画廊放浪記 #10|SCAI PIRAMIDE |荒川修作「BOTTOMLESS—60年代絵画と現存する2本の映画」

File

Installation view of “BOTTOMLESSー1960s Paintings and Two Films” by Arakawa, 2021, SCAI PIRAMIDE, Tokyo
Photo by Nobutada Omote
Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE
© Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins and Reversible Destiny Foundation

CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。

シリーズ「画廊放浪記」第10回はSCAI PIRAMIDEで開催される荒川修作「BOTTOMLESS—60年代絵画と現存する2本の映画 」を訪問。

株式会社スカイザバスハウス 代表の白石正美さんと、MISAKO & ROSEN共同オーナーのローゼン美沙子さんのトークを配信します。(※SCAI PIRAMIDEは緊急事態宣言の延長に伴い6/2まで臨時休廊。6/3(木)から展示再開予定)

画廊放浪記 #10|SCAI PIRAMIDE |荒川修作「BOTTOMLESS—60年代絵画と現存する2本の映画」

SCAI PIRAMIDEは、SCAI THE BATHHOUSE(谷中)とSCAI PARK(天王洲)に続く第三の展覧会場です。現代アートシーンのさらなる交流と進展を育む企画展スペースとして2021年4月に六本木にオープンしました。

李禹煥、中西夏之、遠藤利克、宮島達男、森万里子など日本を代表する多くのアーティストの評価を固め、また若手作家のための実験的プラットフォーム「駒込倉庫」などを通じ、次世代の作家を世界に向けて発信している白石正美さんは、新たなスペースで、どのように時代に即したコンテクストの更新に取り組むのでしょうか。

配信では、白石さんに新スペースのこと、没後10周年を経て再評価の高まる荒川修作の初期作品のことなどをお話いただく予定です。また、今回の画廊放浪記ではリクエスト曲ならぬリクエスト作品のコーナーをもうけ、白石さんに「今までで思い入れのある作品1品」をご紹介いただきます。

WEB会議ツール「Zoom」を使用し、配信中は質問も受け付けます。必見の無料オンライントーク、お見逃しなく!

登壇

白石 正美 Masami Shiraishi

MuuseoSquareイメージ

1948年東京生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史専攻 卒業。株式会社スカイザバスハウス 代表。フジテレビギャラリーを経て、89年に白石コンテンポラリーアートを設立。89年より3年間、東高現代美術館副館長を歴任。現代美術を軸とし、ファッション、建築など多岐にわたる展覧会を開催。92年には、日本初の国際アートフェア「NICAF YOKOHAMA」の総合プロデュースを手掛ける。

93年7月、台東区谷中に銭湯を改装したギャラリースペース「SCAI THE BATHHOUSE」を開設。李禹煥、中西夏之、遠藤利克、宮島達男、森万里子など日本を代表する多くのアーティストの評価を固めると同時に、名和晃平や土屋信子などの次世代作家を世界に向けて発信。また、アニッシュ・カプーアやダレン・アーモンドなど海外の優れた作家を積極的に招聘する。六本木ヒルズのルイーズ・ブルジョワ《ママン》(2002年)、テレビ朝日新社屋の宮島達男作品《Counter Void》(2003年)などのパブリックアートを設置する。近年若手作家のための実験的プラットフォーム「駒込倉庫」(2016年・駒込)、作品保存の現場を展示空間へ拡張した「SCAI PARK」(2017年・天王洲アイル)、現代アートシーンのさらなる交流と進展を育む企画展スペース「SCAI PIRAMIDE」(2021年・六本木)を開設。

ローゼン 美沙子 Misako Rosen

MuuseoSquareイメージ

ギャラリー「MISAKO & ROSEN」共同オーナーディレクター。CADAN理事、CADAN Art Channel担当。1976年東京生まれ。大学在学中から「小山登美夫ギャラリー」に勤務。その後、10年間に渡り同ギャラリーにてあらゆる業務に携わる。2006年12月に独立し、夫のローゼン・ジェフリーと共に現代美術のギャラリー「MISAKO & ROSEN」を設立。 インタビュー記事→https://muuseo.com/square/articles/1236

画廊放浪記 #10|SCAI PIRAMIDE |荒川修作「BOTTOMLESS—60年代絵画と現存する2本の映画」

日時:2021年5月15日(土)11:00-12:00
参加費:無料
主催:日本現代美術商協会(CADAN)
企画協力:SCAI THE BATHHOUSE
運営:ミューゼオ株式会社

荒川修作「BOTTOMLESS―60年代絵画と現存する2本の映画」

2021年4月22日(木)-
12:00 - 18:00
日・月・火・水・祝日 休廊
※緊急事態宣言の延長に伴い6/2まで臨時休廊。6/3(木)から展示再開予定

シリーズ「画廊放浪記」とは

ギャラリーはアーティストのマーケットを開拓し美術史のなかに着地させる役割を担っています。その土台となるのは他でもない、展覧会です。情報が細切れになり、コンテキストの読み取りが難しくなっている昨今。展覧会についてギャラリストやアーティスト、キュレーターや批評家が話をすることの重要性は増してきています。シリーズ「画廊放浪記」は、CADANに加盟しているギャラリーに配信スタジオを設置。ギャラリストやアーティストが展覧会について、時にはゲストを招き語ります。

CADAN Art Channelとは

CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。CADANには現在、若手から老舗まで国内47軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟しています。世代間だけでなくキュレーター、コレクターという垣根も超え、現代アートを取り巻くプレイヤーの方々と「現代アートのいま」をオンラインで配信します。視聴者はその場で質問ができるなどのインタラクティブな仕組みも取り入れています。

  • 2021/5/15(土) 11:00 − 11:01
  • 定員 : 100 名
  • 料金 : 0円 (税込)
  • 登録〆切 : 2021/5/15(土) 12:00
  • 参加方法 : WEB会議ツール「Zoom」を使用しオンラインで開催します。参加前に Zoom のインストールをお願いします。

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