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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
Back to the Future Part III こちらも三部作のシメ。終わってみたら、ドクの成長物語でした、と。でもそれでよし! 何度も見たくなるシリーズだね。 公開は1990年。30年経っても続編が作られない(アニメ版がちょこっとあるらしい)のは、終わり方の見事さを表してるような気がする。未来は白紙なのだ。 パンフレット、当然ちゃ当然だけど、まだ昭和の香りが。パンフレットの裏側はまるごと広告ページ、それもマーティ本人が劇中衣装で出ちゃってる。贅沢な広告だな。で、その広告でうたってるのがホンダのインテグラ。残念。車なのに、デロリアンじゃなかった(無理)。 あと、エンドロールが全部載ってるけど、中の方のページなのが珍しい。
大団円 監督 ロバート・ゼメキス 400円 映画館BLACK
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アンタッチャブル
The Untouchables ちょっと時系列の記憶があいまいだったので、うぃきってみたら「ケビン・コスナーは、この作品でハリウッド・スターの仲間入り」てなこと書いてあった。あら。有名になってからの作品かと思ってた。パンフレット中にもあるけど、「黒板のまえで腰に手を当てて目を開いたまま何か思案している」ポーズ、この頃から完成してたのね。 最近の合衆国では、炭酸系のドリンク(コーラとか)に税金かけようって動きもあるそうで。国民の肥満抑制ってタテマエだそうな。禁酒法の再来にならなきゃいいけど。 パンフレットはちょい薄め。でも年代を考えたらこんなもんか? えーと、奥付には昭和62年とあるな。昭和だったか。表紙はその「スター」になったケビンコスナーがこっちに銃を向けてるポーズ。かっこよろし。真ん中見開きは、階段と乳母車とショットガン。なるほど。
プロジェクトX 監督 ブライアン・デ・パルマ 400円 映画館BLACK
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2010年
原題: 2010: The Year We Make Contact 中身は全然「2001年」とは違うんだけど、「2001年への挑戦」って意味では、ジャンル分けを「2001年もの」にするしかないなぁ。 挑戦が成功したかってぇと。この後の「2061年」「3001年」が映像化されてないってことで、あぁそういうことかと。 原題が見たことない文字列。あれ? と思ったら、ちゃんとパンフレットの表紙にも書いてあった。あんなに楽しみにしてた映画なのに。見たいとこしかみてなかったのか。 パンフレットは普通サイズ。ってーか、このパンフレット、どこ開いてもネタバレだぞ。まず、表紙をペラとめくると、いきなりモノリスに食われてる木星と、ディスカバリーとドッキングしてるレオ―ノフの絵だ。どっちもこの映画のクライマックスなのに。いいのかこれ。「ネタバレ注意」の表記もなんもない。いや、当時はこういうパンフが多かったような気がする。それこそ犯人の名前書いちゃうようなのが。逆に、現代が過剰に気を使いすぎなのかな。
2001年もの 監督 ピーター・ハイアムズ 400円 映画館BLACK
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BODY/ボディ
「BODY、みてきたよ」「まぁ、どんな?」とか。100万回使われたダジャレはこっち置いといて。 えー。「クラッシュ」のときは「痛そうだけど判る」だったのに、今回は「痛そうだから戦意喪失」になっちゃうのは何故なんだろう。人の性癖は奥深い。 パンフレットは普通サイズ、普通に二つ折り。真ん中見開きは背中に針刺してるマドンナ。何故カラーじゃない? つか、せっかくの丸出し映画なのに、丸出し写真はほとんどないです。残念。ほとんど。 裏表紙をめくったところは、マドンナとウィレム・デフォーがエレベータの中でナニしてる写真。このおっさんの「拒否したいけどしたくない」表情が上手いなぁ。
コスプレショー 監督 ウーリ・エーデル 400円 映画館BLACK
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スタートレックIV 故郷への長い道
