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チンギス・ハーン(1992年)
原題:Мөнх тэнгэрийн хүчин дор ジンギスカンを描いた映画は数あれど、これは本場、モンゴルで撮影し、モンゴル人のスタッフとキャストで作られた逸品。1992年公開。 ただし、映画としては、せっかくの大草原や6000頭の騎馬軍団を生かし切ってるとは言い難かったりするんだけど、まぁそれも「実戦は映画のように恰好のいいものではない」ってとこか。 パンフレットは普通サイズの真ん中折り。なんだけど、役者もスタッフも、なーんにも情報がないから、ひたすら大草原の写真と歴史上の「チンギス・ハン」について書いてるだけ。役者とスタッフの情報を知りたくてパンフレットを買うのに。なんだこりゃ。 あ!知ってる名前発見! と思ったら、主題歌のオユンナだった。
ジャーンジャーン 監督 ベグズィン・バルジンニャム 400円 映画館BLACK
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グラディエーター
原題:Gladiator 2000年の映画。2000年て、20世紀なんだよな。前世紀。 えーと。パンフレットによると、舞台は西暦180年。おお、くしくも東洋では「三国志」の英雄たちが旗揚げを始めた頃じゃありませんか。そやって観れば、ちょとだけ親しみが湧いたりして。船が流されて東アジアに流れ着いたら、ラッセルクロウが曹操の部下になったかも。 パンフレットには「21世紀に語り継がれる壮大なスペクタクル・ドラマ」とか書いてある。そら、まだ20世紀だからな。でも、パンフレットそのものは真ん中折りのごく普通のもの。ただ、この手の映画にしては珍しく、スタッフロールが全部載ってる。好感度+1。
ジャーンジャーン 監督 リドリー・スコット 600円 映画館BLACK
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PROMISE
原題: 無極 アジアのトップスターを集めて、ひたすらかっこよく美形に(チャンドンゴン除く)撮った映画。いや、チャンドンゴンだって奇抜な恰好させられてるってだけで、かっこいいんですが。 大作な割に、パンフレットは普通なつくり。真ん中折りのホチキス留め。写真の粒子もちょっと粗目。華やかな武将や傾国の美女が出てくる映画なのに、ちょっともったいない気も。
ジャーンジャーン 監督 陳凱歌 不明 映画館BLACK
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キング・アーサー
King Arthur いまぐぐったら「キング・アーサー」って映画は、2017年にもあったらしい。爆死したそうですが。 アーサー王伝説については、もう「諸説あります」状態だそうで。だから、作り手が自由に想像の翼広げどこへだって行けるわけですが。いや、「話がありきたり」とかいう人もいますけどね。「最初の物語」「昔話」に近いんだから、これでいいじゃないかと。 あと、あちらの方々は、小雪舞う野外で、布団も毛布もなしに寝られるんだなぁ。人種が違うなぁ。 パンフレットは、そんな歴史絵巻を表そうと、ちょっと渋めの紙を表紙に使い、製本されたがっちり仕様。厚いぞ。内容も写真と文章びっちり。もっとも、「アーサー王とは」を解説しようとしたら、こんな枚数では収まらないわけで。価格は納得の800円。 おっと、表紙のキーラ・ナイトレイ、いやー、ちょっと、盛り過ぎじゃないですか?
ジャーンジャーン 監督 アントワーン・フークア 800円 映画館BLACK
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天と地と
HEAVEN AND EARTH 川中島の武田くんと上杉くんのいちゃいちゃをそらもう壮大なスケール(予算)で映画化。合戦のシーンは「本物の、何千人という人間が、ちゃんとぶつかりあう」映像を見せてくれました。それだけでも劇場へ行ったかいがあるというもの。 ただ、パンフレットは通常サイズ。真ん中に折り込みあるものの、「やや豪華」レベル。中身は文字も写真も一杯。例によって、角川氏本人の言葉も計4ページ載ってたりする。
ジャーンジャーン 監督 角川春樹 500円 映画館BLACK
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トロイ
Troy 美男美女に大軍勢の大河ドラマ。映像の迫力が凄くて何度かみにいった記憶があります。かっこいいとはこういうことだ。 パンフットも真ん中ホチキス留めの普通のつくりながら、極力写真を多くして「映像の魅力」を伝えることに心配ってます。主要人物は1ページまるまる写真に使ってファッション誌のよう。個人的には、ダイアン・クルーガーの写真をもちょっと載せて欲しかったんだが、それはそれ。
ジャーンジャーン 監督 ウォルフガング・ペーターゼン 700円 映画館BLACK
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SHADOW/影武者
影 「影武者」ってタイトルがミスリードすぎる。黒澤のそれではなくて、三国志ベースのお話でした。チャン・イーモウ監督なのに、「イロイッカイズツ」は封印。白黒映画のような、ひたすらモノトーンの世界が綴られます。 そんな映像だから、パンフもひたすら白黒。時折赤。赤は血の色だな。ちょっと小ぶりのパンフ。「妹」役が可愛かったのに、彼女の情報が少なかったのには不満。
ジャーンジャーン 監督 チャン・イーモウ 800円 映画館BLACK
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レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-
赤壁2:決戰天下 あえ? この監督「三国志」を読んだことないかな? と思わされた前半から一転、「そうそう!これが、こういう絵がみたかったんだよ!!」となる後半です。なんならこっちだけ見たって十分以上に楽しめます。 パンフはページ数多くて写真多くて文字は小さいけど文字数は大目。つまりは、パンフだって見たいものを見せてくれてるのだ。
ジャーンジャーン 監督 呉宇森(ジョン・ウー) 600円 映画館BLACK
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レッドクリフ
原題: 赤壁 初めての鑑賞では、「あれ、この監督、三国志を読んだことない?」くらいに思えたんですよ。キャラクターの使い方がおかしかったから。でも、翌年の続編での「燃え燃えバトル」を演出するための伏線だったんだね。元々前後編じゃないくて、一本の映画だったそうな。なるほど。 パンフ、写真いっぱい使ってます。まー皆さんいい男。ただこれも「後編」に備えてか、つくりは普通の真ん中折りタイプ。
ジャーンジャーン 監督 ジョン・ウー 600円 映画館BLACK
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三国志
英題 Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon アンディ・ラウ主演で、趙雲の生涯を描いた作品。同時期に「レッドクリフ」があったので、ものすごく割りを食っちゃった。でも、「一人の人物について描く」のは、陳寿の「三国志」に忠実なわけだし、なによりサモハン・キンポーが出てるのが嬉しい。 パンフは横長の小さめなサイズ。中身は、もちろん趙雲推し。かっこいいよなー。
ジャーンジャーン 監督 ダニエル・リー 500円 映画館BLACK
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グレートウォール
原題: 長城 / The Great Wall このタイトルや、事前に伝えられたキャストから「万里の長城をめぐる政治的な駆け引きが前半で、後半がすげーバトルシーンなんだろうな」とか思うじゃん。でもね。 パンフレットは、ぱらぱらっとめくるだけではネタバレしてません。文字読むと「え?」てな感じになります。鑑賞後に開くことをおすすめします。あと、ヒロインが超美人。
ジャーンジャーン 監督 チャン・イーモウ 不明 映画館BLACK