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シンデレラサマー/ 石川優子
70年代後半、ポプコン(ポピュラーソング コンテスト)からデビューした1人。。。同時期のポプコンからは、クリスタルキング、円広志、チャゲ&飛鳥、大友裕子、など数々のアーティストが誕生していた。 『シンデレラサマー』はJALのキャンペーンソングとして当時使用され、人気を博した。その数年後、石川優子はチャゲとデュエットした曲、『ふたりの愛ランド』でまたしてもJALのキャンペーンソングを射止め、これまた大ヒットとなった。 ところで石川優子さんて、グラビアアイドル的に扱われていたイメージもあるけど、れっきとしたバリバリのシンガーソングライターである。 埼玉西武ライオンズの応援歌『吠えろ、ライオンズ』が彼女の作詞作曲であるのは有名なお話 ^ ^
ニューミュージック ラジオシティレコード 500円わびすけ
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I am the Editor / TULIP
私にとって、TULIPの曲にはさまざまな思い出があるのだが、この曲にも3つ想い出がある。 一つ目、まずジャケットを見た時、「あ、メンバーが代わったんだ」と思い、びっくりした。宮城氏と伊藤氏を初めて知ったのが この曲である。 二つ目はタイトルに『サブタイトル』がついており、それがやたらと長いことにびっくりした。最近では、歌詞だか曲名だかわからない様なタイトルも珍しくないが、この「この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない」というサブタイトルは当時、衝撃だった。 三つ目はイントロの長さである。最初にこの曲を聴き始めた時、インストロメンタルかと思ったくらい長い。53秒というのは当時のギネス記録ではなかろうか。それでいて、このイントロが流れた瞬間に、「おぉ、『エディタ』だ!!」というファンにとってのワクワク感。。。決して邪魔なイントロではないのだ。 最後に、、、 この曲はチューリップのベストアルバムには、必ずと言っていいほど選曲されているが、当時のオリジナルアルバムには『未収録』という幻の曲でもある。 https://youtu.be/tXNod0KgzHA?si=tCGf80Jdo-OB4Oac
ニューミュージック 東芝EMI(Expressレーベル) 600円わびすけ
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旅支度/ 小椋佳
私が中学1年の時、初めて買った小椋佳のレコードがこれである。友人から「是非聞いてみて」と言われて聞いたこの曲は、ベストアルバムなどには入らない、(当時、発売されたどのLPにも入っていない)ハズレ曲の様な感じだが、私にとっては「シクラメンのかほり」より印象に残っている名曲中の名曲である。ストリングスアレンジは、言わずと知れた星 勝氏である。 その後、アニメ『マルコポーロの冒険』に使われた『また、旅支度』とよく混同されるのだが、私の推しは、断然 先に発表された『旅支度』の方だ。
ニューミュージック ポリドールレコード 500円わびすけ
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夏色のおもいで / TULIP
きょう、SNSで吉田彰氏(TULIPの初代ベーシスト)が亡くなったことを知った。この『夏色のおもいで』『銀の指輪』そして『心の旅』の初期3部作は、全て吉田氏のベースだ。そして、あの汽車がゴットんガッたんと走るような、『悲しきレイン・トレイン』のベースも吉田氏のものだ。 私らが駆け抜けた『昭和』のサウンドを作った人々が一人抜け、二人抜け、帰って来なくなった。この頃、とても寂しいことが続いている…(;_;)
ニューミュージック 東芝EMI(Expressレーベル) 500円わびすけ
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夢の轍 / さだまさし
さだまさしの数あるLPアルバム作品の中で、特にジャケットが気に入っているものだ。滝平次郎氏の切り絵のような味わい深いタイトルロゴとともに馬車が一車輌(※ CD作品はジャケットがかわってしまっている)。入っている曲も、後に社会的にも話題になった『償い』や『前夜』『退職の日』といった渋い曲が満載である。 当時『退職の日』を聴いて、「父が退職した時には絶対この曲を歌って聞かせてやろう」と心に誓った時期があったのだが、自分が世帯を持ち、仕事に追われる毎日にその機会を奪われ、気がついた時には父は他界。あっという間に 当の自分までもが長年勤めた会社を退職してしまった。。。 人の人生は短い。そして時の流れは早い。 そんなことをしみじみと感じながら、ゆっくりとレコードに針を落としてみる。 https://youtu.be/cd54XH0hypI?si=iCW43WY07EMRzAkU
ニューミュージック フリーフライト(ワーナー・パイオニア) 2200円わびすけ
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2222年ピクニック/ TULIP
この作品のタイトル『2222年ピクニック』に違和感を感じた人はいないだろうか。そう… 普通なら『年』の次に『の』が入るのではと思った人が少なからずいるのではあるまいか。でも、入っていないのだ。これが『財津節』の真骨頂だ。 皆さんも手帳のカレンダーにスケジュールを書き込むことがあると思う。スケジュールに『の』は入れないですよね。これはずっとずっと未来のカレンダーの中のある日の1つのスケジュールなんだと思う。その日の光景を思い浮かべて なんやかや… だからTULIPの曲は あったかいんだな。^ ^ ところで、TULIPというグループには『チューリップ』のロゴがいくつかあって、私が気に入っているのは、このアルバムの裏ジャケットの中央下にあるロゴ。左右対称のカタチをしたそれである。デビュー当時のものよりスリムになって、洗練されたベテラングループを感じさせた。 これまた「秀逸」である。^ ^
ニューミュージック エキスプレスレコード 2800円わびすけ
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吉田町の唄/ 吉田拓郎
