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SS装甲師団長(Game Journal No75)
SS装甲師団長は、1944年の西部戦線におけるドイツ軍SS装甲師団と連合軍師団との戦いを表すゲームです。 これは、ドイツ装甲師団長(アド・テクノス)をリメイクしたドイツ装甲師団長2(Game Jourmal)の続編です。 この3作共通でいえることですが、部隊の種類により攻撃のタイミングや相性(ある意味当然ですが対戦車砲は装甲に強いとか、歩兵が街に立て篭ると防御力が増すなど)、作戦能力が異なっており、必然的に諸兵科連合を意識するプレイを心がけるようになるということです。部隊の相性とは、あえてわかりやすく言えば軍人将棋みたいなものといえるでしょう(大将は中将より強いがスパイには弱いなど)。それでいて、ルールはシンプルですぐにプレイできます。 自分は名作だと思っていますが、R2.7.23現在、ネット上で検索してもプレイしたという記述が出てきません。手軽なゲームなので、どこかの例会でプレイされ、リプレイ記事が見つかるとは思いますが。
作戦戦術級 あり Game Journal 西部戦線ファイトいっぺい
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Doomed Battalions
Doomed Battalionsは,ASLにおいて連合国側中小国軍(ポーランド,ベルギー,オランダ,ギリシャ等)を扱うモジュールです。ASLは,Avalon Hill社が開発したゲームですが,1998年に倒産しました。裏を取っているわけではありませんが,このゲームは同社が最後に発売したゲームになったようです。そのせいか,初版はエラッタが多く,かなりの駒数が差し替えになりました(確かGeneral誌の付録になっていたような記憶)。ASLは,その後,Hasblo社に版権が移り,Multiman Publishingが製版を行うことになりました。その後第2版,第3版が発売され,エラッタはほぼ解消されました。写真は第3版のもの。
戦術級 あり Avalon Hill/MMP ありファイトいっぺい
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Hedgerow Hell
Hedgerow Hleeは,Deluxe ASLのカテゴリーの第2作で,西部戦線のシナリオが8個入っています。 MMPはしばらくデラックスモジュールに手をつけていませんでしたが,2019のクリスマス頃には,前作Streets of Fireとのコンボで再版される見込みです。
戦術級 なし Avalon Hill ありファイトいっぺい
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ASL Starterkit #1
Avalon Hillは,1986年,Paratrooperという入門編モジュールを発売したが,ルールを簡易にしたものではなかったし,Squad Leaderに見られたプログラム学習方式をとっていたわけでもなかった。入っていたのは,教練軍曹による訓練の体裁をとり,物語形式でルールを学ぶTraning Mannualだった。ASLのルールブック発売当初は,Squad Leader(SL)になじんだプレイヤーが多かったため,ASLへの移行は比較的スムーズに進んだと思われる。しかし,時を経てSLになじみが無いプレイヤーが増えてきたため,ASLを新しく覚えようというプレイヤーにとっては,あの膨大なルールブックは,障壁になっていた。 そこで,Paratrooper発売から約18年後,ルールを簡易にしたStarter Kitが発売された。これは一定の成功を収め,本家ASLへの新規参入を容易にした。このモジュールは,歩兵戦闘のみを扱うので,砲兵器を撃ちたければ#2を,AFVを操縦したければ#3を購入する必要がある。2019年,太平洋戦域を扱う第4弾が発売されている。
戦術級 あり Multimanpublishing ありファイトいっぺい
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YanksⅡ
YanksⅡは,Advanced Squad Leaderにアメリカ軍のオーダー・オブ・バトル(OB)を追加するもの。ただし,海兵隊のOBは,これではなく,Rising Sunで追加される。オリジナルのYanksは,1987年にAvalon Hillから発売されており,これは実質的な再販である。シナリオは,Yanksにあったものをアップデートしたほか,JournalやAnnualなどで追加されたものの中からいくつか選ばれている。このほか,1986年に発売されたParatrooperのシナリオも全部含んでいる。オリジナルにくらべ,カウンターのフォントが大きくなっていて見やすくなっている。
戦術級 あり Multimanpublishingファイトいっぺい