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氷の世界 / 井上陽水(紙ジャケCD2ndプレス)
井上陽水の3rdアルバムの紙ジャケCD2ndプレス盤です。 「氷の世界」というアルバムを知ったのは70年代後半の中学生になるかどうかあたりだったと思いますが、存在を知るだけで聴くには至りませんでした。 父や母もフォーク世代というよりGSやムード歌謡が好きな世代で、フォークのアルバムで父が持っていた記憶があるのはよしだたくろうの「元気です。」だけで、私的にはさだまさしがお気に入りでした。 実際に「氷の世界」を買ったのは社会人になってからですが、この奥深い作品を中学生の時に聴いても理解できなかったかもしれません。 ある程度、様々な音楽を聴き、大人になって改めてこの「氷の世界」を聴くと、当時このアルバムを世に出した井上陽水の凄さに震えがおきます。 特に表題曲「氷の世界」は何を言ってるかわからないながらも、やばい世界を垣間見た印象を誰しもが持つのではないでしょうか。 現代でこれが発売されても当時と似たような騒動が起き上がると思います。 まさに怪物級の名盤ですね。 https://youtu.be/oADIJoZ3E30?si=KMYXFVEtzEMXfgut
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1973年犬がミケの一族
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氷の世界 / 井上陽水(紙ジャケCD1stプレス)
井上陽水の3rdアルバム、1stプレスの紙ジャケCD。 この有名なジャケットアートワークは、当時まったく無名だった中村冬夫が手がけたもので、しかもネガを現像液に漬ける時間を長くしてしまったため色が白く飛んだ独特の雰囲気が偶然生まれました。 以後、中村冬夫は井上陽水の専属カメラマンとなります。 シングルカットされた「心もよう」をはじめ有名な曲が多い本アルバムですが、個人的にはシングル「心もよう」のB面で、当初陽水がシングルとして推した「帰れない二人」が大好きです。 この曲は忌野清志郎との共作で、当時まったく売れていなかった清志郎がこの曲と同収録の「待ちぼうけ」の印税でかなり喰い凌ぐことができたそうです。 アルバムバージョン https://youtu.be/Y-zYeL3982o?si=w7sXhfEOCjNKgbXx 忌野清志郎とのデュエット 独特なこえのもちぬし二人のデュエットも必聴です。 https://youtu.be/0XNcjYwEjrg?si=aRcBUZ1Hzvp3ZBVm
紙ジャケットCD い 1999年12月 1973年犬がミケの一族
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陽水ライブ もどり道 / 井上陽水(紙ジャケCD)
2ndアルバム「センチメンタル」と3rdアルバム「氷の世界」の間に発売された陽水初のライブアルバムで、紙ジャケ化初回にはリリースされず、第2弾で初めて紙ジャケ化されました。 ライブアルバムとしても当時の記録を塗り替えるヒットとなり、陽水人気はさらに勢いを増していきました。 本ライブは1973年4月14日の新宿厚生年金会館小ホールでの「陽水リサイタル」を収録したものでアルバム「氷の世界」に先駆けて収録された曲もあり、特に「あかずの踏切」は「氷の世界」とはまったく異なる曲のように披露されています。 https://youtu.be/b_DLAghVPp8?si=yBoSKVBMaDfOk6MH
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1973年犬がミケの一族
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光と影 / 泉谷しげる(紙ジャケCD)
泉谷しげるの4thアルバム。 サディスティック•ミカ•バンドが全面協力した作品で、作品を重ねるごとにロック化していく姿は、岡林信康のバックをはっぴいえんどが務めたアルバム「見るまえに跳べ」に通じるところがあり、遡ればディランの「ライク•ア•ローリング•ストーン」が影響を与えています。 この先、泉谷しげるはどんどんロック化していきますが、そのスタイルはニューウェーブになったり、グランジになったり、その時代に合わせて七変化していきます。 それを思えばこの頃はまだフォークっぽさも残っていますね。 https://youtu.be/PjFQCQp1Dr4?si=eMcx6PDn07kDigaF