拓郎の歌う歌って、酒と煙草そして女。。。わがまま勝手な古き悪しき日本の習慣に浸かった『男』が出て来るのが定番であり、それが『フツー』だと思っていました。 しかし、この『吉田町の唄』という曲を聴いて、あぁ拓郎も歳をとって、ある意味『丸くなった』なぁとつくづく思いました。ちょうど私に3人目の子が出来たのがわかった時期と重なり、切に切に「丈夫に育ってくれ」と祈った時期でした。 その3人目の子が 先月新婚旅行に行って来て、お土産を届けてくれました。3人とも 伸びやかにしなやかに育ってくれたと思います。感謝 ^ ^
ニューミュージック フォーライフレコード 2200円わびすけ
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someday somewhere / TULIP
TULIP2枚組のアルバム。1979年の作品です。これといった人気シングル曲も入っていないんですが、何ともいい味出してる名アルバムなんですよね。 「 いつからだろうね。サンタクロースがこの世にいないことを知ったのは。 誰にも聞かずに僕らは知ったじゃない?」 「 誰かに聞いたよ。別れてしまったと。せっかくのクリスマスなのに… 僕の家へおいでよ。幼馴染の話をしよう」といった「 someday somewhere 」という曲のフレーズが切なく、当時の私の心に深く深く刺さりました。前の年のクリスマスに 好きだった人と別れたばかりだったからかな。。。^^; あと『give me a chance 」という曲も良かったな。「 きみちゃん、きみちゃん 」と言っているように聞こえてた ^ ^
ニューミュージック 東芝EMI 4000円わびすけ
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TULIP LAND/ TULIP
TULIP GARDENがあればもう いいじゃないかと言っているあなた、、、違うんだなぁ。かぶっている曲も確かにあるけど、コレはコレなんです。10周年記念のベストアルバム。一番脂が乗っている時期だったから、収録曲はどれも名作ばかり… 私は『shooting star』が一推し。そのほかにもアレもコレも状態。。。
ニューミュージック 東芝EMI 4000円わびすけ
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TULIP GARDEN / TULIP
それまでの12枚のシングルを発売順に並べたわかりやすいアルバム。当時のLPと言えば、売れたシングル曲が数曲入っていて、それが『売り』となっているケースが多かった時代。。。それがシングルだけが集まったLPなんて、何と言う『お得感!』 TULIP 全盛期、チューリップ満開、のゴージャスな一枚をご賞味あれ。 ^ ^
ニューミュージック EXPRESS/東芝EMI 4000円わびすけ
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PAGODA〜TULIP in 芦ノ湖 1984
TULIPの大規模野外コンサートは 昔から『ライブ アクトin ◯◯ 』と呼ばれることが多かった。このコンサートは『ライブ アクト』とは呼ばれなかったけれど、シンボルタワーが忽然と芦ノ湖湖畔に登場し、世間の注目を集めた。二万五千人の人を集めた真夏の夜の夢は、1984年8月11日に『伝説』と化した。 ^ ^ このアルバムの中のハワイアン風の『銀の指輪』が個人的には特に気に入っている。小生、ちょうど二十代半ばを迎えた時期、まだ独身、この先の未来をあれから想像を巡らせていた頃だった ^^;
ニューミュージック ファンハウス 4000円わびすけ
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FROM YESTERDAY/ 桑田佳祐
昨日から、1日 時間が経つことによって、時は未来へと進んで行くものですよね。1日1日と進んで行くことを普段は誰も意識しないけど、昨日(2023/12/31)から今日(2024/01/01)に変わる時( 大晦日→新年 )は、みんな一斉に意識するよね。人間はズルい生きものだとつくづく思う。 『FROM YESTERDAY』は私が結婚したばかりの時、桑田佳祐氏がサザンとは別に「KUWATA BAND」というバンドで活動していた時のアルバムです。『スキップ ビート』という曲が入っているのですが、聴くとどうしても「スケベ、スケベ」の連呼にしか聞こえない いわゆる『桑田節』が炸裂しています。是非、一度聞いてみてほしいです。^ ^
ニューミュージック 東芝EMI 3000円わびすけ
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9.5カラット/井上陽水
一つ一つの曲の輝きは、作った陽水だけのものでなく、シンガーである中森明菜、安全地帯、その他諸々の人達の輝きでもあるから、+0.5カラットが追加されてるんですね。アルバム『9.5カラット』は陽水の哲学を垣間見たような1984年の作品でした。 【収録曲】 1.はーばーらいと 2.ダンスはうまく踊れない 3.TRANSIT 4.A. B. C. D. 5.恋の予感 6.いっそ セレナーデ 7.飾りじゃないのよ 涙は 8.からたちの花 9.ワインレッドの心
ニューミュージック フォーライフレコード 2200円わびすけ
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小椋佳の世界(テープ)/小椋佳
小椋佳の1970年代前半の作品集だと思います。わたしの好きな『砂漠の少年』や『この汽車は』『思い出してください』など、あまり最近のベストアルバムには入らない影の名曲が勢揃いという感じです。 あと、私はずーっと気になっているのですが、このジャケットの青年は、1973年くらいにNHKで放映された『時をかける少女』のケン・ソゴル役の方ではないでしょうか。いまだに気になっています。^^;
ニューミュージック ポリドールレコード 2200円わびすけ
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サイレンスがいっぱい
杉山清貴とオメガトライブが一番、脂が乗っている時期の作品だと思うのは私だけか。今もそうだが、当時、ヒットを狙うならCMソングかドラマ主題歌という時代、『のン姉ちゃん・200ワット』というTVドラマの主題歌だった。日テレ系 土曜日9時からの当時としては一番いい時間帯のドラマ。しかも、主役はこれも一番脂が乗っていた頃の大原麗子さん。 あのハスキーボイスの声と演技とこの曲に、週イチで出会うのが楽しみだった。^ ^
ニューミュージック vap 600円わびすけ