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嘆きのウクレレ / 遠藤賢司(紙ジャケCD)
うらたのぶこ作のジャケットが印象的な遠藤賢司の3rdアルバム。 バックはキャラメル•ママを結成し初のレコーディングとなった細野晴臣、鈴木茂、林立夫のほか、松任谷正隆、後藤次利、乱魔堂の洪栄龍、頭脳警察のトシ(石塚俊明)らが参加し、ジャンルレスが更に進みます。 特にアルバムラストを飾る「歓喜の歌」はベートーヴェンの第九に日本語詞をつけてアコギで弾き語った名曲で、枠にハマらないエンケンの序章となった作品となりました。 https://youtu.be/T2WX5H43Wc0?si=3BoP4772_EKq9q6T
紙ジャケットCD え 2200円 RECOFAN 2000年5月犬がミケの一族
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陽水Ⅱ センチメンタル / 井上陽水(紙ジャケCD2ndプレス)
井上陽水の2ndアルバムの紙ジャケCD2ndプレス。 井上陽水を単なるフォークで終わらせなかった功績は編曲した星勝の貢献が大きいと思います。 星勝は元モップスのギタリストで、陽水のデビューアルバムが初のプロデュース作品であり、以後もほとんどの作品でタッグを組んでいます。 初期は専属ミュージシャンの伝手もなく、バックの演奏もモップスが務めていました。 モップスが得意とした洋楽ロックを隠し味程度にふりかけた星勝のサウンドプロデュースはもはやロックであり、大衆が「フォーク」としてひとくくりする中においても、井上陽水が異質の存在になる手助けをしていたと思います。 https://youtu.be/6XD8Jf3yqNI?si=tueFeDoEj4CjWjkg
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1972年犬がミケの一族
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陽水Ⅱ センチメンタル / 井上陽水(紙ジャケCD1stプレス)
井上陽水の2ndアルバム、1stプレスの紙ジャケCDです。 このアルバムの最後には「帰郷(危篤電報を受け取って)」という曲が収録されていて、実際に実父が危篤となり実家へ帰る夜行列車の中で書き上げています。 同じような状況で、友川かずきにも危篤の祖父への死なないでほしい気持ちをこれでもかというくらいストレートにぶつけた「おじっちゃ」という曲がありますが、感情むき出しの友川かずきにくらべ、井上陽水の場合は非常に客観的で、そのストレートではない歌詞にもまた心の動揺や親との関係性が見えてきます。 これは子供の頃にはわからなかった感覚で、私も人となりの親になって初めて思うところだと思うのですが、井上陽水は20代で既に達観しているわけです。 ちなみにこの「帰郷(危篤電報を受け取って)」は「ほととぎす」というタイトルで海援隊のデビューアルバムにも収録されています。 https://youtu.be/s0hPfGD97NU?si=VZOSLmRKejZHPo3i
紙ジャケットCD い 1999年12月 1972年犬がミケの一族
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断絶 / 井上陽水(紙ジャケCD2ndプレス)
井上陽水の紙ジャケCD2ndプレスはバラ売りでアルバム「断絶」から「九段」まで発売されました。 ここでの添付動画は「人生が二度あれば」 フォークというより、この盛り上がりはもはやプログレです。 声高々と「人生が二度あれば」と歌っていますが、本心は限りある一度きりで十分だということが言いたいのでは? 井上陽水は3rdアルバム「氷の世界」が大ヒットしますが、その予兆は本作「断絶」の型破りさだと思います。 今聴いても実に新鮮です。 https://youtu.be/1HCtX5bohVc?si=BAxtwZpPRrMmLU2t
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1972年犬がミケの一族
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断絶 / 井上陽水(紙ジャケCD1stプレス)
井上陽水のデビューアルバム「断絶」から4枚目の「二色の独楽」までが最初に紙ジャケ化されました。 こちらは帯なしでボックスセットになっています。 ここでの添付動画は「断絶」 恋愛の歌に転調して父親を引っ張り出してくるなんてかなり変化球だし、サウンドもフォークというよりもはやソウルです。 https://youtu.be/9CQOCiP-GAY?si=avwoXRbPE15iYjil
紙ジャケットCD い ブックオフ 1999年12月 1972年犬がミケの一族
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地球はお祭りさわぎ / 泉谷しげる(紙ジャケCD)
長らく初期泉谷しげるのCDはフォーライフ盤のジャケットでしたが、この時の紙ジャケ化によりエレック盤のジャケットが復活しました。 まだフォークが色濃く残るアルバムですが、後半はロック色が強まってきます。 これは次作へ繋がる序章となります。 https://youtu.be/k7YmREeT9BM?si=R1gf62bVi_RE4egv
紙ジャケットCD い 2100円 2006年6月 1972年犬がミケの一族
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ORANGE / AL STEWART
LP A 330円 ブックオフ 2024年2月犬がミケの一族
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HONKY CHATEAU / ELTON JOHN(紙ジャケCD)'
見開きのエンボス加工されたジャケットが見事に再現されたエルトン•ジョンの5作目。 このジャケットは何回も開け閉めしていると形が崩れてしまうので、閉めずに畳んで保管しています。 https://youtu.be/D7rngqeLwfM?si=4bWnyER_E-W7RaWI
紙ジャケットCD E 2141円 RECOFAN 2001年9月犬がミケの一族
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EAGLES / EAGLES(紙ジャケCD)
