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ドリームガールズ
原題: Dreamgirls モータウンの女性グループ、シュープリームスをモデルにした作品。実在の人物と名前が違うのでちょっと混乱する。あれか、大石内蔵助と大星由良助みたいなもんか(違)。 どうせハリウッド化するなら、弁護士チームがごり押しして、本物の名前と曲でやればいいのに。と、思ったけど、そもそもこの「ドリームガールズ」ってドラマに原作舞台があるのか。そら仕方ない。 パンフレットは正方形に近い形。キラキラ表紙。表紙をめくるとゴールドディスクの写真が。どうせなら、完全にレコードジャケットのサイズにすればよかったのに。劇中使用曲リストあり。
歌って踊って恋をして 監督 ビル・コンドン 600円 映画館BLACK
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DOA/デッド・オア・アライブ
原題: DOA: Dead or Alive 「B級」って、パンフレットに自分で書いちゃうような映画。でも好き。水着の美人女優がゲームのようなアクションをひたすら(でもないか)やってくれるんだから、とりあえず拝んでおこうよ。あと、日本人役のデボン青木は、あー、まぁ、うん、「あちらの目で見ると、日本人はこう見える」ってのがよくわかるよね。 で、その自虐パンフレット。薄い真ん中折りのつくり。なにせ500円。でも、全ページカラーで、極力女優さんを掲載しようとしてくれます。それも、宣伝用のスチール写真じゃなくて、映画の一コマがたくさん。ビーチバレー楽しそうだな。
格ゲー 監督 コリー・ユン 500円 映画館BLACK
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主人公は僕だった
原題: Stranger Than Fiction 歯磨き粉出し過ぎじゃね? と思ったのはこの映画だっけ? 何より「主人公」のモブ感がすごいよな。よくもまぁ、これだけ「どこにでもいる人」っぽく作り上げたもんだ。おかげで、ほかのキャラが光る光る。 パンフレットも「どこにでもある」感じ。いや、ふつうよりちょっと地味目の紙で、印刷もキラキラ感を抑えてあって、意図して「地味」に作ってある。なるほど。
シンデレラ 監督 マーク・フォースター 600円 映画館BLACK
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ゴーストライダー
Ghost Rider どくろの仮面をかぶってバイクで現れる、ってぇとわが朝の「仮面ライダー」(の元になったアイデア)ですが。合衆国にはこんなヒーローがいたのか。逆に、コレがあるから、ハリウッドは「仮面ライダー」を買いに来ないのかしら。 それはそれ。ニコラスケイジって、ヒーローものには、ああ実に似合わないねぇ。パンフレットで精いっぱいかっこいい写真を使ってるんだけど。ほら、平日はサラリーマンのおっさんが、日曜にイキってハーレーに乗ってツーリングしてるようにしか見えない。 あと、今の今まで知らなかったけど、続編(話は続いてないらしいけど)もあるのな。製作費半分くらいの。
リーマンショック被害者の会 監督 マーク・スティーヴン・ジョンソン 600円 映画館BLACK
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マリー・アントワネット
Marie-Antoinette 最近では「パンがないなら~」は他の人の発言だとか、ブリオッシュ(お菓子)はパンより安かったとか、お菓子にかけてる税金を下げろという意味だ、とかいろいろ言われてますが。 この映画はそのあたりには耳ふさぎ、ひたすら華麗な彼女の生活を描写してます。そういう「所説あります」は別の映画でやってくれ、と。 パンフレットは横長。全部カラーページ。どこを開いてもキルスティンがいる。それでOK。
コスプレショー 監督 ソフィア・コッポラ 600円 映画館BLACK
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スパイダーマン3
Spider-Man 3 サムライミ版3作目。てか、ここで終了。この後「アメイジング」で仕切り直し、と思いきや「アメイジング」は2作で終了。その次にはアベンジャーズに組み込まれて再登場、と。いいねぇ。いろんな人がいろんな解釈で作れるのは。 で、パンフレット。表紙と見開きにどちらも黒いスパイダーマンが。「主役は誰なのか」をはっきり主張しています。でもって、「救われる美女」の写真はキルスティンじゃなくて、ブライス・ダラス・ハワード。ほほう。
マーベル 監督 サム・ライミ 600円 映画館BLACK
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TAXi4
原題: Taxi 4 楽しい楽しいタクシーのお時間。初期シリーズ4作目。でも、このあとしばらく休止状態になるんだけど。 レギュラーでは、マリオン・コティヤールが欠席。アカデミー賞女優はギャラが高くなりすぎたか? 逆に署長は今回も無駄にハッスル。まぁいいってことよ。 パンフレットは縦長。表紙とウラはモナコの青い空かな。この青空をバックに白いプジョーが走り回るんだな。なるほど。
フランス映画 監督 ジェラール・クラヴジック 600円 映画館BLACK
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世界最速のインディアン
