Annabergite アナバーガイト(1)
砒素(As)を主成分とする鉱物。コバルト華とニッケル華はコバルトがニッケルに置き換わっただけである。
しかし色彩は全く異なる。
どちらも結晶は小さく、最大でも1cm程度しかなく、硬度も小さいために宝石にはならない。
コバルト鉱山とニッケル鉱山の上層部分の風化された部分で生成するため、鉱山探査の指標となる鉱物である。
ニッケル華は発見場所の地名に由来する。
現在は「アンナベルク石」とも呼ばれるようになってきている。
Ni3(AsO4)2•8H2O
ニッケル華、アンナベルク石
Lavrion, Greece
1.5~2.5
誌稀京兵