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ASL Action Pack #15 Swedish Volunteers
ASL Action Pack #15 Swedish Volunteersは、スウェーデン義勇兵を新しくASLのオーダーオブバトルに加えるもの。これは、もともと、2009年にスウェーデンのサードパーティが発表したもので、これをMMPが買い取って(?)再販したもののようです。 オリジナル版は、クリーム色のカウンターでしたが、MMP版では、グレーかかった青になっています。自分は、オリジナル版の方が北欧の雰囲気が出ていて好みです。 シナリオは2つ増えて、16個。ドイツ軍のノルウエー侵攻(義勇兵は連合国側)、冬戦争、継続戦争(義勇兵はフィンランド側)という三つの時期のシナリオによって構成されています。 内容物は、シナリオが増えている以外はオリジナル版と同じ。カウンターシートのデザインも同じです。 義勇兵に車両ユニットはありません。歩兵は、新兵、2線級、1線級の3種類で、エリート部隊はありません。SSRも少なめです。
戦術級 なし Multimanpublishingファイトいっぺい
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Phase Line Smash
Phase Line Smashは、湾岸戦争時の1991年2月24日から28日までにおける、アメリカ第7軍団とイラク軍の戦いをシミュレートしたゲーム。ソリティアゲームです。 このゲームを購入した直前、湾岸戦争大戦車戦(イカロス出版)という本を読んでいたため、面白そうと思い購入した。 GDWのゲームに、First Battleシリーズという簡単な戦術級ゲームがあるのでそのイメージで購入したところ、英文ルールがびっちり55ページという大物だったことが判明(図も少ないし、文字もびっちり)。おそらく、プレイしない可能性が大。でも、前述の本はかなり面白かったので、プレイ意欲だけはあります。いつか手を出して挫折するかも。。。
戦術級 なし GDW なしファイトいっぺい
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Croix dr Guerre
Croix dr Guerreは,ASLにフランス軍を導入するモジュール。AVALON HILLで92年に発売されていたものをリニューアルしたものです。単なる再販ではなく,1940年5月のDinantにおける戦闘を扱うヒストリカルモジュールも同梱されています。このほか,ヴィシーフランス,自由フランス軍のユニットも追加されている。ヴィシーフランス軍は,これまでフランス軍ユニットで代替していたが,専用のものに置き換えられました。自由フランス軍は,これまでイギリス軍ユニットで代替していましたが,専用のものに置き換えられました。また,Dinantのモジュールのために,ロンメルユニットが用意されました。 出荷開始は2020年1月。プレオーダーが2019年12月でしたが,速攻で注文を入れ,22番目くらいに滑り込んだので,日本に到着したのは最速かもしれません。到着は2月22日でした。 カウンターシート11枚という,巨大なモジュールです。
戦術級 あり Multimanpublishing 2020年2月ファイトいっぺい
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Deluxe Advanced Squad Leader
Deluxe ASLは,Streets of Fire,Hedgerow Hellの2作およびその後発表されたシナリオを再販したものです。Deluxeシリーズは,ヘクスが巨大で,幅が通常のものの2.5倍,5センチもあります。これは,ミニチュアを使ったプレイを可能にするためのものですが,通常のプレイにおいては大きすぎるため,縮小コピーして使っている人もいるようです。 過去作Streets of Fire,Hedgerow Hellには,AFVカードというものが入っていましたが,本作には入っていません。マップは8枚,シナリオは38個入っています。すべて過去の発表作をリニューアルしたものです。
戦術級 あり Multimanpublishing ありファイトいっぺい
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Doomed Battalions
Doomed Battalionsは,ASLにおいて連合国側中小国軍(ポーランド,ベルギー,オランダ,ギリシャ等)を扱うモジュールです。ASLは,Avalon Hill社が開発したゲームですが,1998年に倒産しました。裏を取っているわけではありませんが,このゲームは同社が最後に発売したゲームになったようです。そのせいか,初版はエラッタが多く,かなりの駒数が差し替えになりました(確かGeneral誌の付録になっていたような記憶)。ASLは,その後,Hasblo社に版権が移り,Multiman Publishingが製版を行うことになりました。その後第2版,第3版が発売され,エラッタはほぼ解消されました。写真は第3版のもの。
