【Live配信】アーティスト・フィーチャー #01|千葉正也 × 堀元彰 @東京オペラシティ アートギャラリー|CADAN Art Channel powered by MUUSEO

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(c)Masaya Chiba,courtesy of ShugoArts
撮影者クレジット:武藤滋生

CADAN Art Channelは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。

シリーズ「アーティスト・フィーチャー」初回は2021年1月16日から2021年3月21日まで東京オペラシティ アートギャラリーで開催される千葉正也個展を訪問。ペインターの千葉正也さんと、東京オペラシティ アートギャラリー チーフ・キュレーターの堀元彰さんの対談を配信いたします。

アーティスト・フィーチャー #01|千葉正也×堀元彰 @東京オペラシティ アートギャラリー

千葉さんの絵画制作は、自ら制作したオブジェや写真など身の回りの品々を周到に配置した仮設の風景を作ることからスタートします。これを卓抜なテクニックを駆使して絵画化し、絵画と彫刻、二次元と三次元の世界の境界を曖昧化させています。活動は国内外で注目を集め、個展のほか数多くのグループ展に参加しています。

美術館では初となる今回の個展では、国内外の美術館や個人が所蔵する2006年以降の代表作が一堂に会しています。また、ユニークなドローイング作品のほか、新作のペインティング、映像作品、大がかりなインスタレーションも展示されています。

今回の対談はそんな千葉正也ワールドともいえるような会場から生配信、開催にいたるまでの経緯や展示の見どころなどをお話します。

登壇者の紹介

千葉正也

撮影:内堀義之

撮影:内堀義之

1980年神奈川県生まれ。東京都在住。千葉の作品は、自作したモチーフを繰り返し用いたり、取り巻く環境や過去の出来事から採取したイメージをキャンバス上に再現したりと、自ら選んだ対象に何度でも立ち返り、能動的に関わるプロセスを経て描かれる。卓越した技術力はモチーフに混在する様々な素材感を描き分け、現実らしく描かれた事物、純粋虚構、リアルの世界が交差する独自の複雑な世界観を作り上げる。千葉芸術は古今東西の絵画芸術の様々な成果に対する誠実な継承と同時に、既存の現代芸術の枠組みを絵画というメディアを駆使して揺さぶる大胆不敵な表現である。

主な展覧会に「千葉正也個展」東京オペラシティ アートギャラリー(東京、2021)、「アッセンブリッジ・ナゴヤ」旧名古屋税関港寮(名古屋、2019)、「αM 2018『絵と、』vol.4 千葉正也」GalleryαM(東京、2018)、「宇宙英雄ペリーローダンと私の生活」Art Center Ongoing(東京、2018)、「MAM コレクション006:物質と境界」森美術館(東京、2017)、「思い出をどうするかについて、ライトボックス風間接照明、八つ裂き光輪、キスしたい気持ち、家族の物語、相模川ストーンバーガー、わすれてメデューサ、50m 先の要素などを用いて」シュウゴアーツ(東京、2017)、「ふぞろいなハーモニー」広島市現代美術館(広島、韓国、台北、2015-2016)、「六本木クロッシング」森美術館(東京、2013)など。

堀元彰

(c)Masaya Chiba
courtesy of ShugoArts

(c)Masaya Chiba
courtesy of ShugoArts

東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター兼学芸部長。「トム・サックス ティーセレモニー」「ジュリアン・オピー」などの企画展や、若手作家支援プログラム「project N」で今井麗、糸川ゆりえ、守山友一朗らの個展を担当。本年7月に企画展として「加藤翼」展を開催予定。著作に『カラー版20世紀の美術』(美術出版社、共著)など。

アーティスト・フィーチャー #01|千葉正也×堀元彰 @東京オペラシティ アートギャラリー

日時:2021年3月3日(水)20:00-21:00
参加費:無料
主催:日本現代美術商協会(CADAN)
企画協力:東京オペラシティ アートギャラリー ShugoArts
運営:ミューゼオ株式会社

千葉正也個展

期間:2021年1月16日[土]─ 3月21日[日]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
開館時間:11:00 ─ 19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜日、2月14日[日](全館休館日)
入場料:一般1,200円[1,000円]、大学・高校生 800円[600円]、中学生以下無料

シリーズ「アーティスト・フィーチャー」とは

言うまでもなく、現代アートの主役はアーティストです。アーティストは普段どのようなことを考えているのでしょうか。その制作意欲はどこから湧いてくるのでしょうか。

シリーズ「アーティスト・フィーチャー」では、スタジオや展覧会の会場を訪れて、その活動の全貌を紹介いたします。

CADAN Art Channelとは?

CADAN Art Channelとは、一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon)とミューゼオ株式会社による現代アートの番組です。CADANには現在、若手から老舗まで国内47軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟しています。世代間だけでなくキュレーター、コレクターという垣根も超え、現代アートを取り巻くプレイヤーの方々と「現代アートのいま」をオンラインで配信します。視聴者はその場で質問ができるなどのインタラクティブな仕組みも取り入れています。

  • 2021/3/3(水) 11:00 − 12:00
  • 定員 : 100 名
  • 料金 : 0円 (税込)
  • 登録〆切 : 2021/3/3(水) 12:00
  • 参加方法 : WEB会議ツール「Zoom」を使用しオンラインで開催します。参加前に Zoom のインストールをお願いします。

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