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戦国自衛隊1549
なんでこうなるかな……な映画。1979年版はあんなにおもしろかったのに。今でも思い出すシーンとかあるのに、この21世紀版は全然印象に残らないよ。ラストがあかんかったのかなあ。 パンフレットは通常より少しだけ大きめ。情報量は過不足なし。写真も多め。あれ? 陸自のひとって、作戦中に「下着として白いTシャツ」着ていいの? 迷彩が台無しな気がするが。「ちょろっとはみ出す」くらいならかまわないのかな?
どうしてこうなった。 監督 手塚昌明 600円 映画館BLACK
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REX 恐竜物語
原作も面白かったし、この映画にまつわる諸々の場外乱闘も楽しかった(そういう言い方はよくないね)。そして何より、安達ゆみという稀代の女優を発掘したことも素晴らしい。 が、それと映画の出来とはまた別で。 原作どこへ行ったんだよ。ムツゴロウさんはよく怒らなかったな。いや、怒ったのか? あと、やっぱり「同時期にジュラシック・パークが公開されてた」という超絶ハンデがあるにせよ、その着ぐるみはなんとかならなかったんだろうか。 でも、今うぃきってみたら、指輪物語に抜かれるまで松竹の興行収入一位だったんだそうで。ふむぅ。なんでなんだ。 パンフは薄め。ひたすらREXと安達祐実推し。あ、ムツゴロウさんコメントしてる。「こんなに精緻な恐竜が見られるとは」とか書いてる。ああ、このパンフを作るときには、まだジュラシックパークは公開されてなかったんだろうなぁ。
どうしてこうなった。 監督 角川春樹 500円 映画館BLACK
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GODZILLA
原題:Godzilla これは1998年のエメリッヒ版。いわゆる「エメゴジ」とか「マグロ食ってるヤツ」と呼ばれてる方ですね。オープニングの足跡とか、船の残骸とか、出だしは「おおっ、さすがお金かかってる」と思わせてくれたんだけどなー。 パンフレットはゴジラだからって構えたりしないで、ごく普通の真ん中折り。ま、ごく普通の猛獣パニック映画なんだから、それで正解。もうね、「つり橋の上に立つゴジラ」なんてのをしれっと載っけてるのよ。先にそんなしょぼいゴジラ(つり橋が落ちないとか、どんだけ小さいんだ!)みちゃったら、映画本編見る気をなくすだろうに。 あ、スタッフロールが全部載ってるのは美点です。
どうしてこうなった。 監督 ローランド・エメリッヒ 600円 映画館BLACK
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スターシップ・トゥルーパーズ3
Starship Troopers 3: Marauder 3作目にしてようやくようやくパワードスーツの登場ですよ……いやぁ長かった。製作側も想いは一緒だと見えて、英語タイトルに「マローダー(パワードスーツの名称)」って入ってるね。映画そのものは反戦映画や戦争映画をぜんぶまとめておちょくったような(そんな意図はないんだろうけど)筋書きに安い制作費。「宇宙の戦士」を原作にしてるのになぁ。 パンフレットも、小さくて薄いんです。パワードスーツについて色々語るべきことがあるだろうに、メイキングの写真とか入れちゃったりして。ああ安さ大爆発。好きだけど。
どうしてこうなった。 監督 エド・ニューマイヤー 600円 映画館BLACK
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メン・イン・ブラック:インターナショナル
原題:Men in Black: International 昨日の「アベンジャーズ完結編」は「誰がどう作ったってとっ散らかっちゃう映画を、きちんと終わらせたすごい脚本」を褒めました。今日のこのMIBは、「(設定が既に面白いので)誰がどう作っても面白くなる」映画、のはずですが。 も、びっくりするくらい眠たい映画です。あんなに面白かったMIBはどこへ行っちゃったんだ。 パンフ、新しい主役の2ショットを沢山載せて「今後この二人がMIBを引っ張るんですよ」と宣言してるんですが。「今後」があるかね?
どうしてこうなった。 監督 F・ゲイリー・グレイ 800円 映画館BLACK
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ハンターキラー 潜航せよ
Hunter Killer これも、「どうしてこうなった」映画なんですが。答えはパンフめくれば判ります。ほら、潜水艦映画なのに、「泥にまみれる特殊部隊」がクローズアップされてるじゃないですか。そんなありがちな話をみにきたんじゃねぇんだけどなあ。 本題のはずの潜水艦(の中)の描写も、なんだかどっかで見たような話ばっかりだし、腹を撃たれて海に(海水冷たいぞ)落ちたひとが半日以上生きてたり、その後で走りまわったり、ああやっぱりガバガバですな。
どうしてこうなった。 監督 ドノヴァン・マーシュ 800円 映画館BLACK
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とある飛空士への追憶
The Princess and the Pilot 絵は可愛らしい、役者は上手い、世界観は素晴らしい、飛行機はカッコいい。なのに、ああなのに。「隠密作戦に出発するパイロット」の激励会を街の酒場でやるガバガバなシナリオ。この世界にはスパイはいないのか。もちょっと何か、こう、ま、いいや。 パンフ、製本してあって、表紙の紙も上質なもの。ただ、情報量は少なめ。
どうしてこうなった。 監督 宍戸淳 800円 映画館BLACK
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キャットウーマン
Catwoman ほんのちょっとずつ歯車がずれたおかげで、ゴールデンラズベリー賞をとっちゃった作品。企画も女優もストーリーも悪くないのに、どうしてこうなった。 パンフも何か予感があったのか、つるつるのグラビア紙は表紙だけ。中はざらざら紙。もっとも、キレイな印刷でシャロンストーンのどアップなんか載せたら、色々アラが目立っちゃうだろうからこれはこれで。
どうしてこうなった。 監督 ピトフ 600円 映画館BLACK
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SUPER8/スーパーエイト
Super 8 スピルバーグとJJ。なのに、なんでこんなに(検閲)。ほら、パンフレットすら、何をビジュアルにしていいか判んなさそう。真ん中の見開きは大人数で誰に注目していいかわかんないし、監督二人の写真を1ページで使ってるし。
どうしてこうなった。 監督 J・J・エイブラムス 不明 映画館BLACK
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なくもんか
ハムかつおいしそう。だけど、まあ、「泣くもんか」ってタイトルで「ははーん、泣かせに来てるんだな」と思われちゃうのがマイナスだよなあ。 パンフは黄色をベースにしてあって、黒ばっかりのパンフコレクションの中でも目立ってます。ただまあ、読んで面白いかってぇと。その、な。
どうしてこうなった。 監督 水田伸生 不明 映画館BLACK