【2月26日Live配信】日本のアートディーラー史: 60年代 70年代のギャラリー主体のあり方

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現代美術という言葉がまだいまほど浸透していなかったころ。どのようにアートディーラーはアーティストの才能を見出し、共に伴走し、価値を作ってきたのでしょうか。

シリーズ「日本のアートディーラー史」では、日本のアートディーラー史を語る上で欠かせない3人のギャラリストが70年代から2000年初頭までの思い出を資料をまじえながら振り返ります。

初回は日本最初の現代美術画廊である、東京画廊代表の山本豊津さんがお話します。

【Live配信】日本のアートディーラー史: 60年代 70年代のギャラリーの主体のあり方

東京画廊は戦後まもない1950年にギャラリーを開廊し、斎藤義重、ハイレッドセンターの高松次郎、具体の白髪一雄などを紹介してきました。今回の配信では、日本の戦後美術が最も熱を帯びた1960年代から1970年代を中心にお話いただく予定です。

ディレクションの方針、評論家やアートコレクターとの交流、とりわけ価値がある作品。WEB会議ツール「Zoom」を使用し、配信中は質問も受け付けます。お見逃しなく。

写真:「Tricks and Vision(盗まれた目)」 展示風景 東京画廊+BTAP(東京) 1968年4月30日 – 5月18日

写真:「Tricks and Vision(盗まれた目)」 展示風景 東京画廊+BTAP(東京) 1968年4月30日 – 5月18日

「5つのヒンセク〈白〉韓国五人の作家展」 展示風景 東京画廊+BTAP(東京) 1975年5月6日 – 5月24日

「5つのヒンセク〈白〉韓国五人の作家展」 展示風景 東京画廊+BTAP(東京) 1975年5月6日 – 5月24日

登壇

山本 豊津

Photograph by 岡野圭

Photograph by 岡野圭

株式会社東京画廊 代表取締役社長。武蔵野美術卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、東京画廊に参画、2000年より代表を務める。世界中のアートフェアへの参加や展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを手がけている。他、若手作家の育成や大学・セミナーなどの講演等、アート活性に幅広い領域で活動している。著書に「アートは資本主義の行方を予言する」(PHP新書)「コレクションと資本主義」(角川新書)「教養としてのお金とアート」(KADOKAWA)。

【Live配信】日本のアートディーラー史: 60年代 70年代のギャラリーの主体のあり方 CADAN Art Channel powered by Muuseo

日時:2022年2月26日(土)11:00-12:00
参加費:無料
主催:日本現代美術商協会(CADAN)
企画協力:東京画廊+BTAP
運営:ミューゼオ株式会社

東京画廊+BTAP「関根美夫」展

2022年2月5日(金)­- 3月19日(土)
開廊時間|(火−土)12:00-18:00
*日、月、祝休廊
https://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/3676.html

CADAN Art Channelとは

CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。CADANには現在、若手から老舗まで国内47軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟しています。世代間だけでなくキュレーター、コレクターという垣根も超え、現代アートを取り巻くプレイヤーの方々と「現代アートのいま」をオンラインで配信します。視聴者はその場で質問ができるなどのインタラクティブな仕組みも取り入れています。

  • 再生時間 : 60 分
  • 配信開始日 : 2022/3/3(木)
  • 料金 : 500円 (税込)