンディ・サーキスのそれが素敵。 パンフもそのアンディ・サーキスについて2ページ割いて記事を書いてる。あと、オリジナルの20世紀シリーズについても解説アリ。
動物もの 監督 ルパート・ワイアット 600円 映画館BLACK
-
塔の上のラプンツェル
原題: Tangled ディズニーの長編映画50作品目、にしては、微妙に力入って無い感じ。メインヒロインの声優に中川翔子ってのも、いや、悪くないってぇか、すごくよかったんだけど。でも「宣伝はしょこたん自分でやってね」感があるんだよなぁ。 振り仮名まったくなしで、大人向けなパンフ。小さめで、表紙にもウラにもヒロインの顔なし。いや、こんな王道の作品で、そんな小細工せんでも。一応、折込で「50作のあゆみ」に触れてるのがかろうじてスペシャル感かな?
ディズニー 監督 バイロン・ハワード 600円 映画館BLACK
-
毎日かあさん
ご存知サイバラのコミックを、なんと小泉今日子&永瀬正敏の(元)リアル夫婦で実写化。 サイバラが鴨ちゃんを怒鳴りつけるシーンとか、もうこれ、ああ、リアルでもこんなんだったんだろうなと、ちょこっと胸が痛い。 それにしても。キョンキョンは歳をとっても可愛いな。パンフレットもいろんな表情の彼女が載ってます。 最後のページは海を見つめる3人をバックに、キャストスタッフ全員掲載。切なさがこみ上げてくる光景。
ダメオヤジもの 監督 小林聖太郎 700円 映画館BLACK
-
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2 長く続いたハリーポッターの完結編。完結編なのに「パート2」ってのは、原作の完結編の要素を沢山入れたら長くなっちゃったからだとか。 少年少女を主役にして、長いシリーズ物を作ると、顔が変わっちゃったりしますが。パンフレットをご覧下さい。3人とも、実にりりしい、戦士の顔に成長しています。「顔が変わる」ことも視野に入れた映画化だったとしたら、これは大成功なんじゃないでしょうか。
魔法使いモノ 監督 デイビッド・イェーツ 800円 映画館BLACK
-
ワイルド・スピード MEGA MAX
原題: Fast Five しかし何だ。このシリーズ、最初の日本公開の時に「ワイルドスピード」って邦題をつけたのは大正解でしたね。これなんか「ファーストファイブ」じゃ絶対に何だか判らない。 中身はワイルドスピードです。いやワイルドスピードだからワイルドスピードなのは当たり前だけど。ニッサン党としてはハコスカの登場が嬉しいね。でも、南米に持ち込まれたS20なんて、どやってメンテしてるんだろう? パンフはオッサン>車>>女の子。もっと女の子の分量多くしてもいいような。
公道GP 監督 ジャスティン・リン 600円 映画館BLACK
-
アンストッパブル
Unstoppable いや、パニック映画としてよく出来てるとは思うが。登場人物の誰か一人が「仕事中の私用電話」をやめれば防げたんじゃないか? 鉄道員からフータースの店員まで、どいつもこいつも私用電話しまくり。そりゃ色々見逃すって。 パンフ、使われてるのは写真?CG? 浮いてる内側の車輪から火花が散ってるのはなんか変じゃないかしら。
鉄おも 監督 トニー・スコット 600円 映画館BLACK
-
エンジェル ウォーズ
原題: Sucker Punch 美少女がセーラー服着て戦う。日本刀と銃を持って。それなんて日本アニメ。モビルスーツとかガトリング砲持った鎧武者とか出てくる。それなんて日本アニメ。 ただし。色合いが全然カラフルじゃない。てか、白黒映画をみせられたかのよう。好き嫌い分かれそう。私はダイスキですが。 パンフ、横長で、情報量少なめ。ちょっと物足りないと思ってたら、中にオフィシャルブックの広告が。エンジェルたちをスミからスミまで堪能したければ、そっちを買ってねってことか。
セーラー服美少女戦士 監督 ザック・スナイダー 700円 映画館BLACK
-
とある飛空士への追憶
The Princess and the Pilot 絵は可愛らしい、役者は上手い、世界観は素晴らしい、飛行機はカッコいい。なのに、ああなのに。「隠密作戦に出発するパイロット」の激励会を街の酒場でやるガバガバなシナリオ。この世界にはスパイはいないのか。もちょっと何か、こう、ま、いいや。 パンフ、製本してあって、表紙の紙も上質なもの。ただ、情報量は少なめ。
どうしてこうなった。 監督 宍戸淳 800円 映画館BLACK
-
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
キャッチコピーは「世界よ、これが日本のヒーローだ!!」 ↑「日本の」というか。石森氏の産んだヒーローってことなんだけど。しかし、一人でこんだけ考え出したってのも、またすごい話で。 パンフは大判。横長。真ん中の見開きは1号、2号。前半はルビつきの大きな文字で子供向けの構成。後半は小さな文字で、かつて子供だったファン向けの構成。子供向け映画のパンフレットにはよくある構成だけど、文字の大きさは、子供向けと同じくらいにしてくれんかなあ。読むのが辛い。 あと、この作品「二万回斬られた名無しさん」こと福本清三先生が出演なさってます。さて、どこでしょう?
ヒーロー大集合 監督 金田治 700円 映画館BLACK
-
猿の惑星: 新世紀
原題:Dawn of the Planet of the Apes シリーズモノになると、最初はどんなに面白くても、どんどんダレてきちゃうものですが。こいつはちょと違う。「互いに平和を望んでいるのに、どんどん悲劇を呼び寄せてしまう」あたりをきちんと描いてる。面白いけど、ただ、「別に猿でやらなくてもいんじゃね?」と思わなくも。パンフ、真ん中の見開きページがこの映画のテーマを表してて素敵。
二作目なのに傑作 監督 マット・リーヴス 不明 映画館BLACK
-
X-MEN: ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class 「若い頃」を若い俳優でやろうってのは、そらもう、ごもっとも。というか、若い俳優でしかできないよね。でも、若い俳優ってのは、えてしてその、あー、まあ、実力というかオーラというか、いやまあその。なので、映画はまあその。この映画の直接の続編では、ヒュージャックマンその人を出しちゃったのが色々と納得。 パンフもまあその何だ。
X-MEN 監督 マシュー・ヴォーン 不明 映画館BLACK
-
SUPER8/スーパーエイト
Super 8 スピルバーグとJJ。なのに、なんでこんなに(検閲)。ほら、パンフレットすら、何をビジュアルにしていいか判んなさそう。真ん中の見開きは大人数で誰に注目していいかわかんないし、監督二人の写真を1ページで使ってるし。
どうしてこうなった。 監督 J・J・エイブラムス 不明 映画館BLACK
-
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
原題: The Three Musketeers まー。実写化の定番作品ですよねー。きっと、今後も繰り返し実写化されるでしょう。 NHKのアニメ三銃士を知ってる(のりPが主題歌だったアレな)身としては、ミレディ(の上半身の一部)がどんな谷間なのか大変に興味があるんですが。ああ、ミラさんですか。パンフでは丸ごと1ページ使ってピンナップのせてるけど、まあその、フラットですよね。あ、そもそも監督がバイオハザードのひとか。
三銃士モノ 監督 ポール・W・S・アンダーソン 不明 映画館BLACK