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1/64 McLaren MP4/5 #2 normal ver【京商 McLaren MiniCar collection】084
年代:1989年 シャシー:MP4/5 エンジン:ホンダ RA109-E, 3,490 cc (213.0 cu in), 72度 V10, NA カーナンバー:2 ドライバー:アラン・プロスト デザイナー:ゴードン・マレー、ニール・オートレイ ---------- 1998年、3.5リッターNAエンジン初年度となったマクラーレンは、前年16戦15勝と言う成績でシーズンを席巻した『MP4/4』をベースに仕上げた『MP4/5』を投入します。 実は時代遅れとも言える雄型整形のモノコックシャシーでしたが、ホンダパワーを最大限活用し、セナ・プロスト合わせてシーズン10勝をマークしてダブルタイトルも2年連続で獲得します。 ---------- プロストは第2戦サンマリノでのセナとの紳士協定破綻からマクラーレン離脱を露骨に見せる様になり、イタリアGPで優勝トロフィーをポディウムから見知らぬティフォージに捨て渡す姿は、ちょっとやり過ぎではと今でも思ったりしてます。 最終的には、シーズン途中からセナとはスペックが違う劣ったエンジンを与えられている等チーム内にも揺さぶりを掛けてましたね。 デトロイトGPでセナのマシンにのみテレメトリー(電波障害)によるエンジン制御の不具合が出た事が、別スペックエンジンだと考えた発端だった様です。 とは言え、勝利数はセナに負けても入賞回数で上回り、最終的にワールドチャンピオンをきっちり獲得するあたりは流石のプロストなんでしょうねー。 ホンダ、マクラーレンチームは、そんな離脱が確定しているプロストにも積極的に新型エンジン・新車を与えたり、ピットワークもセナと遜色無く、それとこれとは別な対応にF1の世界観とプロ意識を垣間見ました。 ---------- モデルは、全体のバランス、特に真横視点からのビューはかなりカッコいいです。 この『MP4/5』は京商1/64シリーズの中でも抜群で、とてもトミカサイズのミニカーとは思えないバランスの良さだと感じてます。
ミニカー 1/64 京商64mania
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1/64 McLaren MP4/3 #2 normal ver【京商 McLaren MiniCar collection】081
年代:1987年 シャシー:MP4/3 エンジン:TAG ポルシェ TTE PO1, 1,496 cc (91.3 cu in), 90度 V6, ターボ カーナンバー:2 ドライバー:ステファン・ヨハンソン デザイナー:ゴードン・マレー、ニール・オートレイ ---------- 1987年、『MP4/2』から続くパッケージでしたがデザインは大きく変わり、リアウイングやラジエーター排熱のエア・アウトレットが上方から側面に移され、当時の近代F1マシンへの変革が見られるようになります。 ---------- S.ヨハンソンは優勝こそありませんでしたが、5回のポディウムと善戦します。 個人的にはやはりTV中継のあった鈴鹿GPでの3位が印象にありますね。 と、言っても2位走行の最終ラップ、セナに抜かれて3位になってしまうと言う、ヨハンソンからすればネガティブな記憶なんですけどね。。^^; ---------- モデルはロウインダクションポッドのバランスも良く、ヘッドレスト部のロールバーも独立パーツで中々グッドです。 しかし、モデルで改めて感じましたが、フロントノーズはこんなにワイドだったんですねー。
ミニカー 1/64 京商64mania
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1/64 McLaren MP4/3 #1 normal ver【京商 McLaren MiniCar collection】080
年代:1987年 シャシー:MP4/3 エンジン:TAG ポルシェ TTE PO1, 1,496 cc (91.3 cu in), 90度 V6, ターボ カーナンバー:1 ドライバー:アラン・プロスト デザイナー:ゴードン・マレー、ニール・オートレイ ---------- 1987年、昨年1986年にドライバーズタイトルを獲得しワールドチャンピオンとなったA.プロストでしたが、この年は1000馬力を超えると言われたホンダターボエンジン搭載のウィリアムズホンダのN.ピナにチャンピオンを奪われてしまいます。 ---------- マクラーレン『MP4/3』は昨年に引き続きTAGポルシェターボエンジンを搭載しますが、ホンダ獲得に動いていたとも言われています。 そして、翌年1988年に念願のホンダエンジンを獲得し、『MP4/4』とのパッケージで、あの圧倒的な強さでチートマシンとも呼ばれる様になります。
ミニカー 1/64 京商64mania