リンダ•ロンシュタットのバックミュージシャンが集まり結成されたイーグルスのデビューアルバム。 当時、グレン•フライが、同じアパートに住みご近所さんだったジャクソン•ブラウンと共作した「TAKE IT EASY」がビルボードチャート12位のヒットとなりました。 今回の紙ジャケはUS初回盤のダブルジャケットが再現されており、日本盤がやや空色が明るかったのに対し、グラデーションが強めに入った夜明けの印象が強いものになっています。 また、中ジャケットの焚き火の写真は逆さまのように見えますが、こちらも夜明けの表ジャケットと対比する形で撮られた上空からメンバーを撮影したアングルのもので、当初ポスターとしての同封が考えられましたが、大きさの問題から見開きのダブルジャケットに変更されました。(この写真がなく、シングルジャケットになっているバージョンも世界各国にあります。) そのほか、インナーは「デザート•ローズ」と呼ばれるサボテンの花があしらわれたもの、CDレーベルはUS盤のホワイト•アサイラム、帯は当時の日本盤帯が採用されたりと、紙ジャケCDとしてはかなり再現度の高いシリーズになっていますが、こだわりの極めとして同封の解説ブックレットも紙ジャケットに合わせ、通常よりも大きめなサイズで製作されています。 https://youtu.be/32Oc2d_3yEk?si=ki6bL3DgeRbRPlJr
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1972年犬がミケの一族
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沖縄の民謡
一枚は欲しいなと思っていた沖縄民謡のアルバム。 今や認知度も高く 様々なアーティストがカバーしているような曲も いくつか収録されています。 https://youtu.be/1ZR5tng954k?si=m79wHDBvecQ4dS0r
LP お 990円 HMV 2023年11月犬がミケの一族
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赤色エレジー / あがた森魚+蜂蜜ぱい
のちに、はっぴいえんどなどを世に出すことになるベルウッドレコードからの第一弾シングルとなったあがた森魚の出世作。 クレジットはムーンライダーズの前身バンドであり、彼も在籍していた蜂蜜ぱいとの共演となっており、ジャケットアートワークはこの曲のモチーフにもなった漫画「赤色エレジー」の作者である林静一が手がけています。 大学闘争とか、同棲とか、ガロとか、フォークジャンボリーとか、様々なカルチャーがミクスチャーされた昭和40年代という時代における結晶のような歌ですね。 本来、作詞作曲はあがた森魚ですが、メロディーが「あざみの歌」に似ていると判断したレコード会社の方針で、作曲者は八洲秀章となっています。 本人は八洲秀章の影響は微塵もなく、あくまでも林静一からの影響によるものと語っています。 たくろうや陽水がテレビに出ない中、躊躇なくテレビに出まくったことがあがた森魚の勝因かと思います。 https://youtu.be/dKBFWMQHR58?si=a_LwcymJIr8J2gNk
EP あ 330円 HMV 2023年11月犬がミケの一族
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SONG FOR YOU / CARPENTERS(紙ジャケCD)
カーペンターズのデビュー30周年で発売された紙ジャケCDボックスセットから二人の4thアルバム。 ジャケットやインナーの紙質にもこだわって再現、ミニチュア化しています。 レオン•ラッセルの「SONG FOR YOU」から始まり、代表曲の「TOP OF THE WORLD」、ルビー•アンド•ザ•ロマンティクスのカバー「HURTING EACH OTHER」、キャロル•キングの「IT’S GOING TO TAKE SOME TIME」と続く流れは絶好調さを感じますし、最後にまた「SONG FOR YOU」がリプライズされるところからも、本作がアルバムとしてまとまったコンセプト作品であることがわかります。 https://youtu.be/tpeF-YLgTvg?si=sHUAkcJ21wVPyZPt https://youtu.be/dTMPTC4Bo5M?si=x_4mCx6Eje6heTst https://youtu.be/sqkVNHwJfKc?si=skM1UUjQ6Ejr3Q0O https://youtu.be/LdVcgYzpoKY?si=lFyF6YchfVP-2Gfe
紙ジャケットCD C 28032円 1998年12月 1972年犬がミケの一族
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HONKY CHATEAU / ELTON JOHN
エルトン•ジョンが初めて全米No.1を獲得した5作目。 古城を改築したスタジオで製作されたアルバムはそのままアルバムタイトルに。 シンセサイザーを導入し、よりポップな作風に仕上がっており、のちに自伝映画のタイトルにもなった「ロケット•マン」がシングルとしてヒットしたことで、エルトン•ジョンの知名度は更に上がりました。 こちらのジャケットはカーペンターズのように閉じられるケース仕様になっているので、ここが破損していない新めの中古盤を購入しました。 エンボス加工も温かみがあります。 https://youtu.be/DtVBCG6ThDk?si=Q5SDuy6T09Zl6sdA
LP E 550円 ブックオフ 2023年11月犬がミケの一族
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TOULOUSE STREET / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
シングル「Listen to the music」のヒットから火がつき、ドゥービーの出世作となった2ndアルバム。 本作からマイケル•ホサックが加入したことにより、バンドはツインドラム体制となり、ベースもデイヴ•ショグレンが脱退し、タイラン•ポーターが加入することで、いわゆる黄金期のメンバーが揃い踏みとなりました。 いかにもアメリカで、ついドライブに行きたくなる作品です。 https://youtu.be/S3ta4T9tIUM?si=K0A12mPMleiE_V8r
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1972年犬がミケの一族
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LIVE IN JAPAN / DEEP PURPLE(紙ジャケCD)
歴史的ライブアルバムとなったディープ•パープルの日本公演を収録したアルバム。 企画は日本側からオファーしたもので、当初は日本のみの発売でしたが、人気を博し後に全世界で発売されました。 ライブ•イン•ジャパンもブランド化され、ボブ•ディランやシカゴ、チープ•トリック、カーペンターズなども日本公演をライブアルバム化するようになります。 https://youtu.be/7zKAS7XOWaQ?si=xuzh_vSs342sBXCr
紙ジャケットCD D 2100円 1998年4月 1972年犬がミケの一族