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ribbon / 渡辺美里
路線を戻した渡辺美里の4作目。 前作「BREATH」はたぶん評判が良くなかったんだと思います。 その後のシングルは、伊秩弘将や佐橋佳幸など作家陣は変わらないものの「センチメンタル•カンガルー」や「恋したっていいじゃない」など、曲調を過去の岡村靖幸作品に寄せていますし、小室哲哉作の「BELIEVE」や「悲しいね」も進化しつつ軌道を戻しています。 渡辺美里のそもそもの売り方は事務所の先輩だった白井貴子がモデルだったので、岡村靖幸作品もどこか佐野元春寄りな作風になっていますし、それを伊秩さんや佐橋さんも継承した感じなんでしょう。 本作は当初、貯まったシングルを吐き出すためベストアルバムとして企画されましたが、途中からオリジナルアルバムに変更されました。 その名残として「Lovin’ You」に収録されていた「19歳の密かな欲望」の別バージョンも収録されています。 https://youtu.be/gDJUMvtpA4k
LP わ 108円 ブックオフ 1988年犬がミケの一族
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BREATH / 渡辺美里
渡辺美里の3rdアルバム。 アナログ盤を買ったのは2020年頃ですが、未開封品だったので未だ開けていません。しかも100円でした。 約35年、このレコードはどこでどうしていたんでしょう? 内容的には岡村靖幸&小室哲哉から、伊秩弘将や佐橋佳幸に作家人が代わり、作詞も全曲本人が行なっています。発売当時もやや違和感があり、少し気持ちが遠退いたのを覚えています。 先行シングルの「Boys Cried」なんかは今聴くと明らかにSPEEDの要素がふんだんに入っていますから、明らかにイメージチェンジを図った冒険的なアルバムです。 https://youtu.be/Qz4c0lLj-t0
LP わ 108円 ブックオフ 1987年犬がミケの一族
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Lovin’ You / 渡辺美里
渡辺美里の2ndアルバムは驚きの2枚組で、当時高校生だった私としては金銭的に痛かった記憶がありますが、それだけの価値がある内容でした。 相変わらず岡村靖幸作と小室哲哉作のバランスがよく、ヒットした「My Revolution」「Teenage Walk」「Long Night」以外にも名曲揃いです。 https://youtu.be/S4K6A8p3Yl4
LP わ 108円 ブックオフ 1986年犬がミケの一族
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EYES / 渡辺美里
渡辺美里のデビューアルバム。 この頃既にCDを買っていたので、アナログ盤は後追いで集めました。 なんといってもこの声の張りに驚き、これまでに聴いてきた女性シンガーとはひと味違うことを目の当たりにした記憶があります。 特に、岡村靖幸作のアップテンポな曲と小室哲哉の泣きメロのバランスが絶妙です。 https://youtu.be/kBh9titeqFI
LP わ 108円 ブックオフ 1985年犬がミケの一族
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海につれていって / 渡辺真知子
シンガーソングライターはテレビに出ないという通説を最初に破ったのがこの世代だったのでは? 「迷い道」と「かもめが翔んだ日」を収録した渡辺真知子のデビューアルバム。 当時は八神純子、水越けいこ、庄野真代、久保田早紀など歌唱力のあるシンガーソングライターがたくさんいましたが、声楽科出身の彼女の歌唱力は、当時小学生だった私の耳でも群を抜いていることがわかりました。 編曲は船山基紀、演奏は羽田健太郎を中心としたメンバーで組まれています。
LP わ 108円 ブックオフ 1978年犬がミケの一族