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Electric Sukiyaki Girls / ゆるめるモ!
あのちゃんらが加入後初となったミニアルバムで、ジャケットアートワークはESG のアルバム『A South Bronx Story』へのオマージュ。 こちらも2016年のレコードストアデイでアナログ盤が発売されました。 全楽曲の作詞を作家・脚本家の小林愛が担当しており、スタジオ録音バージョンはかなりアイドルしていますが、ライブになるとかなりロックしており、生で観て感動するガールズグループであることがうかがい知れます。 https://youtu.be/3DzfHYqh-iI?si=NO9jA8b5w2y7QL9a https://youtu.be/s4SoyOxvWPM?si=u6Ur4_yGqbn9haTC
LP ゆ 2310円 ブックオフ 2024年3月犬がミケの一族
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New Escape Underground! / ゆるめるモ!
フリーライターの田家大知が、ももいろクローバーに触発され、 「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味をこめて命名したニューウェーブガールズグループ、ゆるめるモ!の全国流通デビューミニアルバム。 田家自身が街頭スカウトで集めたメンバーで結成され、当初(2012年)のメンバーはけちょん、いっちー、のんちゃん、ゆみこーんの4名で、翌2013年にもねが加入、いっちーが脱退し、タワーレコード秋葉原店限定でデビュー作「HELLO WORDL EP」を発売。その2ヶ月後にのんちゃんが脱退を発表し発売されたのが本作で、2016年のレコードストアデイでアナログ盤が発売されました。 洋楽ファンならおわかりの通り、ジャケットアートワークはドイツのクラウトロックバンド、ノイ!のオマージュになっており、アルバムタイトルも頭文字をとると「NEU!」になるこだわり振りで、ボーカルはほぼ素人なものの、バックの演奏には洋楽ファンである田家の情熱を感じ取れます。 本作はサウンドとしてもクラウトロック寄りで、ラストの10分を超える「SWEET ESCAPE」は輪廻するかの如く繰り返されるサウンドに中毒性があり、のちにノイズ系ロックバンドの非常階段ともコラボすることになります。 そのほか、「自殺を考えようとしている人に、“逃げる”という手段を、可愛い女の子達の歌に乗せて届けたい」というコンセプトのもと作られた「逃げろ!!」など、ゆるめるモ!を代表する楽曲も含まれた佳作で、アナログ盤はA面がオリジナル、B面がインストになっているのでアイドルが苦手な人は歌なしのB面の方がサウンドとしても楽しめるかもしれません。 本作発売の3日後、のんちゃんの脱退に合わせるようにオーディションで追加メンバー(しふぉん、ようなぴ、ゆいざらす、あの、ちーぼう)の5名が加入しますがその中の一人、あのちゃんが2023年ソロアーティストとして紅白出場を果たすことになります。 https://youtu.be/Bj0h_rMSvOs?si=DkjS1MD9J-ovq-tR
LP ゆ 2310円 ブックオフ 2024年3月犬がミケの一族
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空耳の丘 / 遊佐未森
遊佐未森の2ndアルバム、発売から33年目で初のアナログ化。 初期4作はどれも名盤ですが、中でも名盤はこの2nd。 シティーポップやテクノ、歌謡曲をうまく昇華し、独自の世界観を作り上げています。 サウンド全般をサポートしている外間隆史の影響が色濃く出ており、矢野顕子や大貫妙子、近い世代では種ともこあたりの影響も受けているのでは? まるで童話のような世界観は唯一無二の存在です。
LP ゆ 4400円 Amazon 2021年7月犬がミケの一族
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forme / YUKI
NHK「あさイチ」のテーマソング「チャイム」で始まるYUKIちゃんのソロ9作目。 セルフプロデュース、セルフアレンジながらいつも以上に豪華な作曲家陣を迎えた今作。 細野晴臣、Chara、川本真琴、堀込泰行、前野健太、津野米咲(赤い公園)、尾崎世界観(クリープハイプ)、吉澤嘉代子、西寺郷太(NONA REEVES)がYUKIという素材を調理しています。
LP ゆ HMV 2019年犬がミケの一族
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まばたき / YUKI
YUKIちゃんがソロ15周年を迎えて制作した8作目。 前作「FLY」からアナログ盤が同時発売となりましたが、割高なので見送っていました。 本作は少し経ってセールになっていたので購入したもの。 YUKIちゃんのソロは全部持っていますが、2010年の「うれしくって抱き合うよ」以降さらにポップさが増し、耳に残る歌が増えているように思えます。
LP ゆ HMV 2017年犬がミケの一族
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BLUE’S / 憂歌団
憂歌団の最大ヒットとなった9作目。 この年の6月、アメリカイリノイ州シカゴのシカゴ・ブルーズ・フェスティバルに日本人として初めて出演した彼らは、プロデューサーに康珍化を迎えアルバムを制作します。 初期の頃のようなコテコテのブルースではなく、当時の流行に乗せたサウンドが共感を得てのヒットだと思いますが、今となっては初期の作品の方に面白みや人懐っこさを感じます。
LP ゆ 550円 ブックオフ 1988年犬がミケの一族