-
ラスト サムライ
「ラストエンペラー」の次はラストサムライ。うぃきったら「2003年のアメリカの叙事詩的時代劇アクション映画」って書いてあった。そらそうだけど。属性山盛りだなぁ。 あれから20年ですか。これ以降、「ハリウッドのサムライもの」が増えるかと思ったけど、ぜんぜんそんなことなかったね。撮影が難しいからかしら。 パンフレットは真ん中二つ折り。でも表紙が斜めの紙(どうやって製本したんだろう?)に印刷されたトムクルーズ。「日本人でもない。西洋人側でもない」、主人公の斜めに置かれた状況を表してます。それ以外にも和紙っぽい紙の折込みで「武士道とは」と書かれていたり、主要キャラは大写しできれいな印刷だったり、かなり手が込んでます。お。「2万回斬られた名無しさん」こと福本先生と、「シン仮面ライダー」池松壮亮が並んでるショットがあるぞ。(そして、キャストには「ZX」菅田俊。)持ってて楽しい一冊です。
ケビン・コスナーもの 監督 エドワード・ズウィック 800円 映画館BLACK
-
ブルース・オールマイティ
Bruce Almighty 2020年の今から振り返ると、「誰にでも宝くじをあてる」ってのは「合衆国の国民皆保険」への布石だったのか(違います)。それをやったのが黒人のオバマ氏だってのがまた(違うってば)。 パンフレットはちょっと小さ目。グラビア紙使ってなくて、ちょっと予算不足な空気。本国ではこの映画、大当たりしたのにな。もっとも、予算が山ほどあったからといって、掲載するネタも思いつきませんが。
魔法使いモノ 監督 トム・シャドヤック 600円 映画館BLACK
-
ミシェル・ヴァイヨン
Michel Vaillant 原作がコミックってことで、現実のルールを知ってるといろいろツッコミ入れたくなりますが。それでも、パノスというFRビッグマシンがじっくり見られるのはこの映画だけ。ほかにも車と女優は出し惜しみなしです。 パンフレットはごく普通の体裁。表紙からして赤と青の激突です。かっこいい。あ、ヒロイン役は「ディアーヌ・クルージェ」表記なんだ。ダイアン・クルーガーと同一人物だと知ったのは後になってから。 写真たくさんなパンフレットだけど、大事なマシンの紹介はなし。パノスはかなり個性的なマシンなのにな。
フランス映画 監督 ルイ=パスカル・クーヴレール 600円 映画館BLACK
-
バリスティック
原題:Ballistic: Ecks vs. Sever レイ・パークが出るってぇからみにいったのに。レイ・パークは他に「X-MEN」にも出てますが、あっちは一瞬かっこいいところを見せたのに。 えーと。パンフレットは普通のサイズ、普通のつくり。文章の配置が妙に昭和くさい。平成も15年の作品なのにな。 そして、パンフレットにも、やっぱりレイ・パークは出てこない。写真わずか1コマ。それも小さく。なんてこったい。先にパンフレットを買っていたら「ははーん。こういう扱いなのね」と本編みなかったもね。
刑事物 監督 カオス 600円 映画館BLACK
-
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
Charlie's Angels: Full Throttle おや。英語でもフルスロットルはフルスロットルなんだ。タイトル通り、旬の女優3人がやりたい放題に磨きをかけた映画。いいんだよこまけえことは。美人(いやまぁイロイロ意見はあるでしょうが)がきゃいきゃい騒いでるのを眺めるだけで楽しいんだから。 パンフレットも大きなサイズで、写真山盛り。ページ数も多目。表紙と裏表紙と折り込みがつながってて、広げるとエンジェルのお尻が三つ並ぶなんとも素敵な構成。
コスプレショー 監督 マックG 800円 映画館BLACK
-
トゥームレイダー2
Lara Croft Tomb Raider: The Cradle of Life キャラの魅力と役者の魅力の相乗効果で楽しさ大爆発だった1作目。じゃあ2作目は。 いや、割と予想通りに「質は高くなったかもしれないが、面白いかと言うと……ごにょごにょ」になってました。まぁそんなもんだ。2作目が1作目より面白いことの方が少ないんだから。 パンフレットも普通のつくりながら、折り込み入れたりして、極力キャラの魅力を伝えようとはしてくれてます。が、キービジュアルが「銀色ぴたぴたの全身スーツ」では、ララクロフトの魅力は半減。
コスプレショー 監督 ヤン・デ・ボン 600円 映画館BLACK
-
ソラリス
Solaris こう、せっかく名作に挑戦するなら、もっとカラーを変えればいいのに。「今度は戦争だ!」とまではいかないにしろさ。結局、この作品も、体調悪いときにみると睡魔との闘いになっちゃう。 パンフレットは横長。字ばっかり。なのに700円(高っ!)。その字数を使って、この映画が、いかに原作やタルコフスキー版と違うか、てことを力説してます。パンフでそうやって力んでるってこた、受ける印象はあんまりかわんねぇってことなのか。