戦術級 あり Avalon Hill/MMP ありファイトいっぺい
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Devil's Den
Devil's Denは,ゲティスバーグの戦い2日目1863年7月2日における,Devil's DenとLittle Round Topに陣を敷く北軍に対する南軍の突撃を,中隊/大隊レベルで再現するゲームです。 南北戦争のゲームは複数所有していますが,買うようになったのは,2017年頃からです。通史的なものが解説された本があまりなく,あまり興味をもてなかったのです。やはりゲームに対する興味は,その戦闘の背景や経過を知っているかどうかで大きく変わってきてしまいますね。ある日,アマゾンで本を探していたところ,「南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記」(学研M文庫)という本が目にとまりました。この本は,タイトル通り,主な戦闘の経過を図解したもので,ゲーマーにとってはめちゃくちゃありがたいです。ところが,既に絶版で,中古価格が5000円くらいしていました。後日,アマゾンのポイントがたまったところで,購入しました。この記事を書いている2019/12/8現在,4778円~27046円!!もしています。 ところで,ゲティスバーグ周辺は,レニングラード南のリガ北方の地理と似ているそうです。Avalon Hillの情報誌Generalに,Devil's Denのマップを使ったASLのシナリオ(1944年9月,リガ北方の独ソ戦)が掲載されています。
戦術級 Avalon Hill あり ペンシルバニア州ゲティスバーグ周辺ファイトいっぺい
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Hedgerow Hell
Hedgerow Hleeは,Deluxe ASLのカテゴリーの第2作で,西部戦線のシナリオが8個入っています。 MMPはしばらくデラックスモジュールに手をつけていませんでしたが,2019のクリスマス頃には,前作Streets of Fireとのコンボで再版される見込みです。
戦術級 なし Avalon Hill ありファイトいっぺい
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Streets of Fire
Streets of Fireは,Deluxe ASLのカテゴリーの第1作。ミニチュアを使ったゲームにも適応できるように,ヘクスが大きく,対辺5.5センチもあります。シナリオは,独ソ戦のものが8っつ入っています。 ASLの版権がAvalon HillからHasbro(MMP)に移ってから,MMPはDeluxeサイズのモジュールの作成を封印していましたが,2018年のWinter Offensive Bonus Pack#9で解禁され,新しいマップとシナリオが発表されています。 2019のクリスマス頃には,Streets of Fire(と次作のhedgerow Hell)が再版される見込みです。
戦術級 あり Avalon Hillファイトいっぺい
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Forgotten War
Forgotten Warは,ASLに朝鮮戦争を導入するモジュール。7枚のカウンターシート,16個のシナリオ,4枚のマップと,もちろん特別ルール,砲・車両の解説書が同梱されている。 オーストラリア,ベルギー,カナダ,オランダ,フランスなどの国連軍,米軍,韓国軍,イギリス軍,北朝鮮,中国共産軍などの新しい部隊が導入された。ルールには,前線航空管制員,サーチライトなどのルールが導入されている。 和訳チームによる日本語訳では,何カ所かで脚注があり,ルールに整合しない部分があるようだ。いずれ,Journalで大量なエラッタが出てくる予感がする。
戦術級 なし Multimanpublishingファイトいっぺい
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Armies of Oblivion
Armies of Oblivionは,枢軸軍中小国を追加するモジュール。枢軸軍中小国とは,ルーマニア,ブルガリア,ハンガリーです。ユニットの基本色は濃いグリーンですが,ハンガリーは,後に連合国軍側についたルーマニアやブルガリアとも戦火を交えたということで,区別するために薄い青色との二色刷になってます。シナリオは11個。 このモジュールは2006年に発売されたものですが,その後2018年になって,リプリントされました。しかしその内容は,実質拡張版というもので,シナリオは32個に増えてます(Journalに収録されたシナリオが焼き直しで入っているため)。加えて,拡張されたFirst Fireマーカー(固有火器使用,SW使用の区別がされているもの)が入っていたりと,コレクターにとっては買えという圧力。案の定,購入してしまいました。
戦術級 なし Multimanpublishingファイトいっぺい
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Hakkaa Paalle!
