SEARSとは?

シアーズ(Sears)は、1893年にアメリカ・イリノイ州に本部を設立し、アメリカ・カナダ・メキシコに多くの店舗がある百貨店。高級店のイメージがある百貨店とは異なり、少し安価な大型スーパーといった印象で、ほとんどの店舗が郊外にある。
2002年には老舗のチェーンストアであるKマートと事業子会社となり、ウォルマート(Walmart)やホームデポ(The Home Depot)に次ぐ、全米第3位の小売業者となった。
しかし、アマゾン(Amazon)などネット通販の台頭による業績悪化により、2018年には破産申請を行った。

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ロンドンで古着を探すなら。ヴィンテージ・コレクター一押しマーケット4選

昨今、古着を探す方法はヴィンテージショップ、アンティークマーケット、インターネットやインスタグラムなど多岐に渡っています。

インターネットで安価で簡単に購入が出来るため、ショップやマーケットの重要性を疑問視する声も上がっています。

個人的にはショップやマーケットに実際に足を運んで、たくさんの品物の中から良質な古着を探し出す作業に無常の喜びを感じ、様々なショップやマーケットに通っています。今回は私がロンドン近郊で必ず訪れるアンティークマーケットとマーケットをまわるコツをご紹介します。

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現代紳士服の夜明け、ヴィクトリア朝&エドワード朝という時代ーラウンジスーツの登場

普段私たちが何気なく着ているスーツ。いつ頃誕生して、どのような道のりを歩んで来たか皆さんはご存じでしょうか?

スーツの祖先に当たる「サックスーツ or ラウンジスーツ」が出現したのが19世紀後半のこと。田舎などで着用するカジュアルウェアという位置付けでした。20世紀に入ると急速にその地位を上げ、仕事着から他所行きまで幅広く活躍するようになりました。各時代を象徴するようなスーツのスタイルも生まれ、現代を生きる私たちも写真や映画、ヴィンテージウェアなどを通して触れることが出来ます。

当時の服飾文化を研究し、オリジナル品や忠実に再現されたリプロダクションに身を包み毎日の生活を送っている方々もおり、知識に裏打ちされたスタイルには二次資料的な価値があると思っています。本連載「紳士服タイムトラベル ー ヴィクトリア朝から1960sまで」ではスーツに焦点を当てながら、紳士服の歴史における代表的な時代を切り取ります。お話を伺うのは、当時の服装を愛し、日常的に着用して生活している方々。日々身を包んでいるからこそわかること、読者の皆さんと共有出来れば幸いです。

初回はYouTubeやInstagram等でヴィクトリア朝、エドワード朝時代のファッションについて発信しているAaron Ernest White(アーロン・アーネスト・ホワイト)さんにお話を伺いました。アーロンさんはイギリス出身の23才でコメディアンを目指されています。昨年来日され、現在は夢を追う傍、英会話教師も務めていらっしゃいます。

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王道であり革新的でもある。「ラルフローレン」の奥深さ。

どこの古着屋にも必ず置いてある、Ralph Lauren(ラルフローレン)の古着。

今なおアメリカントラディショナルの第一線を走り続けているブランドとして知られているが、一概にラルフローレンと言っても、そこには多種多様なコレクションラインが存在する。

そこで、自身のお店でもラルフローレンを豊富に取り扱う古着屋「PEG」のオーナー・冨田広志さんに、各ラインの歴史と古着で探すことの意義を語っていただいた。

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テディベアが誕生した歴史。100年以上愛されつづけるテディベアの魅力とは?

欧米では、生まれた赤ん坊にテディベアを与える習慣がある。
子供にとってテディベアは玩具以上の存在であり、自分の兄弟であるかのように扱われる。テディベアは話し相手となり、時には誰にも言えない秘密を告げる相談相手にもなる。
100年以上の歴史があるテディベア。しかし、19世紀までは”ただ”の熊のぬいぐるみだった。
現在のように、”テディベア”という愛称で呼ばれるようになったのは、1902年の出来事がきっかけだった。