紙ジャケットCD い 2100円 2006年6月 1973年犬がミケの一族
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ELVIS ; ALOHA FROM HAWAII VIA SATELLITE / ELVIS PRESLEY(紙ジャケCD)
1973年1月14日、日本などの海外公演を望む声に応える形で、38カ国に放映された世界初の衛星放送ライブをアルバムに収めたもの。 癌を苦にダイアモンドヘッドから投身自殺をはかったハワイの作曲家クイ•リー癌基金のためのチャリティーという側面もあり、公演の収益から7万5千ドルが寄付されました。 晩年ということや、妻プリシアとの離婚調停中で傷心していたこともあり、ロックよりもバラードが多くセットリストに載っており、面白いところでは本作唯一の収録として、ビートルズの「サムシング」も艶っぽく歌っています。 日本での視聴率は37.8%、フィリピンにおいては脅威の90%以上を叩き出しており、世界が待ち望んだライブだったことが伺えます。 プレスリーファンだった母の傍らで、当時私も観たと思うのですが6歳だったので記憶はあやふやです。 今回の紙ジャケは衛生から地球に向けて送られる電波がくり抜きになり、内ジャケのプレスリーが顔を出すギミックも再現されています。 また、音源もフルバージョンが高画質でYouTubeにアップされております。 サムシング) https://youtu.be/-0yp3F7wbZo?si=Us61QQt0mnHrw-0T フルバージョン) https://youtu.be/DfjIOL5MxLY?si=pEAzVprc0xpnXa4T
紙ジャケットCD E 2000円 2000年1月 1973年犬がミケの一族
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あいつと私 / ちあきなおみ
アレンジ次第では今のJPOPにもなりそうな、ちあきなおみ16枚目のシングル。 いわゆるドラマチック歌謡三部作の次作に当たるシングルで、同じ恋愛ソングでありながらやや軽快に歌われています。 https://youtu.be/urFNJIfxePg?si=Fr2M0Rr5HdWbxvHp
EP ち 330円 ブックオフ 2024年1月犬がミケの一族
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GOODBYE YELLOW BRICK ROAD / ELTON JOHN(紙ジャケCD)
当時、楽曲制作が好調で2枚組の大作となったエルトン•ジョンの7作目。 「オズの魔法使い」にインスパイアされた表題曲のほか、マリリン•モンローを歌い、のちに故ダイアナ妃にも捧げられた「キャンドル•イン•ザ•ウインド」や、白人としては初のR&Bチャート1位を獲得した「ベニー&ジェッツ」などを含み、自身2度目の全米全英いずれも1位を獲得するヒット作となりました。 個人的にもかなり好きなアルバムですが、まだアナログ盤は買えていません。 https://youtu.be/wo1OwRTRKRk?si=cr8G5y6vVZ6ZU-BI
紙ジャケットCD E 2141円 RECOFAN 2001年9月犬がミケの一族
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DON’T SHOOT ME I’M ONLY THE PIANO PLAYER /ELTON JOHN(紙ジャケCD)
フランソワ•トリュフォー監督による映画『ピアニストを撃て』をインスパイアし作成されたエルトン•ジョンの6作目。 「ダニエル」「クロコダイル•ロック」「罪人にあわれみを」といったシングルを含み、全米全英の両方でNO.1を獲得しました。 ここからが所謂全盛期ですね。ピアノ弾き語りでどこまでロックを展開できるか、その挑戦が続きます。 https://youtu.be/75r0nQu-hMs?si=l7mOowP3UVKbx3Hg
紙ジャケットCD E 2141円 RECOFAN 2001年9月犬がミケの一族
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ON THE THIRD DAY / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA(紙ジャケCD)
