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ATOM
おなじみ、「鉄腕アトム」をCG化。 日本語吹き替えの上戸彩がえらいこと上手でした。 いやしかし。パンフレット(の中の劇中ショット)を見ると判るとおり、このアトム、服を着てます。自由な国アメリカの自由な表現者たる映画界は、アトム一本まともに映像化できないわけで。なんて不自由なんだ。 パンフレットの表紙では、そんな鬱憤を晴らすかのように、裸の(本来の)アトムが飛んでます。パンフ作った人も思うところあったんだろうな。
ハリウッド化 監督 デヴィッド・バワーズ 700円 映画館BLACK
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GODZILLA ゴジラ
原題: Godzilla ハリウッドの作る「エンタメにして神聖なゴジラ」の第一歩。「へー、アメリカさんもそこそこ面白いゴジラ作るじゃない」くらいに上から目線だったのが、こいつの続編のKOMで完全にKOされました。この映画がまるまるKOMの予告編だったのね(その物言いも、それはそれで失礼) パンフは真ん中折りの普通の構成だけど、ちょっとページ数大目。手に持ったときにずしっと重い。この映画の隠れたテーマである日米同盟を象徴するカットもちゃんと含まれてる。
ハリウッド化 監督 ギャレス・エドワーズ 850円 映画館BLACK
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TAXI NY
英語版のタイトルは「Taxi」オリジナルと一緒だ。 舞台をフランス、マルセイユから合衆国、ニューヨークへ移して、車をプジョーからフォードV8に変えてダニエルの性別を変えて、強盗団の性別も変えた以外はほとんど一緒。って、大分変わったなおい。 元の話の筋が面白かったんで、舞台を変えても面白さは変わらず。ああ、欲求不満のマリオン・コティヤールは見られなくなったけど、代わりに意味も無くセクシーな強盗団のオネエチャンがたっぷり拝めます。 が。パンフにはオネエチャンの掲載ほとんどなし。なんてこったい。
ハリウッド化 監督 ティム・ストーリー 600円 映画館BLACK