CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。
シリーズ「画廊放浪記」第13回は2021年7月25日から8月22日まで片山真妃 個展「“F3(a<b),P6(c<d),M12(e<f):b=c,d=e”(F3の長辺とP6の短辺の長さは等しく、P6の長辺はM12の短辺と等しい。)」を開催しているXYZ collectiveを訪問。
ペインターの片山真妃さん、XYZ collectiveディレクターのCOBRAさん、MISAKO & ROSENオーナーディレクターのローゼン美沙子さんのトークを配信します。
【Live配信】画廊放浪記 #13|XYZ collective|片山真妃 個展“F3(a<b),P6(c<d),M12(e<f):b=c,d=e” (F3の長辺とP6の短辺の長さは等しく、P6の長辺はM12の短辺と等しい。)
片山さんは多摩美術大学の油画科を卒業後、東京で制作を行っています。これまで片山さんは、モチーフとなる人物の生年月日や命日などから導き出された数字をもとに、過去の天候を調査し独自のカラーチャートに基づく絵画や、ジョセフ・アルバースの配色設計を参照した絵画を制作してきました。
今回のXYZ collectiveでの展覧会では、2枚のキャンバスの表層を繰り返し接触させ描く「衝突」のシリーズを、日本における大正・昭和期の配色構成を参照し、日本のキャンバス規格サイズに着目した抽象絵画を発表しています。
配色のこと、制作におけるルール、実験と気付き。配信では片山さんと親交の深いCOBRAさんとローゼン美沙子さんと一緒に展覧会を紐解きます。WEB会議ツール「Zoom」を使用し、配信中に質問も受け付けます。お見逃しなく!
登壇
片山真妃
1982年東京都生まれ、2006年多摩美術大学油画科卒業。
近年の展覧会には2021年 “BIJYUTSU JYORON3” 藤枝 2020年 “Solstices & Equinoxes for TOKYO &Four cities in 2021”chicane.space 、“Artist Running Festival” XYZcollective 東京、“NEW INTIMACIES”soda,東京、2019年 Paris Internationale 2019、“COOL INVITATIONS 6 ”XYZ Collective, 東京、“Here’s why patterns, Here’s why patterns, Here’s why patterns”Misako&Rosen,東京 、2018年 “Birds,Rats,20 Variations of Brown and Others /鳥と鼠と20の茶色など”XYZcollective,東京などがある。
COBRA
1981年千葉県生まれ。現在は東京を拠点にアーティスト活動を行う。アーティスト・ラン・スペース「XYZ collective」を運営。XYZ collectiveとして様々な国のアーティストやギャラリーとコラボレーションを行う。インタビュー記事:https://muuseo.com/square/articles/1321
ローゼン美沙子
ギャラリー「MISAKO & ROSEN」共同オーナーディレクター。1976年東京生まれ。大学在学中から「小山登美夫ギャラリー」に勤務。その後、10年間に渡り同ギャラリーにてあらゆる業務に携わる。2006年12月に独立し、夫のローゼン・ジェフリーと共に現代美術のギャラリー「MISAKO & ROSEN」を設立。 インタビュー記事:https://muuseo.com/square/articles/1236
【Live配信】画廊放浪記 #13|XYZ collective|片山真妃 個展「“F3(a<b),P6(c<d),M12(e<f):b=c,d=e” (F3の長辺とP6の短辺の長さは等しく、P6の長辺はM12の短辺と等しい。) 」
日時:2021年8月7日(土)11:00-12:00
参加費:無料
主催:日本現代美術商協会(CADAN)
企画協力:XYZ collective
運営:ミューゼオ株式会社
片山真妃 個展「“F3(a<b),P6(c<d),M12(e<f):b=c,d=e”(F3の長辺とP6の短辺の長さは等しく、P6の長辺はM12の短辺と等しい。)」
会期:07.25(SUN) - 08.22.2021(SUN) 13:00 - 18:00 (Thur - Sat) , 13:00 - 17:00 (Sun)
会場:XYZ collective 東京都豊島区巣鴨 2-13-4-B02
シリーズ「画廊放浪記」とは
ギャラリーはアーティストのマーケットを開拓し美術史のなかに着地させる役割を担っています。その土台となるのは他でもない、展覧会です。情報が細切れになり、コンテキストの読み取りが難しくなっている昨今。展覧会についてギャラリストやアーティスト、キュレーターや批評家が話をすることの重要性は増してきています。シリーズ「画廊放浪記」は、CADANに加盟しているギャラリーに配信スタジオを設置。ギャラリストやアーティストが展覧会について、時にはゲストを招き語ります。
CADAN Art Channelとは
CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。CADANには現在、若手から老舗まで国内47軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟しています。世代間だけでなくキュレーター、コレクターという垣根も超え、現代アートを取り巻くプレイヤーの方々と「現代アートのいま」をオンラインで配信します。視聴者はその場で質問ができるなどのインタラクティブな仕組みも取り入れています。