マッキントッシュとは?

マッキントッシュ(Mackintosh)は、1823年イギリスのグラスゴーにチャールズ・マッキントッシュ(Charles Mackintosh)が設立した、キルティングジャケットやレインコートが有名な英国を代表する老舗アウターウェアブランド。
創業当時は現在のように化学繊維が存在せず、雨を防ぐために油を染み込ませた生地(通称:オイルドクロス)を用いた外套を着ていた。そこから2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し熱を加えた防水布を発明し、乗馬用のコートやレインコートとして広まった。
バーバリー(Burberry)やアクアスキュータム(Aquascutum)と共に、3大コートブランドとして多大な評価を得ている。

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会うたびに異なる色柄のストールを巻いていたり、トラウザーズの裾からカラフルなソックスがチラりと見えたり。初対面の人でも、特にファッションの話をしようと思っていない人でも「それ、キレイな色ですね」と自然に言わせてしまう。

倉野路凡さんの小物使いは、人の緊張感を解いてパッと明るくしてくれる。

長年、服飾ジャーナリストとしてクラシッククロージング業界で活動し、2020年には『The three WELL DRESSERS』を執筆。日本のテーラー界でも名が知られており、倉野さんに取材をしてもらいたいと依頼がくるほどだ。

今回は、そんな倉野さんに春夏に使う美しい色柄の小物コレクションを紹介してもらった。ページ後半では、倉野さんのファッションルーツの鍵となるアイテムも登場。

いつだったか「もし僕が道端で倒れても、可愛いモノを身につけていれば助けてもらいやすいでしょ?」と笑いながら話されていたのを思い出す……。コレクションを見ると、その冗談も的を得ているような気がしてくる。

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毎年恒例の鼎談企画。今回は、少し暖かい風を感じながら「春夏のクラシッククロージング」をテーマに語っていただきました。

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前編では、3人が春夏に着る実際のコーディネートを紹介してもらいながら、汗ばむ季節もスーツやジャケットを心地よく着られる服地や、原点のファッションに基づく着こなしのマイルールなどを教えてもらいました。

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