ラウドカットとは?

1965年に発売したビートルズのアルバム「Rubber Soul(ラバー・ソウル)」のマトリックス1(初回盤)のこと。EMI(1931年~2012年まで存在したイギリスのレコード会社)がラウドカットを行った結果、ミックスが明らかに変わってしまい、ボーカルが生々しく攻撃的な音になってしまったため、短期間のプレスですぐに生産中止となった。新たにカッティングされたものはマトリックス4として再度プレスされたが、徐々に入れ替えが行われたため、マトリックス1と4が片面ずつ存在する盤もある。
ビートルズファンの間では貴重な作品として、高値で取引されている。

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