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LONG NIGHT / 渡辺美里
渡辺美里作詞で、初めてシングルカットされたのがコチラ。 作曲は岡村靖幸。 元々は2枚組アルバム「Lovin’you」のオープニングを飾るやや長めの曲ですが、ラジオ向けに1分弱短く編集し発売されたのがこのシングルです。 岡村らしさは残しつつ、かなり渡辺美里に寄せた楽曲なのでは? 自身が歌う岡村の曲もカッコいいんですが、渡辺美里が歌う岡村の曲はほんと素晴らしく、ライブ映えもして、捨て曲がありません。
EP わ 700円 FREEWAY 1986年7月犬がミケの一族
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TEENAGE WALK / 渡辺美里
「My Revolution」のヒットに乗って、再度小室哲哉が提供したシングル。 同時期発売のアルバムが2枚組だったことからも勢いを感じますし、エピックソニーとしても佐野元春、大沢誉志幸、岡村靖幸、大江千里、小比類巻かほる、TMネットワークを抱えまさに全盛期。 今でも時折聴き返したくなる曲です。
EP わ 700円 FREEWAY 1986年5月犬がミケの一族
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MY REVOLUTION / 渡辺美里
一部ロックファンの中で、歌のうまさに定評がある存在でしたが、この4枚目のシングルで一気に知名度が上がりました。 当時、レコード会社が同じだったこともあり、まだ有名ではなかった小室哲哉が作曲していますが、そこまで小室色になっていないのは編曲の大村雅朗の力が大きいと思います。 本人は今もよくこの曲を歌いますが、やはり当時の声で聴けるレコードが一番インパクトを感じます。
EP わ 700円 FREEWAY 1986年1月犬がミケの一族
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GROWIN’UP / 渡辺美里
渡辺美里の2ndシングル。 初期のヒット曲の多くは小室哲哉によるものですが、彼女の個性を引き立てた多くの曲は岡村靖幸の手によるものです。 このシングルが最たるもので、デビューの勢い、歌唱力の凄さをうまく表現した第二のデビュー曲だと思います。
EP わ 700円 FREEWAY 1985年8月犬がミケの一族
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I’M FREE / 渡辺美里
渡辺美里も、デビューは洋楽カバー。 当時は洋楽サントラの全盛期で、A面は映画「フットルース」のサントラに収録されていたケニー•ロギンスのカバー、B面はエイジア「ドント•クライ」のカバーです。 洋楽のヒット曲を日本語詞でカバーするってのも流行っていましたが、その中でも渡辺美里は異質の存在感があり、すごいシンガーが現れたと思いました。
EP わ 700円 FREEWAY 1985年5月犬がミケの一族
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LE PLEIN SOLEIL 太陽がいっぱい / 山本達彦
山本達彦ブイレクのオリコン5位となった5作目。 アラン•ドロンの名画と同名タイトルの、夏を意識した渾身の一枚。 竜真知子の詞とNOBODY の曲、アレンジが効いた一枚で、シティーポップというよりはAORですね。 当時15歳、1982年はこのアルバムを一番聴いたと思います。 1stから続く艶っぽいバラードと80年代AORなポップチューンが見事に融合した、まさにビリー•ジョエルやボブ•スキャッグスを彷彿させる山本達彦の最高傑作。
LP や 2800円 FREEWAY 1982年10月犬がミケの一族
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BIG WAVE / 山下達郎
全編英語で歌われたサーフィン映画のサウンドトラック。当時は映画もVHSで観ましたね。 リアルタイムで買ったはずなのに何故か歌詞カードが2枚付いていて、おかしいなとは思っていたのですが、誤表記があって差し替えがあったようです。間違った方を抜き忘れたのか、抜く面倒を省いたのかはわかりませんし、どこが間違えているのか探したこともありません。 当時、アラン•オディが英語の発音について猛特訓をしてくれたとのここと。以後、英語の発音が見違えるほど改善されたそうです。 A面は既存曲も含むオリジナルソング、B面は愛するビーチボーイズのカバーで構成されており、今でもこのアルバムを聴くと、真夏の炎天下、エアコンもない自分の部屋で夢も目標もなくベッドに寝転び、このアルバムを聴いていたことを思い出します。 結果、仕事も辞めずにずっと続けているし、子供もすくすく育っているので、悶々とした青春を過ごしても人生なんとかなるもんだなと思いつつ、このアルバムをまた聴いております。
