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アストロ球団/ ジャンプコミックス
野球マンガのプレーって、出来そうで出来ない事のオンパレードだと思うんですが、このマンガに関しては、『現実味ゼロ』。実現率 0.00% 。誰がどう考えても『あり得ない』。。。 ボールをキャッチする為に、人間が人間を投げつけるとか(球七・球八の双子プレー)、ホームランを打つ為にバットをわざと折っておくとか(ジャコビニ流星打法)、塁間を走っている走者に次々と人間が降り注ぐとか(人間ナイヤガラ)、もうハチャメチャである。1試合の描写に2年半くらいかかっていた。その間、試合中にヒトが何人も亡くなっている。ホントにとんでもない話です。 そんなだから、絶対に実写化は無理だろうと思っていたら、『テレ朝』が深夜枠でやっちゃいました。^^; その勇気を讃えます。 現代に甦る『野球版八犬伝』。。。 機会があったら、一度ご覧あれ。 https://sp.b-ch.com/titles/485/001
マンガ ジャンプコミックス 320円わびすけ
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宇宙猿人ゴリ/ うしおそうじ原作・一峰大二 画
同じ作品がこれだけ題名が変わるなんてことがあるだろうか。始まった当初は『宇宙猿人ゴリ』、途中から『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』、最終的には『スペクトルマン』と3度もタイトルが変わっている。 特撮映画としてフジテレビ系列で放送されたこともある。1971年から72年にかけてのことだ。大体こういう怪獣モノには、地球を守るための人間部隊(例えばウルトラマンの技科特捜隊だったり、ウルトラセブンのウルトラ警備隊だったり)が出て来るのだが、コレに出て来るのは『公害調査局 第8分室』という公務員のような方々 ^^; 当時の『公害』を子供達にも意識させたかったのか、怪獣の名前も『クルマニクラス』とか『ダストマン』とか、当時子供から見てあまり格好のいいヒール役ではなかった。それでも、放送のあった次の日には学校で必ず話題になっていた。これが『怪獣ブーム』という現象だったのだろうな (^_^;)
マンガ サンデーコミック 250円わびすけ
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荒野の少年イサム/ 川崎のぼる 作
『巨人の星』というスポ根マンガの代表作があったのだが、そこに登場した『星飛雄馬』『花形満』といった俳優たちが、かぶるカツラを変えて登場したのがこの『荒野の少年イサム』だった。飛雄馬の姉ちゃん『明子』も『クララ』と名を変えて最後の方に登場する。『人種差別』とか、諸々の問題を抱えている表現から復刻版はもう作られないだろうな。 川崎のぼる氏の見開き1コマの細密画には、今も驚かされる。1コマ1コマの描写に関しては、歴代最高峰の作品だと私は思っています。
マンガ ジャンプ・コミックス 320円わびすけ