The World's Fastest Indian 無駄に行動力のあるジジイが、お人よしな人々の力を借りて何事か成し遂げちゃう話。「若者が」ならよくある話だけど、ジジイ、それも人を食いそうなアンソニー・ホプキンスってあたりがおもしろい。実際、劇中で人を食う(比喩)しな。 パンフレットは、そのインディアンの塗装そのまんまの赤と黒が表紙。横長で、そこここにジジイの詩が綴ってある。ざらっとした感じの紙と印刷が、これもまた、ジジイ。
プロジェクトX 監督 ロジャー・ドナルドソン 700円 映画館BLACK
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サーフズ・アップ
原題:Surf's Up イワトビペンギンは、一時期日本でも流行りましたね。整髪料のCMだったかな? この頃のCGアニメは、(意図していなくても)「ほらここまで細かく描けるんだぞスゴイダロウ!」的な部分が見え隠れしてます。てか、見えすぎてドラマの邪魔だったりも。 パンフは極力「どうだスゴイダロウ」を引っ込めて、普通の実写映画と同じようにただ写真を載せるだけです。それで正解。 今気づいたけど、パンフ、ルビ打ちのページがひとつもない。最初から子供はターゲットにしてないのか。
波乗り映画 監督 アッシュ・ブラノン 500円 映画館BLACK
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フライボーイズ
Flyboys 複葉機って、絵になると思うんだがなあ。複葉機映画って、いまひとつメジャーにならない。おまけに日本じゃ、宮崎ハヤオっていう空中戦映画の超大家がいるし。 せっかく複葉機を主役にすえたのに、いまひとつ盛り上がらずに終わっちゃいました。 パンフ、その複葉機のビジュアルが一杯。もちろんそれで大正解。
ひこう少年 監督 トニー・ビル 600円 映画館BLACK
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椿三十郎
2007年のリメイクの方です。黒澤&三船に挑んではみましたが、ってやつだ。まあその、元の話の構成が面白いから、誰がやってもそこそこの面白さにはなるよね。(失礼な) パンフ、ちょっと厚め。情報量多し。ただし、中のほうで見開き2ページ使って角川(製作総指揮)氏が長々となんだか語ってる。撮影で誰がボスだったのかがよく判る。
ちゃんばら 監督 森田芳光 600円 映画館BLACK
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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
SUKIYAKI WESTERN DJANGO 「タランティーノのジャンゴ」には二種類あって、一つは「タランティーノ監督」の『ジャンゴ 繋がれざる者』。これはえらいこと評価が高い。そんで、もう一つがここに紹介した「タランティーノ主演」の「三池崇史監督 ジャンゴ」。こちらの評価は、まあその。 タランティーノが「山のように作られた安い日本映画」がダイスキで、愛してやまないことはよく知られてます。で、「自分も日本映画に出てみたい」と思ったんでしょうなあ。だからといって、「安っぽい」ところまで真似しなくたって。 パンフの写真をいくつか見るだけで判るけど、出演者の衣装がえらいこときれい(汚されてるけど「絵の具でさっき汚しました」って感じ)だったり、血糊の赤がとても鮮やかで、全然血にみえなかったり。銃なんか「昨日初めて使いました」ってくらいに新品だ。 そういう映画を作りたかったのかなあ。そうなんだろうなあ。
タランティーノ 監督 三池崇史 700円 映画館BLACK
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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記
原題:National Treasure: Book of Secrets 合衆国の映画なのに「ナショナル」な「お宝」と疑問符だらけの映画でしたが、それでさらに二作目です。えー。何がお宝? ああ、リンカーン関連。まあ、そりゃお宝か。 パンフ、ごく普通の作りなのに、映画の内容から想像されるより、はるかに文字数多し。もっとも、ニコラス・ケイジ主役なんで、画像メインってわけにはいかないんだろうけど。そこまで文字数を費やさなければ「アメリカのお宝」についてイイワケできなかったのか、ゴールデンラズベリー賞ノミネートのフォローをしたかったのか。
パート2もの 監督 ジョン・タートルトーブ 600円 映画館BLACK
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スターダスト
Stardust あーあれだ。「○○の××な▲▲」的なファンタジーだ。と思ったでしょう。ええ、そのとおおおおりでした。原作は小説だそうな。わざわざ映画化したんだから、ヒロインはもっと美人を使えば(検閲)。 パンフ、あんまり力入ってません。誰がヒロインなのやら。
ウツロのファンタジー 監督 マシュー・ヴォーン 600円 映画館BLACK
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アース
Earth この手の映画は、いかにして説教臭くしないかを競うもんだと思ってましたが。やっぱりどうやっても説教臭くなるんですねぇ。途中から「あーはいはいもう判ったからいいよ」ってなった覚えが。もっとも、映像はちゃんとキレイなんですが。 パンフもきれいな印刷。 真ん中見開きにはWWFのアドレスが。なるほど。
NHKスペシャル 監督 アラステア・フォザーギル 600円 映画館BLACK