LP や 2800円 FREEWAY 1984年6月犬がミケの一族
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MOLODIES / 山下達郎
当時16歳、リアルタイムで初めて買った山下達郎のアルバムがこれでした。お金持ってませんでしたからね。 FMで初めて「クリスマス•イブ」を聴いた時の衝撃は今も忘れません。 当初は竹内まりや用で用意したものの使われず残っていたものに、例の「カノン」のアカペラを挟むアイディアから、たまたまクリスマスを題材にした曲になったそうです。生涯サブスクはやらないと語る山下達郎が、需要も踏まえ唯一サブスク化した曲でもあります。 先日テレビ番組「関ジャム∞」でも答えていましたが、「RIDE ON TIME」、「FOR YOU」のヒットは続いたものの、これが長く続くとは思っておらず、ならば世間が求めるものではなく、自身が追求したいものを作ろうと方向転換したのがこの作品です。確かに「クリスマス•イブ」のほか「高気圧ガール」や「悲しみのジョディー」などの大衆受けする楽曲もありますが、洋楽カバーや好きなアーティストへのオマージュソングも収録するなど、実際は案外好きにやっており、このスタイルが今尚継続されていることを思うと、ターニングポイントになった重要作品と言えるのではないでしょうか。
LP や 2800円 FREEWAY 1983年6月犬がミケの一族
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VOYAGER 日付のない墓標 / 松任谷由実
映画「さよならジュピター」の主題歌と挿入歌のカップリング。 同名タイトルのアルバム「VOYAGER」には「時をかける少女」しか入っていないのでA面はシングルでしか聴けません。 最近、映画「シン•エヴァンゲリオン」の中でもカバーされ、再評価されるようになりました。
EP ま 700円 FREEWAY 1984年2月犬がミケの一族
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ダンデライオン〜遅咲きのタンポポ / 松任谷由実
A面B面とも、原田知世へも提供したユーミンの代表曲。 A面は銀色の特殊なレーベルになっていて、ジャケットも含め豪華な仕様です。 タンポポのことを「ダンデライオン」ということを知ったのもこの曲だし、タンポポをライオンに例える英語の面白さや、それを題材に一曲書いてしまうユーミンの着眼点にも感服です。
EP ま 700円 FREEWAY 1983年8月犬がミケの一族
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WAR / U2
初めて買ったU2のレコードがこれ。 当時は15歳で、3月といえど秋田はまだ雪。 凍てつく空気が肌に刺す感じと エッジのギター音が 妙にシンクロしていたのを覚えています。
LP U 2500円 FREEWAY 1983年3月犬がミケの一族
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A CAPPELLA / TODD RUNDGREN
LP T 2800円 FREEWAY 1985年犬がミケの一族
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月世界旅行 / アポジー&ペリジー
当時、ニッカウヰスキーのCMソングだった戸川純と三宅裕司の覆面ユニットがアポジー&ペリジー。 作詞は松本隆、作曲は細野晴臣と本格的で¥ENレーベルの遊び心が詰まったシングルです。
EP と 700円 FREEWAY 1984年7月犬がミケの一族
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ポエジー / 戸川純
1985年のつくば万博、ダイエー館のテーマソングだったのがこの曲。 経緯はわかりませんが、ジョー•ジャクソンによる編曲の地味ながら贅沢な楽曲です。 ジャケットはザ•ミレニアムを意識してますね。
EP と 700円 FREEWAY 1985年4月犬がミケの一族
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レーダーマン / 戸川純
当時、戸川純のシングルは、アルバム未収録のものだけ買っていました。 その一枚が「レーダーマン」。 もともとはハルメンズによるテクノパンクな曲ですが、独特の個性と解釈で我がものにしています。 言動やファッションの奇抜さだけではない斬新さを感じ、最もアバンギャルドなアーティストでした。
EP と 700円 FREEWAY 1984年5月犬がミケの一族