バルジューとは?

バルジュー(Valjoux)は、1901年にレイモンド兄弟(John and Charles Reymond)によってクロノグラフムーブメント専門製造メーカーとして創業された、アンティーク・クロノの世界で「最高峰」と称されるエボーシュメーカー。エボーシュとは、半完成状態のムーブメントや部品のこと。マニュファクチュール以外の各時計メーカーはエボーシュを仕入れ、ムーブメントの装飾加工等を行った後、文字盤と針を組み立てて完成させる。
12時間積算時間を搭載する「Cal72」、トリプルカレンダー・クロノ「Cal72c」、月齢表示の「Cal88」など、数多くの名作を世に送り出してきた。

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お店の内装はすべてDIY。“個人商店”の魅力を発信し続ける十条の古着屋「PEG」

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対談「ヴィンテージウォッチに合わせるベルト」ブレスレットは時計と年式を合わせて楽しむ!

直接肌に触れる時計のベルトはルックスと装着感に大きく影響します。ヴィンテージウォッチの場合、純正で状態のよいものが見つかればよいのですが、それ自体がコレクターズアイテムになってしまっていて普段使いできるものを探すのはなかなか難しい。そこで、さまざまなブランドやショップがオリジナルのベルト・ブレスレットを開発しています。

ヴィンテージウォッチ専門店「キュリオスキュリオ」「ケアーズ」もそれぞれオリジナルのベルトを展開しています。お互いに作ったブレスレット・ストラップを扱っていることから、それぞれのものづくりに対してリスペクトが感じられます。

今回はキュリオスキュリオ・オーナーの萩原秀樹さんと、ケアーズ東京ミッドタウン店に勤める(追記:2020年8月21日より表参道ヒルズ店に勤務)石川智一さんの対談を企画。ヴィンテージウォッチに合わせるブレスレットやストラップについて、私物の時計などを交えそれぞれの持論を展開しました。

司会を務めるのはヴィンテージロレックスを収集する編集・記者の戸叶庸之さん。後編では石川さんがヴィンテージウォッチとブレスレットの関係について語ります。