-
トップガン マーヴェリック
Top Gun: Maverick トップガンですよトップガン。MA-1とかカワサキニンジャとかトムキャットとかのトップガン。あれから36年ですって! さぞやトムクルーズもジジイに……なってーへんがな。どうなっとんのや!? パンフレットはもうあちこちにトム様。見てこのフライトスーツでガッツポーズ。こんなことできるアラカン(現在59歳とか)がいるのか。ほんとに地球人? で、そうそう。パンフは製本タイプ。ただし、総グラビア紙ではなく、中の方は普通のカラー印刷。そこケチるなよ……もっと、あの飛行機とかあの飛行機とか、山盛り載せるべき写真があるだろう。(どうも、ネタバレ対策のようで、F-18以外の飛行機の写真はほっとんどないわ) ハリウッド俳優はみんなこんなに年とらないのかと思ったけど、劇中に出てくるヴァル・キルマーはちゃんと年相応だ。(おっと、この名前も写真も、パンフには載ってない。ネタバレ対象だったのか) 映画の内容は、飛行機に詳しくない人なら大満足かと。詳しい人でも、ちゃんと目を開いて座っていれば、終盤素敵なボーナスがありますよ。
ひこう少年 監督 ジョセフ・コシンスキー 880円 映画館BLACK
-
ステルス
Stealth 空母上の特撮はすごいと思った。本当に実物大の飛行機作ったのかと。(実際、本物の空母で撮影したそうですが)。 が、それ以外の部分はというと。まあその。もちょっと現実味のある技術と物語にしてほしかったなぁ。空母のシーンを省いて「スターウォーズ・ドロイドの反乱」ってタイトルにしても信じてしまいそう。あと、映画のタイトルも、どっちかっていうと「ステルス」じゃなくて「無人機」の方がいいよなぁ。 パンフは横長。表紙は空気抵抗とレーダーの反射面積が大きそうな「ステルス無人機」が真ん中。主役だからな。各界の専門家がちゃんと考察書いてくれてるのがうれしい。
ひこう少年 監督 ロブ・コーエン 600円 映画館BLACK
-
トップガン
Top Gun 2019年の夏である今日、「トップガン」をぐぐると、新作映画の話題とジャニーズの新曲の話題が錯綜してますな。 それはそれ。「ミラマー青春白書」に見せかけた「ポンコツエンジンなんだから換装するのに予算使っても見逃してな!」と海軍が訴える映画。 パンフレットは、表紙に豪華なイラストレーターを使えずに、写真を切り貼りしたもの。見開きのビジュアルがトムクルーズなのはいいとして、戦闘機やBGMにもページを割いてる。まだ大当たりするかどうか判らなかったんだろうな。
ひこう少年 監督 トニー・スコット 400円 映画館BLACK
-
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
空中戦アニメってぇと、日本には(「世界」と言い換えてもいいか?)「宮崎駿」という大家中の大家がいて、なかなか超えられないんですが。それでも、敵は強いほど倒しがいがあるってんで、いろんな人が挑んでは散ったりしています。 で。押井映画。パンフをみると判りますが、分厚いパンフの中で、戦闘機に触れたページは少なめです。「いや、別に俺は空中戦を描こうとか思ってないよ」と嘯く様が伝わってきそうではありますが。割と詳細に戦闘機の機動が載ってたりして、ほんのちょっと願望が漏れたりもしています。あわよくばミヤザキの撃墜を狙ったか。
ひこう少年 監督 押井守 800円 映画館BLACK
-
風立ちぬ
The Wind Rises あのミヤザキハヤオが作るゼロ戦誕生物語! かと思いきや。いや、間違いじゃないんだが。どうにも消化不良な恋愛映画。「俺は映画に詳しいんだ」って人がこの映画の読み取り方をいっぱい解説してくれてるけどさ。そんなことより、ミヤザキの描くゼロ戦の空中戦がみたいんだ。やってくれよ。 パンフ、そのミヤザキの新作なのに、あまり力が入ってない印象。パンフを作る人もどこに力をいれていいか判らなかったのかしら。キャストのページを開くと、庵野(今回は声優)氏と、野村萬斎氏が同時に目に入る。なるほど。「シン・ゴジラ」の種はここで作られたか。
ひこう少年 監督 宮崎駿 600円 映画館BLACK
-
フライボーイズ
Flyboys 複葉機って、絵になると思うんだがなあ。複葉機映画って、いまひとつメジャーにならない。おまけに日本じゃ、宮崎ハヤオっていう空中戦映画の超大家がいるし。 せっかく複葉機を主役にすえたのに、いまひとつ盛り上がらずに終わっちゃいました。 パンフ、その複葉機のビジュアルが一杯。もちろんそれで大正解。
ひこう少年 監督 トニー・ビル 600円 映画館BLACK