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マトリックス レボリューションズ
The Matrix Revolutions さて。2時間半かけて延々と「またやらなくちゃならないイイワケ」を並べられてもなぁ、と。 パンフレット、通常版は小さくなって、普通の映画と同じサイズ。オネダンは変わらず。えー。 「特別な映画」っぽくしてくれんかなー。いや、本編がすっかり「普通の映画」になっちゃったから仕方ないのか。
サイバー空間もの ラナ・ウォシャウスキー 880円 映画館BLACK
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竜とそばかすの姫
日本の田舎を静かな色遣いで描き、対照的にネットの中の世界を圧倒的な華やかさと音楽で描写してみせる。が、うーん。「日本の田舎」でのドラマ展開がどうにも「雑」なんだよなぁ。 パンフレットは横長の製本タイプ。表紙に「仮想世界の美女と野獣」たる「竜とそばかすの姫」、一枚めくると高知の美しい風景、その隣はトレーシングペーパーに「仮想世界への招待状」が印刷してあり、さらにめくると「竜」の心の扉の絵。その扉をあけるとストーリー紹介。うーむ。お見事。 ……パンフレットはこんなにも丁寧なのになぁ。
サイバー空間もの 監督 細田守 820円 映画館BLACK
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コンスタンティン
原題: Constantine 宗教がメインテーマな映画は、それを嗜んでる人以外にはわかりにくいわけでして。このキアヌ・リーブスの一本だって、ただのアクション映画に見えるけど、実は画面のあちこちにキリシタン以外には判らない記号が写ってるかもしれない。 パンフはちょいと厚め。真ん中に折込みページあり。映画がそうだから仕方ないけど、そらもう豪快な「中二」仕様。フォントからしてまぁ読みにくいこと。
サイバー空間もの 監督 フランシス・ローレンス 700円 映画館BLACK
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電車男
山田孝之、中谷美紀主演の劇場版。 最初の書き込みが2004年3月14日で、映画の公開が2005年6月。えらい勢いで作ったんだな。 パンフは少し小さめ。紙もグラビア紙なし。これで600円か。 まんなか見開きにはネット(2ちゃん)用語が載ってるのが「当時」だなあ。「マターリ」とか「ふじこ」とかもはや絶滅危惧種。あと「電車男の部屋」が小さく載ってるけど、エヴァのフィギュアとか、押井守の本とか、もはや今では全然ヲタっぽくないな。 でも「当時の空気」がよく判る。
サイバー空間もの 監督 村上正典 600円 映画館BLACK
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マトリックス リローデッド
原題:The Matrix Reloaded これが2作目。一作目と同じ大型。でもちょいとページ数が増えてる。価格も100円増し。ひたすらおしゃれを追求してますなー。その中でも、モニカ・ベルッチは別格。一人だけ白い服で1ページ丸まる使った写真。あと、やっぱりオシャレ優先で字が読みにくい。ま、それもこの映画の一部。
サイバー空間もの 監督 ウォシャウスキー兄弟 900円 映画館BLACK
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マトリックス
The Matrix で、こちらが無印マトリックス。最初からこの大版で、メタリックな表紙。「売れる」と踏んだんだろうな。文字が小さいのは後発と一緒だけど、ところどころにフォントの遊びが見られるのは、エヴァンゲリオン(1995年)の影響か。
サイバー空間もの 監督 ウォシャウスキー兄弟 800円 映画館BLACK
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マトリックス レボリューションズ
原題:The Matrix Revolutions うぃきぺでぃあ見てみたら、監督は「兄弟」になってた。よかった。過去は改変されてなかった。 色々あったマトリクスの完結編。商売的にはまだまだイケたかもしれないけど、これでチョンと終わらせたのは大したもの。 パンフレットは大型サイズだけど、実は前2作と変わらない大きさ、つくり。それもまた、日本で配給した人の見立てが正しかったことを示してる。 ただし!「おしゃれ感」優先で、字が小さいぞ。あれから20年近く経った。当時この映画に夢中だった人でも、もう読めない人も多かろう。
サイバー空間もの 監督 ウォシャウスキー兄弟 800円 映画館BLACK
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イノセンス
INNOCENCE パンフの表紙が人形と犬。それだけで、ああこれは押井作品なんだなと主張してくる。 開いてみると、やっぱり押井氏の趣味全開で、やたらに不安定な構成&小さな文字。怖い怖い。それでいて、これ、やっぱり「他人のふんどし」なんだよなぁ。「うる星」にしろ「パトレイバー」にしろ、他人のふんどしで相撲するときのこの監督はめっぽう強い。そろそろ「完全押井ワールド」な作品もみてみたいなぁ。
サイバー空間もの 監督 押井守 700円 映画館BLACK
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ソーシャル・ネットワーク
原題: The Social Network 映画館でパンフ買うときに、「フェイスブックのパンフ」と言ってしまって、でも窓口のお姉さんはすっとこの作品のパンフを出してくれた。 変形縦長。ネットの話なのに、きっちり製本された厚いパンフ。なんと文字ぎっしり。とってもアナログ。
サイバー空間もの 監督 デヴィッド・フィンチャー 不明 映画館BLACK
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トロン: レガシー
原題: Tron: Legacy 初代トロンは、あんなに胸躍る映画だったのに。きっと未来はこんな光りまくりで、オネエチャンはピタピタの服着まくりだろうと思ってたのに。言うまいと、おもへど今日の寒さかな。 結局、CGはとっくに「線が光ってるだけの服」「単純な曲線と直線で構成された3Dバイク」を追い越してしまって、このデザインは「レトロ」なものになってしまいました。 パンフも、だから、どこを売りにしていいかわかんなかったんだろうねえ。デザインを見せようか、役者を見せようか、中途半端なつくり。
サイバー空間もの 監督 ジョセフ・コシンスキー 不明 映画館BLACK
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2046
画面がピンボケしてるのか、最初からそう撮ってあるのか、目の焦点あわせにくくって、しまいに目がつかれきってしまった記憶しかないなあ。 パンフは横長。サイバーパンク一歩手前の画像がいっぱい。ただしざらざら粒子。 クレジットは最小限。
サイバー空間もの 監督 ウォン・カーウァイ 不明 映画館BLACK
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ゴースト・イン・ザ・シェル
Ghost in the Shell 「白人が日本人の役をやるとはケシカラン! スカジョに謝罪と補償を要求す」などと、わけわからんとこで盛り上がった(盛り上がって欲しくなかった)映画。いいじゃねえか。元々素子はサイボーグなんだし。人種関係ないよ。 パンフは「普通」。裏表紙の人形がコワい。見開きは素子のダイブ。この白いボディスーツは太く見えちゃって、スカジョのスタイルがいまいちに見えちゃうなあ。
サイバー空間もの 監督 ルパート・サンダース 不明 映画館BLACK
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レディ・プレイヤー1
原題: Ready Player One こういう、「元ネタ山盛り」映画の場合、その解説にページを割かれることが多いんですが、この映画は「元ネタ」がメインディッシュ。半分近くのページを元ネタ解説にあててます。パンフレットを買うと「何! あのキャラも出てたのか!?」となって、もう一度劇場へ確認しに行きたくなるという、実にアコギな作りでありました。
サイバー空間もの 監督 スティーヴン・スピルバーグ 不明 映画館BLACK