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Battle for Stalingrad
Battle for Stalingradは1942年9月中旬から11月初めまでのスターリングラード市街地における戦いをシミュレートしている。 Squad Leaderをデザインしたジョン ヒルによる作戦戦術級の名作。写真は日本のSix Angles版です。 ルールの特徴は、徹底した独ソ両軍の作戦能力の違いをルールで表現していること。例えば砲兵に関し、ソ連軍は視認が必要だが、ドイツ軍は不要とか、ソ連軍はオーバーランできないとか、たくさんあります。 アントニービーバーの「スターリングラード」を読了した段階でプレイしてみました。 史実では最終ターン以後、ルーマニア、イタリア軍戦線(本ゲームの外側)が崩壊し、第6軍は包囲されることになります。
作戦戦術級 あり Six Angles ありファイトいっぺい
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スターリングラード
エポック社から1982年に発売された青作戦を扱うゲーム。 システムの一番の特徴は、攻撃側が戦闘の損害の大きさを任意に決定できる攻撃命令のルールでしょう。予めドイツ軍は0−5、ソ連軍は0−10の範囲で損害の増分を宣言し、CRTで決まった損害を増やすことができます。このほか、珍しいルールはスタック制限がないこと。とはいっても、極端にスタック枚数を増やしても、戦線が薄くなり、突破されてしまうので、結局は自制することになります。また、ソ連軍は、戦ってみないと戦力が分からないというアントライドシステムを採用しています。最後に、1ターンに3回の移動又は戦闘の機会があるので、攻防ともに予備が重要となるゲームです。 このゲームはしばらく積みゲーでしたが、令和2年のゴールデンウイークに積みゲー消化週間の一作としてソロプレイしてみました。当時の難易度は星5つ(結構難しい方)でしたが、難易度はそう高くはありません。国際通信社から再販されています。
戦略級 あり エポックファイトいっぺい
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Roads to Leningrad
Roads to Leningrad(GMT)は、1941年、レニングラード南方における北方軍集団とソ連軍の戦いを扱う作戦戦術級。このゲームは、41年7月と8月における、ソリツイとスタラヤ・ルッサ近郊におけるソ連軍の反撃を描いています。2 In 1のゲームです。ユニットは大隊規模で、デザイナーのVance Von Borries氏の本領が発揮できるスケール。通常の作戦級よりも手順が複雑になっていて、CRTは機動と突撃の二つに分かれています。 これの姉妹編というべきRoads to Moscowは、コマンドマガジンの付録になっています(131号、138号)。こちらも、RTMとほぼ同じシステムが採用されています。コマンドマガジンには、リプレイが掲載されており、少し面倒なルールの理解の手助けをしてくれています。
作戦戦術級 あり GMTファイトいっぺい
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Devil's Den
Devil's Denは,ゲティスバーグの戦い2日目1863年7月2日における,Devil's DenとLittle Round Topに陣を敷く北軍に対する南軍の突撃を,中隊/大隊レベルで再現するゲームです。 南北戦争のゲームは複数所有していますが,買うようになったのは,2017年頃からです。通史的なものが解説された本があまりなく,あまり興味をもてなかったのです。やはりゲームに対する興味は,その戦闘の背景や経過を知っているかどうかで大きく変わってきてしまいますね。ある日,アマゾンで本を探していたところ,「南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記」(学研M文庫)という本が目にとまりました。この本は,タイトル通り,主な戦闘の経過を図解したもので,ゲーマーにとってはめちゃくちゃありがたいです。ところが,既に絶版で,中古価格が5000円くらいしていました。後日,アマゾンのポイントがたまったところで,購入しました。この記事を書いている2019/12/8現在,4778円~27046円!!もしています。 ところで,ゲティスバーグ周辺は,レニングラード南のリガ北方の地理と似ているそうです。Avalon Hillの情報誌Generalに,Devil's Denのマップを使ったASLのシナリオ(1944年9月,リガ北方の独ソ戦)が掲載されています。
戦術級 Avalon Hill あり ペンシルバニア州ゲティスバーグ周辺ファイトいっぺい
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Streets of Fire