Star Trek IV: The Voyage Home 合衆国人って、「エンタープライズ」という船にはすごい思い入れがあるんだろうな。時系列を整理すると 原子力空母エンタープライズ:1961年就役(この時点で「八代目」のエンタープライズ号) TVドラマ「宇宙大作戦」:1966年放送開始 スペースシャトルエンタープライズ号:1977年試験飛行開始 ちなみにシャトルは、ガチで「スタトレの船の名前を付けて欲しい」ってリクエストがあったんだそうな。(でもこれは飛行試験機だから、宇宙へは行ってないんだけどね) それはそれ。宇宙大作戦としても、タイムトラベルものとしても、しごく楽しい一本。主役たるエンタープライズ号は全然出てこない……と思ったら! パンフレットは右綴じの普通サイズ。表紙はなんとクリンゴン船。ほほう。
長寿と繁栄を 監督 レナード・ニモイ 400円 映画館BLACK
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ランボー/怒りの脱出
Rambo: First Blood Part II おなじみランボーの2作目。1作目のラストでランボーを殺さなかったことで、シリーズ化が可能になった。人は簡単に殺しちゃいけない()。 1作目とは全然コンセプトもテーマも違ってるんで、「この作品」だけを見たら傑作なんだけど、一方でラジー賞もらっちゃったりもしてるわけで。いいんだよ。娯楽映画なんだから。 パンフレット、表紙に「スーパー・シリーズ第2弾」って書いてある。「3」も見越してたのかな。使われてる写真が、ジャングルで暴れるスタローンばっかり。いや、映画もそうだからそれで問題なし。コラムに「ランボーは戦場でこそ美しい」なんてタイトルがついてて、一作目のファンからしたら、そりゃラジー賞も出したくなるわな、と。
二作目なのに傑作 監督 ジョージ・P・コスマトス 400円 映画館BLACK
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チンギス・ハーン(1992年)
原題:Мөнх тэнгэрийн хүчин дор ジンギスカンを描いた映画は数あれど、これは本場、モンゴルで撮影し、モンゴル人のスタッフとキャストで作られた逸品。1992年公開。 ただし、映画としては、せっかくの大草原や6000頭の騎馬軍団を生かし切ってるとは言い難かったりするんだけど、まぁそれも「実戦は映画のように恰好のいいものではない」ってとこか。 パンフレットは普通サイズの真ん中折り。なんだけど、役者もスタッフも、なーんにも情報がないから、ひたすら大草原の写真と歴史上の「チンギス・ハン」について書いてるだけ。役者とスタッフの情報を知りたくてパンフレットを買うのに。なんだこりゃ。 あ!知ってる名前発見! と思ったら、主題歌のオユンナだった。
ジャーンジャーン 監督 ベグズィン・バルジンニャム 400円 映画館BLACK
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パトリオット・ゲーム
Patriot Games ハリソン・フォードのジャック・ライアン第一弾。映画は、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ベイダー卿の声のひと)が素顔ででてたりするんだけど、まぁこの手の映画はこの手の流れだ。 パンフレットも特に何の変哲もないタイプだなぁ。当のハリソン、この頃はホンダと契約してたのか、ホンダ・レジェンドの広告に顔出してる。 表紙をめくると、「ハリソンフォードの新しい魅力全開!」みたいな賞賛文句がずらっと並んでる。並んでる、ってことは「新しくない」か「魅力的じゃない」か、あるいはその双方か。
トム・クランシー 監督 フィリップ・ノイス 400円 映画館BLACK
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ミセス・ダウト
原題: Mrs. Doubtfire ロビン・ウィリアムズの芸達者ぶりを楽しむ一本。(同じジャンルにバイセンテニアル・マンってのがありま略) 役者のイメージが強いと思ってたけど、ウィキると、このひと、本職がコメディアンだ。 パンフレットは普通のつくり……かと思ったら、表紙開いてすぐエンドロールが全部載ってる。これは珍しい。あと、コメディアンとして関根勤がコメント書いてたりする。 原題の「Doubtfire」てよく意味がわかんないんだけど、パンフレットによると「不審火」だとか。うん、これは「ミセス・ダウト」にしてくれた翻訳スタッフが正解ですね。
ダメオヤジもの 監督 クリス・コロンバス 400円 映画館BLACK
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クール・ランニング
Cool Runnings 楽しいストーリーと楽しい音楽の映画。好き。この映画のちょっと前あたりから、日本でもレゲエが普通に聞かれるようになったし、ラン金タクシー他、日本語レゲエなんてぇのも流されるようになってた。 ジャンル分けが「プロジェクトX」になってないのは、登場人物名が架空だったりするんで。他意はない。 パンフレットは普通サイズの真ん中折り。豪華絢爛なつくりじゃない。でも、この映画に関しては、貧しいジャマイカチームを写し取ってるわけだから、これでいいのだ。
