![File](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2021/10/08/19/42/17/1bcc33d3-36de-4ffd-8094-2f7898e4785f/file.jpg)
CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。シリーズ「画廊放浪記」第15回は10月16日から11月14日までエキソニモ『CONNECT THE RANDOM DOTS』を開催しているWAITINGROOMを訪問。
アーティストのエキソニモ、メディアアート・インターフェイス研究者/甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授の水野勝仁さん、クリエイティブコーダー/甲南女子大学文学部メディア表現学科講師の高尾俊介さんのトークを配信します。
画廊放浪記 #15|エキソニモ『CONNECT THE RANDOM DOTS』|エキソニモ×水野勝仁×高尾俊介
エキソニモは、千房けん輔と赤岩やえにより1996年に結成されたニューヨーク在住のアートユニットです。当時普及し始めたばかりであったインターネット上での作品発表を皮切りに、パフォーマンスやイベントオーガナイズなど、独自のユーモアをもって仮想空間と現実を軽やかに行き来するような活動を行っています。
今回の配信では、本展『CONNECT THE RANDOM DOTS』について、2人のゲストと作家が「ランダム」と「NFT」の二つの観点から深掘りしていきます。本展のメインテーマでもある「ランダム」についての論文を作家と共著している水野勝仁さん、ご自身もNFTアートプロジェクト「Generativemasks」が話題となっている高尾俊介さんをお招きし、作家と共にそれぞれのテーマについてお話しいただきます。
WEB会議ツール「Zoom」を使用し、配信中に質問も受け付けます。お見逃しなきようぜひご覧ください。
![《CONNECT THE RANDOM DOTS》2021年、イメージ](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2021/10/07/17/19/21/9f8aa417-2e58-4a4f-9f4a-e6db4d9317d5/file.jpg)
《CONNECT THE RANDOM DOTS》2021年、イメージ
登壇
エキソニモ
![Photo by Niko](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2021/10/07/17/19/18/20a31e97-60ea-4d8a-8d3d-90c2b5196980/file.jpg)
Photo by Niko
千房けん輔と赤岩やえによるアートユニット。1996年にインターネット上で活動を開始。2000年から実空間でのインスタレーションやパフォーマンス、イベントオーガナイズ等へ活動を広げます。2006年、世界的なメディアアート・フェスティバルであるアルス・エレクトロニカのネット・ヴィジョン部門でゴールデン・ニカ賞(大賞)を受賞。2012年には10数名のメンバーと共にIDPW(アイパス)を組織し、「インターネットヤミ市」をはじめとするイベントを国内外で開催。2015年からはニューヨークを拠点に活動中。
近年の展覧会として、2020年個展『アン・デッド・リンク』(東京都写真美術館/東京)、個展『Sliceof the Universe』(MAKI GALLERY/東京)、2019年個展『LO』(WAITINGROOM/東京)、グループ展『あいちトリエンナーレ2019』(愛知県美術館/愛知)、2018年グループ展『メディアアートの輪廻転生』(山口情報芸術センター[YCAM]/山口)、グループ展『ハロー・ワールドポスト・ヒューマン時代に向けて』(水戸芸術館/茨城)などが挙げられる。令和2年度(第71回)芸術選奨・「美術」部門・新人賞を受賞。また、大林財団の助成事業「都市のヴィジョン」、第3回助成対象者に選出された。
水野 勝仁
![MuuseoSquareイメージ](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2021/10/07/17/19/20/d1a8923d-95a2-4768-98d9-e0c8d5e33047/file.jpg)
1977年生まれ。メディアアート/インターフェイス研究者。甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授。主なテキストに「サーフェイスから透かし見る」「モノとディスプレイとの重なり」(MASSAGE MAGAZINE)、「インターフェイスを読む 」(ÉKRITS)など。インターフェイス体験と作品体験をもとに、アートと哲学と科学とのあいだで、ヒトの認識・意識について、言語でうねうねと考えている。
高尾 俊介
![MuuseoSquareイメージ](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2021/10/07/17/19/19/5eb68018-7b2f-4f39-affc-ec8a15d9c198/file.jpg)
1981年熊本県出身。クリエイティブコーダー/甲南女子大学文学部メディア表現学科講師。2011年SNS上でIT用語と駄洒落による言葉遊びを競う「#takawo杯IT駄洒落コンテスト」を個人主催する。2019年、プログラミングを日々の生活や来歴、風土や固有の文化と結びつける活動としてデイリーコーディングを提唱、現在も実践している。2021年、NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表、発売から2時間あまりで1万個完売するなど話題となった。Processing Community Japan所属。第25回文化庁メディア芸術祭アート部門選考委員。
【Live配信】|画廊放浪記 #15エキソニモ『CONNECT THE RANDOM DOTS』|エキソニモ×水野勝仁×高尾俊介|CADAN Art Channel powered by MUUSEO
日時:2021年10月23日(土)10:00-11:00
参加費:無料
主催:日本現代美術商協会(CADAN)
企画協力:WAITINGROOM
運営:ミューゼオ株式会社
エキソニモ『CONNECT THE RANDOM DOTS』
2021年10月16日(土)- 11月14日(日)
・営業日:水~土 12:00~19:00 / 日 12:00~17:00
・定休日:月・火・祝日
*新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間の変更・展覧会会期変更の可能性がございます。最新情報は、ウェブサイトおよびSNSにて告知させていただきます。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
シリーズ「画廊放浪記」とは
ギャラリーはアーティストのマーケットを開拓し美術史のなかに着地させる役割を担っています。その土台となるのは他でもない、展覧会です。情報が細切れになり、コンテキストの読み取りが難しくなっている昨今。展覧会についてギャラリストやアーティスト、キュレーターや批評家が話をすることの重要性は増してきています。シリーズ「画廊放浪記」は、CADANに加盟しているギャラリーに配信スタジオを設置。ギャラリストやアーティストが展覧会について、時にはゲストを招き語ります。
CADAN Art Channelとは
CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。CADANには現在、若手から老舗まで国内47軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟しています。世代間だけでなくキュレーター、コレクターという垣根も超え、現代アートを取り巻くプレイヤーの方々と「現代アートのいま」をオンラインで配信します。視聴者はその場で質問ができるなどのインタラクティブな仕組みも取り入れています。