Streets of Fireは,Deluxe ASLのカテゴリーの第1作。ミニチュアを使ったゲームにも適応できるように,ヘクスが大きく,対辺5.5センチもあります。シナリオは,独ソ戦のものが8っつ入っています。 ASLの版権がAvalon HillからHasbro(MMP)に移ってから,MMPはDeluxeサイズのモジュールの作成を封印していましたが,2018年のWinter Offensive Bonus Pack#9で解禁され,新しいマップとシナリオが発表されています。 2019のクリスマス頃には,Streets of Fire(と次作のhedgerow Hell)が再版される見込みです。
戦術級 あり Avalon Hillファイトいっぺい
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Demyansk Shield
1941年の攻勢で,ドイツ軍はレニングラードの南約250キロの地点にあるワルダイ高地を占領し,その地に踏みとどまり越年した。ここに進駐したのはドイツ軍の12個師団だったが,戦線が大きくロシア側に食い込んだ形になっていて,その形は半島状になっていた(最短部分で長さ10キロ)。ここは,モスクワとレニングラードを結ぶ要衝地であったため,ロシア軍は,41年の冬から42年の春にかけて,この地域を包囲しようとした。一時包囲は成功したが,のちに奪い返され,42年11月まで戦線は膠着した。42年11月からのソ連軍の冬期攻勢によって,43年2月,ついにドイツ軍はデミヤンスクから撤退した。 本作品は,このようなデミヤンスクを巡る攻防のうち,42年1月から5月にかけてのロシア軍の攻勢を再現します。パウル・カレルの名著「焦土作戦」においては,42年11月からの記述は濃いのですが,42年初頭の攻勢については,あっさりとしかふれられていません。 デザイナーは,Vance Von Borries氏。Brorries氏の作品は,結構細かいルールが多いのですが,これは比較的あっさりしているようです。
作戦戦術級 なし Region Gamesファイトいっぺい
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Patton’s Best
Paton's Bestは,プレイヤーが,ジョージ・パットン将軍麾下のエリート師団・アメリカ第4機甲師団に属する一戦車長になって,ノルマンディ戦以降の西部戦線を戦い抜くゲーム。ソリティアプレイ専用のゲームで,プレイヤーは戦車長の立場になる。砲手,装填手,操縦手などのクルーも登場し,それぞれに能力値があって,戦闘によって能力が高まったり,死傷したりする。また,戦車も最初はシャーマンM4型が与えられているが,進行に従って,M4A1など,グレードアップしていく。 プレイヤーは1日に1ミッションをこなす。抵抗が少ない日もあれば,激しい反撃を受ける日もある。 約1年間のキャンペーンゲームをこなすのはかなりの時間がかかるが,ロールプレイングの要素があり,実におもしろくすばらしいゲーム。
戦闘級 あり AH/HJファイトいっぺい
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Decision at Kasserine チュニジア大突破
1943年2月,中部チュニジアにおける枢軸軍の攻勢をあつかったゲーム。1942年11月,エジプトのエル・アラメインで敗れた枢軸軍は,リビアからチュニジア方面に向けて撤退を開始しました。ほぼ同じ頃,北アフリカの反対側,モロッコとアルジェリアでトーチ作戦が発動,米軍が上陸しました。東西から枢軸軍を追い詰める作戦でした。しかし,枢軸軍は,部隊をかき集め,チュニジアで反攻作戦に出ます。このゲームはこの枢軸軍の反攻作戦をシミュレートします。 このゲームは中古で購入しました。古いゲームの問題点は,エラッタが入手しにくいことです。タクテクス誌号に一部のエラッタがあることを発見しましたが,未入手のエラッタもあるようで,ルール解釈上に疑義がいくつかあったり,明らかに間違いでしょうという部分もまだ残っています。ですので,残念なことにプレイ意欲をそいでしまいます。 もともとは3Wという会社のWARGAMERという雑誌の付録だったようですが,日本語版の作成に当たり,デザイナーのVance Von Borries氏にお願いして追加マップと追加シナリオを作ってもらったようです。ボリス氏の作品は,クレタ島降下作戦<AH>,Roads to Leningrad<GMT>,Roads to Moscow<GMT/CMJ>,Demyansk Shield<Legion Games>などいくつか持っていますが,一般の作戦級ゲームより少しルールに歯ごたえがあるものが多いようです。これはまだ初期の頃の作品とあって,まだ単純な方ですが,戦闘解決のチャートが通常戦と機動戦に分かれている点,Roads To・・・シリーズに通じるものがあります。
作戦戦術級 あり 3W/Hobby Japanファイトいっぺい