侵略しない宇宙人 監督 スティーブン・ソダーバーグ 700円 映画館BLACK
-
シカゴ
Chicago きれいな女優さんが歌って踊ってリチャードギアの周りに群がる映画。サントラがかっこよくてその場で買った覚えがある。後から女房がDVD買って来たけど、私のサントラより安かったのが微妙に複雑な心境。 パンフレットは大判。写真も大型。こんだけ大きい写真でも美人は美人すげー。
歌って踊って恋をして 監督 ロブ・マーシャル 800円 映画館BLACK
-
マトリックス リローデッド
原題:The Matrix Reloaded これが2作目。一作目と同じ大型。でもちょいとページ数が増えてる。価格も100円増し。ひたすらおしゃれを追求してますなー。その中でも、モニカ・ベルッチは別格。一人だけ白い服で1ページ丸まる使った写真。あと、やっぱりオシャレ優先で字が読みにくい。ま、それもこの映画の一部。
サイバー空間もの 監督 ウォシャウスキー兄弟 900円 映画館BLACK
-
マトリックス レボリューションズ
原題:The Matrix Revolutions うぃきぺでぃあ見てみたら、監督は「兄弟」になってた。よかった。過去は改変されてなかった。 色々あったマトリクスの完結編。商売的にはまだまだイケたかもしれないけど、これでチョンと終わらせたのは大したもの。 パンフレットは大型サイズだけど、実は前2作と変わらない大きさ、つくり。それもまた、日本で配給した人の見立てが正しかったことを示してる。 ただし!「おしゃれ感」優先で、字が小さいぞ。あれから20年近く経った。当時この映画に夢中だった人でも、もう読めない人も多かろう。
サイバー空間もの 監督 ウォシャウスキー兄弟 800円 映画館BLACK
-
TAXi3
TAXi3 楽しい楽しいタクシーの時間。でも、3作目となるこの作品は、制作費増えたのに「いったいどこに使ったんだ?(冒頭のあのスーパースターでしょ)」ってカンジで、ちょいと盛り上がりどころがわかりません。あと、白いプジョーを白いアルプスに持ち込んだもんだから、どこにいるのかさっぱりだったりする。 パンフレットも白い表紙、白い裏表紙。縦長の変形版。情報量少ないけど、TAXiだからこれで十分。
フランス映画 監督 ジェラール・クラヴジック 600円 映画館BLACK
-
レッド・ドラゴン
Red Dragon 「羊たちの沈黙」を映画館で見逃した私。しまったしまった。ハンニバル・レクターものはチェックしておかなくては、とこの作品は映画館に足を運びました。が。まぁその。 パンフレット、薄くてごく普通のつくり。あの「羊たち~」と同シリーズとはとても思えない扱いの悪さ。が、まあ、そんなもんか。裏表紙は実はネタバレ。背中の彫り物だよね、これ。
名探偵、皆を集めて「さて」と言い 監督 ブレット・ラトナー 600円 映画館BLACK
-
デアデビル
Daredevil マーベルなのに、確かこのひと、アベンジャーズに呼ばれてないよね? いや、画面の片隅くらいにはいたかも。でも、光線出したり雨を降らせたり、ひと蹴りで敵を空高くふっとばす、といった「絵になる」活躍ができないから、目立ちようがないか。 で、その地味なヒーローを映画化してみたのがこの作品だけど。うーん。見所は、雨の日に彼が彼女の「顔」を水滴で思い描くところくらい? 他に映像にして楽しい場面があったかというと。まぁその。 パンフレットも、ごくごく普通のつくりで、とりたてて変わったところなし。「コスチュームのデザインに8ヶ月かけた」とか書いてあるけど、え、そんなすごいデザインなのかこれ? 見えないところにこだわってるの? 盲目のヒーローだけに?
実写化 監督 マーク・スティーヴン・ジョンソン 600円 映画館BLACK
-
座頭市
2003年に製作されたビートたけし版ですね。スクリーンのそこここから「時代劇とか勝新とか、身構えるこたねぇんだよ。こんなん、適当につくっちゃっていんじゃねぇか」っていうたけしの声が聞こえてきそうな作品。許せない人には絶対許せないだろうけど、「時代劇で育ってない」世界、世代のひとなら、「これはこれで面白い」と思ったかも。 逆に、パンフレットはきちんと製本されたぶ厚い「本」。情報量めちゃ多し。こんなとこまで型破り。
座頭市 監督 北野武 800円 映画館BLACK
-
キル・ビル
Kill Bill: Vol.1 これは面白かったなあ。「元ネタありき」ではあるものの、元ネタ知らなくても面白いし、元ネタ知ってから鑑賞するとまた違った味が楽しめる。大量の情報をリズムよく叩き込む快楽映画だ。 パンフもきっちり製本した厚い造り。こちらも情報満載。2003年で800円はちょい高めだけど、読まないのはもったいない。
腐敗と自由と暴力の真っ只中 監督 クエンティン・タランティーノ 800円 映画館BLACK