Hakkaa Paalle!は,長らく待たれていたフィンランドのOBを導入するモジュール。フィンランド軍歩兵OBは,Beyond Valorに入っていたが,砲と車両は,長らくお預けになっていた。同時に,フィンランド軍歩兵は定義し直され,部隊のバリエーションが増えている。フィンランド軍に関するルールの他,ソ連軍初期の戦術ドクトリン,疎林,アエロサン,射界清掃域などに関するルールが増補されており,ソ連軍の車両の種類も増えている。
戦術級 なし Multimanpublishing ありファイトいっぺい
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Rising Sun
Rising Sunは,日本軍OB,中国軍OB.アメリカ海兵隊OBを導入するビッグモジュール。もともとは,Code of BushidoとGung HoとしてAvalon Hillが発売していたものだが,MMPが第2版作成に当たり,一つにまとめたもの。マップは7枚,8枚のカウンターシート,32個のシナリオなどからなる。加えて,Annual 93'bの付録としてついていたヒストリカルシナリオGabutu-Tanambogo(Chapter Zの一部)も同梱されている。 太平洋戦域に関するルールは,G章として位置づけられており,英文で50頁もある。特に,洞窟や強襲上陸に関するルールはめんどくさそうだ。和訳がネットで公開されているが,未プレイ。
戦術級 なし Multimanpublishingファイトいっぺい
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For King and Country
FKaCは,ASLにイギリス軍OBを追加するモジュール。Avalon Hillから発売されていたWest of Alameinの内容を拡大した実質的第2版となる。 マップは8枚,ユニットシート6枚からなる大作。シナリオは,フランス,クレタ島,オランダ,イタリアなど場所も時期が異なるものが20個入っている。 ユニットは全てリニューアルされており,WoAより見やすくなっているが,ロットによってはWoAの在庫?と思われるユニットシートが混じっていたようだ。自分のものも,AFVのユニットシート1枚がWoA版と同じものだった。海外のショップから輸入したものだったので,ショップに差し替えを頼んだが,「MMPに聞いてみるよ。」といわれてそれっきりになっている。
戦術級 あり Multimanpublishing ありファイトいっぺい
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ASL Starterkit #1
Avalon Hillは,1986年,Paratrooperという入門編モジュールを発売したが,ルールを簡易にしたものではなかったし,Squad Leaderに見られたプログラム学習方式をとっていたわけでもなかった。入っていたのは,教練軍曹による訓練の体裁をとり,物語形式でルールを学ぶTraning Mannualだった。ASLのルールブック発売当初は,Squad Leader(SL)になじんだプレイヤーが多かったため,ASLへの移行は比較的スムーズに進んだと思われる。しかし,時を経てSLになじみが無いプレイヤーが増えてきたため,ASLを新しく覚えようというプレイヤーにとっては,あの膨大なルールブックは,障壁になっていた。 そこで,Paratrooper発売から約18年後,ルールを簡易にしたStarter Kitが発売された。これは一定の成功を収め,本家ASLへの新規参入を容易にした。このモジュールは,歩兵戦闘のみを扱うので,砲兵器を撃ちたければ#2を,AFVを操縦したければ#3を購入する必要がある。2019年,太平洋戦域を扱う第4弾が発売されている。
戦術級 あり Multimanpublishing ありファイトいっぺい
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YanksⅡ
YanksⅡは,Advanced Squad Leaderにアメリカ軍のオーダー・オブ・バトル(OB)を追加するもの。ただし,海兵隊のOBは,これではなく,Rising Sunで追加される。オリジナルのYanksは,1987年にAvalon Hillから発売されており,これは実質的な再販である。シナリオは,Yanksにあったものをアップデートしたほか,JournalやAnnualなどで追加されたものの中からいくつか選ばれている。このほか,1986年に発売されたParatrooperのシナリオも全部含んでいる。オリジナルにくらべ,カウンターのフォントが大きくなっていて見やすくなっている。
戦術級 あり Multimanpublishingファイトいっぺい