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ディック・トレイシー
Dick Tracy アメコミの実写化。なんかすげーキャスト。すげーキャストがすげー特殊メイクで出て来る。お、ディック・バン・ダイク出てるぞ。でも、あんまり「スターいっぱいでたー!」とはならないなぁ。すげー特殊メイクのせいか。この感覚は、あれだ、「シン・シティ」とよく似てるな(年代が逆ですが)。 こんだけスターが出たのに、日本で話題になった記憶はないねぇ。ちょっともったいない。ああ、そこも「シン・シティ」だな(逆だってば)。 日本向けじゃないと読み切ってたのか、パンフレットもごく普通の体裁で、あまり力が入ってるようには見えない。一応、その「スター」と、役どころの面白さを説明してくれてるけど(ダスティン・ホフマンがどもりの役をやってる、とか)、役者の大写しの写真を使ったりはしてない。ここも、なんか、もったいない。
2.5D 監督 ウォーレン・ベイティ 400円 映画館BLACK
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シン・シティ
原題:Sin City アメコミの実写化についての新しいアプローチ。やたらに「おしゃれ」。いあ、「おしゃれ」じゃないんだろうが、他に形容する言葉がない。 でも結局、フォロワーは現れなかったなぁ。規模は違うけど、日本で庵野の「ハニメーション」がフォローされなかったのと似てる、かな。 パンフレットは製本タイプ。ページ数えらいこと多い。21世紀のスターウォーズのパンフレット並み。中身も黒と赤のどぎついページが並び、ときおり黄色いさらに攻撃的なページが挟まる。パンフだけでも見ごたえあり。
2.5D 監督 ロバート・ロドリゲス 800円 映画館BLACK
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サンダーバード
Thunderbirds 「実写版」ってのも変な表現だな。元々実写(人形劇)だったんだから。 映画の内容は、「サンダーバード」と言うより、トレーシー兄弟に入りたい少年の話、だな。それはそれで楽しいんだろうけど。でも、「2号のコンテナ選択シーン」がない(そもそもそういうデザインじゃない)ってどうなん? 人形劇みたことない人が作ったの? そんで、パンフレット。ごく普通のつくり。広告のページは大人向け子供向け両方載ってる。む、どっちをターゲットにした映画だか、絞り切れてなかったんだろうか。
2.5D 監督 ジョナサン・フレイクス 600円 映画館BLACK
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シャーク・テイル
Shark Tale 「サメ映画」に分類していいのかしら。あるいは「技術の無駄遣い?」 逆に、こんだけ「顔」を似せたままCG化&擬人化(擬魚化)できるのに、声は本人がアフレコしてるんだよね。声まではまだ作れなかったのかしら(そろそろいけそう?)。 パンフは大きなサイズで、いい紙使ってフルカラーでカラフルな海の中を載せてくれてます。フリガナ一切なし。どう見ても子供向けじゃない。上映時間が90分なのに、エンドロールが10分もあったぞ。
2.5D 監督 ロブ・レターマン 600円 映画館BLACK
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ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ
Horton Hears a Who! キャラの造型がグリンチっぽいなーと思ったら作者が同じだった件。グリンチにしろこのホートンにしろ、いまひとつ流行らないなぁ。 映画は吹き替え推奨。なにせ「ダーマ&グレッグ」の二人が出てる。いや、字幕でも声はジム・キャリーなんでハズレではないですが。 パンフレットは小型。前半はフリガナつきで子供でも読める……でもちょっと字が小さいし、文章も難しくないか?
2.5D 監督 ジミー・ヘイワード 500円 映画館BLACK
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シモーヌ
原題: S1m0ne うぃきってみたら「SF映画」と解説があった。2002年当時はSFだったんだなあ。 今や年老いた俳優どころか、死んだ俳優ですら映画に登場させられるようになっちゃったわけで。この映画のどこが面白いのか、さっぱりわかんない時代になっちゃった。 ところが。パンフに掲載されてる美しい写真は(修正はあるにせよ)生身の女優、レイチェル・ロバーツで、いちいち綺麗、キレイ、美人。なにせ表紙、裏表紙あわせて20ページしかないパンフで、1ページまるまる女優の写真のページが8ページ!?
2.5D 監督 アンドリュー・ニコル 600円 映画館BLACK
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ベクシル 2077日本鎖国
VEXILE 日本製のアニメを作る程度の予算で、ハリウッドに対抗できる技術はないもんか、と「3Dアニメ」に手を出してみた作品。残念ながら、この映画から10年以上経った今でも、この手法は主流じゃない。 でも、パンフには「活路を見つけた!」感があふれてる。「明日の日本映画を作るのはこのやり方だ!」みたいな文字が並んでる。表紙の次の紙は、アニメセル風の透明シート。セルと実写との境目を見つけたんだぞ、という製作側の意欲の現われか。
2.5D 監督 曽利文彦 700円 映画館BLACK
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ベオウルフ/呪われし勇者
Beowulf 8世紀から9世紀ごろの叙事詩、を映画化したものだそうで。リアルなCGが売り物。リアルすぎて、アンジーなんかどうみても本人。もっとも、ボディは大分と理想化してますが。 パンフは正方形。印刷もきれい。どうせCGなんだから、アンジーのヌードをもっと載せればいいのに。おっさんの顔の大写し(CGですが)じゃなくて。
2.5D 監督 ロバート・ゼメキス 700円 映画館BLACK
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APPLESEED
モーションキャプチャーによる3Dの芝居を、なんとかして日本製アニメのベタ塗り感で再現してみようという冒険作。過渡期だったのかなあ。髪の毛の先とか、やたらにとがってて痛そうだ。 パンフは普通。印刷きれい。邦画なんで、クレジットは全員。モーションキャプチャーのメイキング解説あり。
2.5D 監督 荒牧伸志 不明 映画館BLACK
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GODZILLA 怪獣惑星
シン・ゴジラは面白かった。勢いで「アニメ版」もみた。うむぅ。絵に描いたゴジラは、絵に描いたゴジラだったなあ。 パンフレットはひとヒネリ。真ん中にゴジラ殲滅作戦の小論文あり。
2.5D 監督 静野孔文 不明 映画館BLACK