スポ根もの 監督 ジョン・タートルトーブ 400円 映画館BLACK
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ディック・トレイシー
Dick Tracy アメコミの実写化。なんかすげーキャスト。すげーキャストがすげー特殊メイクで出て来る。お、ディック・バン・ダイク出てるぞ。でも、あんまり「スターいっぱいでたー!」とはならないなぁ。すげー特殊メイクのせいか。この感覚は、あれだ、「シン・シティ」とよく似てるな(年代が逆ですが)。 こんだけスターが出たのに、日本で話題になった記憶はないねぇ。ちょっともったいない。ああ、そこも「シン・シティ」だな(逆だってば)。 日本向けじゃないと読み切ってたのか、パンフレットもごく普通の体裁で、あまり力が入ってるようには見えない。一応、その「スター」と、役どころの面白さを説明してくれてるけど(ダスティン・ホフマンがどもりの役をやってる、とか)、役者の大写しの写真を使ったりはしてない。ここも、なんか、もったいない。
2.5D 監督 ウォーレン・ベイティ 400円 映画館BLACK
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シンドラーのリスト
Schindler's List この映画の話をすると、すぐに「日本にも杉原何某というひとが」って助言してくださる方が来ますが。そんなん、先にエンタテイメント化して先に世界に訴えたスピルバーグ(ユダヤ系)の勝ちでしょうと。(勝ち負けの話じゃないです。すいません) えー。で。パンフレットは。でもこれだけの大作、話題作にしてはえらいこと普通。普通過ぎて見つけるのが大変だった。(嘘です。単に上から順に紹介してたら出てきただけです)。作品に合わせて、写真も白黒。メイキング画像なんかもナシ。まぁ仕方ない。 スピルバーグ&ジョン・ウイリアムズのリストあり。この時点(1994年)でこんなにあるのか。
NHKスペシャル 監督 スティーヴン・スピルバーグ 400円 映画館BLACK
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テルマ&ルイーズ
Thelma and Louise タイトルに「ふたりはさいこう」と付けなかった邦題の担当者の自制心に感謝。いや、1991年にそんなノリがあったかどうかは判りませんが。 『明日に向って撃て!』を女性でやると、って映画(ちょと違う)。どっからどう切り取っても合衆国。ノド乾くな。 パンフレットはごく普通の二つ折り。この当時としては標準的な印刷なのかな。写真も多いけど、ちょっと粒子が粗い。でもそれも合衆国の風景っぽくていいさね。 あれ? 広告のページが1枚もない(それどころか、広告のワクもない)? 全部のページがこの映画の記事だ。 へー。 あ、「あの頃」が好きな方のために、劇中歌のリストが載ってます。これは楽しい。
ロードムービー 監督 リドリー・スコット 400円 映画館BLACK
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プラスティック・ナイトメア/仮面の情事
Shattered 記憶喪失って、そらまぁ、便利だよね。いや、ドラマを作る上でだけど。映画やドラマみてると、人間は実に簡単に、都合のいい記憶を忘れるようで。 それにしたって、このオチは。まぁいいや。 ありきたりなスジ(パンフレットにすら「記憶喪失とは、よくある小道具だ」って書かれてる)を反映してか、パンフレットもごくありきたり。「STORY」のページが、真ん中より後ろなのが珍しいくらいか。 写真大きくて多めだけど、女優が景気よく脱いでるのに、それとわかる写真なし。残念。
ここはどこわたしはだれ 監督 ウォルフガング・ペーターゼン 400円 映画館BLACK
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がんばれ!ルーキー
Rookie of the Year 「リトル巨人くん(1977~)」だよなぁ。ただまぁ、あちらは「常勝(ってほどでもないけど、まぁ、強者)」の巨人だからな。そう、この映画はカブスなんだよ。BTTFでネタにされ、アルマゲドンでは「カブスが優勝? そんなこと言うやつは連れてかないぞ」と言われ、そらもうアレな扱いのカブスだよ。そら小学生に賭けてみたくもならぁな。 パンフはごく普通の体裁。真ん中見開きは、ベンチで巨人くん(違)を口説くおっさん。でもさらにその真ん中はゲータレードのカップ。なるへそ。
スポ根もの 監督 ダニエル・スターン 400円 映画館BLACK