ELOの立案者だったロイ•ウッドが去り、完全にジェフ•リン主導となった3rdアルバムは、2ndアルバム発売の10ヶ月後に発売されました。 発売当初の1973年はA面4曲B面4曲の組曲構成でワーナー•ブラザーズからの発売でしたが、1976年のジェットレーベル移籍時に、アルバム発売前に発表されていたヒットシングル「SHOWDAWN」が追加され、その際にアルバムとは毛色の違うディスコ調の「SHOWDOWN 」のイメージに合わせ、ジャケットもメンバー全員が並んだものに差し替えられましたが、本作の紙ジャケ化により当初のワーナー版ジャケットが復刻しています。 また、本作にはTレックスのマーク•ボランが、B面とボーナストラックでギター参加しており、一聴でそれとわかる存在感をあらわしています。 ジェフ•リンが生み出す新たなELOサウンドは、ロイ•ウッドが抜けたことでチェロが控えめになり、その代わりに楽曲はより耳馴染みの良いポップで明るい内容になったことから、アメリカでもヒットし、ELOの知名度を一気に広げる作品となりました。 ヒットシングル「SHOWDAWN」 https://youtu.be/dV0-Cho26IY?si=42rmDWffGUM2JqMK マーク•ボラン参加の「MA-MA-MA BELLE」 https://youtu.be/CxdpKg5I2HU?si=DQbyYxJX1n4WjPeF
紙ジャケットCD E 1890円 DISC UNION 2006年9月犬がミケの一族
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ELO2 / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA(紙ジャケCD)
ロン•ウッドの長年の構想だった「ロックとクラシックの融合」をジェフ•リンが実現する形となったELOでしたが、結成翌年の2ndアルバムレコーディング時に早くも暗雲が立ち込めます。 アルバムタイトルの「THE LOST PLANET」が却下されたことや楽曲クレジットでロイ•ウッドとジェフ•リンにトラブルが起き、ロイ•ウッドはチェロのヒュー•マクドウェルとフレンチホルンのビル•ハント、サウンドミキサーのトレヴァー•スミスを引き連れてELOを脱退。ロックとビッグバンドジャズを融合したバンド、ウィザードを結成します。 残されたジェフ•リンとベヴ•べヴァンはバンド再建のためメンバーを再構成し本作のレコーディングを再開します。 ヒットしたチャックベリーのカバー「ロール•オーバー•ベートーベン」以外はすべてジェフ•リンの作詞作曲で、ロイ•ウッドのクレジットはありませんでしたが、発売から約30年後の2003年に発売された「ファースト•ライト•シリーズ/ELO2」においてA面B面の1曲目で、ロイ•ウッドがベースとチェロを弾いていることが明らかになりました。 意気揚々とデビューしたELOですが、ワンマン二人の衝突により、順調なスタートとはなりませんでしたが、本来やろうとしていた「ロックとクラシックの融合」という点では1stとこの2ndがその最たる作品ではないかと思います。 https://youtu.be/wVGv-avRA64?si=rTrqwOEJm3RJyzrV ちなみに、脱退したロン•ウッドはウィザードとして同年にシングルを発売、翌年本作とほぼ同時に1stアルバムを発売し、その4ヶ月後にはソロアルバムも発売しますが、ELOほどのヒットとはなりませんでした。 結果的にロイ•ウッドのザ•ムーヴはELOに形を変え乗っ取られ、自身も不遇なまま現在に至ります。(今なお現役ってだけでもスゴイんですが) なお、本CDにはオリジナルの長編5曲の他、アルバム未収録だったシングルや別テイク8曲がボーナストラックとして収録されています。
紙ジャケットCD E 2600円 DISC UNION 2006年9月犬がミケの一族
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LOST HORIZON / ORIGINAL SOUND TRACK
1973年に公開された映画「失われた地平線」のサウンドトラック。 大作ミュージカルとして20億円の制作費をもって作られましたが、興行、批評とも惨敗に終わり、ハリウッド映画におけるミュージカルというジャンルそのものを失墜させたといわれる作品です。 一方で、当時脂が乗り切っていたバート•バカラックとハル•デイヴィッドが手がけたサウンドトラックは名盤の誉高く、ミュージカル仕立ての本作はバカラック作品の中でも代表作となっています。 アカデミー主題歌賞を獲った映画「明日に向かって撃て!」のサントラもいいんですが、歌満載の本作も初期スコット•ウォーカーのような味わいがあります https://youtu.be/M8FVHOJko4c?si=JOztFzCQ7vBzA1tq https://youtu.be/NllSs_qz2Xk?si=0i3tVSOGl1h7zwox
