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Obsidian オブシディアン(4)
オブシディアンは先史時代から矢尻や刃物の他、道具類や彫刻を作るのに用いられてきた。 古代エジプトでは、タマオシコガネを型どった工芸品のスカラベに加工したり、公的な印章として利用したり、古代メソポタミアの遺跡からは、様々な道具類が見つかっている。 また、古代の中南米では、生贄を捌くナイフに利用されたり、傷の治療にオブシディアンの粉が使われた。
カボション 黒曜石 22mm×12mm 北海道北見市誌稀京兵
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Obsidian オブシディアン(3)
オブシディアン(1)参照 緑色の玲瓏が出る黒曜石。
黒曜石 北海道 5 非晶質誌稀京兵
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Obsidian オブシディアン(2)
オブシディアン(1)参照
黒曜石 Russian 5 非晶質誌稀京兵
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Obsidian オブシディアン(1)
火山岩の一種であり、正確には鉱物ではなく岩石である。 「オブシディアン」と言う名前は、エチオピアでオブシウス(Obsius)と言う人物がこの石を発見したと言う大プリニウスの「博物誌」の記述による。 化学組成上は流紋岩(稀にデイサイト)でガラス質である。 北海道の十勝地方で多く採取できることから「十勝石」と言う呼び名がある。 赤色及び茶色の模様は鉄分で、この模様のある黒曜石を「紅十勝」又は「花十勝」と呼ぶ。
黒曜石 十勝石 紅十勝、花十勝 北海道中川郡幕別町稲士別誌稀京兵