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シン・仮面ライダー
オタキングが言ってたけど。庵野監督は「珍しいほど幸せに年を取った映像作家」だそうで。まぁそりゃ、こんだけやりたい放題映画を作ってるわけだからなぁ。それもこれも、何年かに一度、ちょろっと新作映像を公開するだけでひたすら稼いでくれるエヴァのおかげってわけで。 それはそれ。 映画は、ひたすらに濃いぃい「昭和ライダー、本郷ライダー」のウンチク披露です。ほら、よくいるでしょ。ご家庭で映画見てるとき、横から「この監督は云々、ロケ地がかんぬん、この女優はでんでん」とひたすら知ってることを披露するマニアさん。あれが2時間続きます。「ライダー」にない要素だな、と思うと、それは別の石森作品だったり、庵野作品からの引用だったりします。げっぷ。もう食べられないよう。 パンフレット、製本タイプで厚め。シン・ウルトラマンの時には、あれだけ存在を隠してた庵野監督、今回は丸まる1ページ使って語ってます。例の、エンドロール全部載せ、も健在。今回も4ページ使って「ここまでちゃんとチェックしろよ」って迫ってきます。迫るショッカー。
人類補完計画 監督 庵野秀明 1200円 映画館BLACK
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
The End of Evangelion えーと。エヴァンゲリオン関連のパンフは、どれもなんというか、こう、個性的で、中身と映画がきちんとリンクしてないのもあるからなぁ。どの映画だ。ググってみた。これは、97年に公開された、いわゆる「気持ち悪い」エンドのアレだね。 いやしかし、それから25年近く経って、「海岸でのアスカとシンジ君の別れ」がやり直されるとはねー。あのむちむちアスカはなかなかに、ああい、いや、別の映画の話はまあいいや。 パンフは横長。二つ折りのホチキスどめ。中身、細かい画像と例のでかいフォント。この辺は本編そのまま。 細かい字の「用語集」が都合4ページ。まあそんだけ解説しても、わからんもんはわからんのだけどね。あと、真ん中見開きは女優(声優)の白黒写真とコメント。まさかこの20数年後に、一人も欠けることなく同じキャストで映画を作れるとは。 あと、97年でこの値段(800円)て、高くない?
人類補完計画 監督 庵野秀明 800円 映画館BLACK
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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
25年にもわたってサブカル界の一大派閥だった「エヴァ」。それを「終わらせる」と聞いて映画館へ。またまたぁ。何年かに一度ちょろっと新作映像を出すだけでグッズがバカ売れするんだから、「終わらせる」なんて無理でしょ。 とか言ってたんですが。 終わりました。 いやぁ。びっくりぽんです。ポスターの「さらば全てのエヴァンゲリオン」はウソじゃなかった。「新劇場版」だけじゃなくて、旧劇も、TV版も、ゲームもパチンコも、いや、それ以前の特撮全てにリスペクトをささげてキレイに物語として完結させてます。脱帽。映画ファンとしては、とあるダメ映画(駄作ベストテンやったら絶対にランクインするような作品)のイメージソングが流れて来たときに「庵野!お前は!あの駄作映画ですら認めるというのか!」と驚いたもんね。まずは劇場へどうぞ。 パンフレット、価格が驚きの1500円! 一冊ずつビニールパックされてます。つまりはATフィールドだ。そのビニールを破ると、その下からエヴァンゲリオンがこちらに手を伸ばしてる絵が見えるという、買った人だけが味わえる憎い演出。中身は声優とスタッフのインタビューだけ。文化人やら知識人の判ったような解説はなし! よし!
怪獣映画 監督 庵野秀明 1500円 映画館BLACK
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シン・ゴジラ
Shin Godzilla 1954年版の初代「ゴジラ」を、リアルタイムで見たひとは、きっとこんな衝撃だったに違いない、と思わせてくれる一本。 見知った街が一晩で丸焼けになる恐怖。手も足も出ない悔しさ腹立たしさ。大戦中、空襲を受けた人、大津波で故郷が流された人はこんな気分だったんだろうか。 パンフレットは製本タイプ。文字も写真もぎっしり。スタッフ、キャストは、細かい文字でなんと4ページにわたって掲載。そこがこの映画のこの映画たるところだな。
無人在来線爆弾 監督 庵野秀明 850円 映画館BLACK
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キューティーハニー
CUTIE HONEY 2004年のアンノ版、もしくはサトエリ版と呼ばれてるハニーですね。一にも二にも、佐藤江梨子というスタイルと体の柔らかさ(と、おっぱい)を併せ持ったモデルがあっったればこそ完成した作品ではないでしょうか。180度開脚したまま(それも下着姿で)あおむけに寝転んで、そこから腹筋で起き上がって脚を開いたままうつぶせになる、なんて技、他の誰にできると言うんだ。 当然、パンフもサトエリ推し。ちょっと小さいサイズだけど、カラー写真で、ひたすらきれいにハニーを載せてくれてます。ありがたや。 ちなみにパンフの価格は700円。このサイズとページ数でこの価格!? やはり、紙と印刷には相当お金かかってると見た。
コスプレショー 監督 庵野秀明 700円 映画館BLACK
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE. いい作品だったんだけどなぁ。「シンジ君は何回人生やり直さなきゃいけないんだ」的にナナメに見てた「序」から、「おおぉ。今度のループは違うかも」と思わせた「破」。でも「急」はなく「Q」になっちゃった。 パンフは表紙とウラまで完全封印のネタバレ厳禁仕様。でも、マリとか新型とか出るのって、事前にリークされてなかったっけ? 今や完全にネタバレを防ぎたいなら、それこそガルパンみたいに「公開2週目からパンフ販売」ってしないと。
怪獣映画 監督 庵野秀明 1000円 映画館BLACK
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO. 元々、特撮ダイスキで映画とりはじめた庵野氏。なのにいつの間にかアニメ界のホープみたいに持ち上げられて、「逃げちゃダメだ」と逃げ回ってました。 が。今、このパンフを見ると「シン」という言葉が出てきて、裏表紙は「実写版巨神兵」。「もういいかげん、やりたいことやるぞー」という宣言だったということがよく判ります。で、この後の「シン・ゴジラ」に結実するわけですね。
怪獣映画 監督 庵野秀明 800円 映画館BLACK
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE. 一体何回「逃げちゃだめだ」を聞かなきゃなんないんだろう。2007年の映画ですが、2019年現在、まだ完結してません。ただ、これは1995年のTV版(の前半)を丁寧に描きなおしたもので、画像映像にこだわる人にとっては嬉しいサービスサービスだったんじゃないでしょうか。 パンフは、きちんと製本した作りなのに、ひたすら「デジタルで描くとはどういうことか」って文章がこまかーい字で書いてあるだけ。これでこの値段!?と思ったことをよく覚えてる。
リメイク 監督 庵野秀明 1000円 映画館BLACK