EP L 1760円 ブックオフ 2023年11月犬がミケの一族
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DESPERADO / EAGLES(紙ジャケCD)
西部開拓時代のならず者(DESPERADO)をコンセプトにしたイーグルスの2ndアルバム。イーグルスがドゥーリン=ドルトン•ギャングに扮し、その栄華と衰退を描いています。 今回の紙ジャケットはUS初回盤を再現しており、柔らかくザラザラした紙質のA式を採用しています。 表紙は栄華を誇る4人の勇ましい写真で、裏ジャケットは囚われた6人の写真が使われていますが、何気に裏ジャケで2人増えており、コチラはクレジットこそないものの、ジャクソン•ブラウンとD.Jサウザーとのこと。 インナーは当時アサイラムの初回盤で使われた黒の無地、レーベルはホワイト•アサイラム、帯は日本盤の初回帯が採用されました。 本作のタイトル曲でもあり、イーグルスの代表曲でもある「DESPERADO」は当時、シングルカットもされなかった単なるアルバム収録曲でしたが、のちにリンダ•ロンシュタットを含め多くのアーティストにカバーされ続けています。 https://youtu.be/aelpqWEBHR4?si=7xxw-Ak3DSR2iJqe https://youtu.be/yUg10CPelvo?si=9jEicRhaf_3acaB9 https://youtu.be/DNqYkmZel_I?si=Zb2wUmToiTAaGLhL https://youtu.be/bjTlsyc6Pu0?feature=shared https://youtu.be/5WDD4rCNe4s?si=nbGYAE9nzJ7uX4jU
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1973年犬がミケの一族
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NOW & THEN / CARPENTERS(紙ジャケCD)
カーペンターズのデビュー30周年で発売された紙ジャケCDボックスセットから二人の5thアルバム。 「NOW & THEN」といえば昔はコチラのこと。 個人的にはカーペンターズの最高到達点がここかと思います。 A面は「SING」「THIS MASQUERADE」「JAMBALYA(ON THE BAYOU)」などのヒット曲 B面は「YESTERDAY ONCE MORE」ではさむ形でオールディーズカバーが並びます。 自作の曲も他のアーティストのカバーもカレンが歌えばカーペーターズになってしまいます。 ジャケットアートワークは一連のアース•ウインド&ファイヤーや喜多郎のジャケットを手がけ、ELOの「OUT OF BLUE」やヴァン•ダイク•パークスの「DISCOVER AMERICA」なども手がけた長岡秀星。SFっぽい作品が多い中、写真のように書かれた本作のジャケットは彼の最高傑作のひとつでもあり、三方見開きで見応えも十分です。 https://youtu.be/Qmcf5pPUX60?si=bIV_KxZbtD4spuNE
紙ジャケットCD C 28032円 1998年12月 1973年犬がミケの一族
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THE CAPTAIN AND ME / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ジャケットが印象的なドゥービー•ブラザーズの3作目。 シングル「Long Train Runin’」は当初インストゥルメンタルの曲でしたが、プロデューサーのテッド•テンプルマンの発案によりトム•ジョンストンが歌詞をつけ、バンドとして初の全米トップ10シングルとなりました。 https://youtu.be/m4tJSn0QtME?si=SjnaIB9AugVQpBoV
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1973年犬がミケの一族
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禁じられた遊び / 山口百恵
EP や 88円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族