アニリンカーフとは?

合成染料のアニリンで染色したカーフ(生後6ヶ月以内の仔牛の革)のこと。靴本来の銀面模様が最大限に美しく活かされることが特徴的。
アニリン仕上げとは甲革に多い仕上げ方法の一つで、染色した革に顔料を含まず、合成染料と主にタンパク質系のバインダーからなる塗料を用いて、染色した革を仕上げる。透明感のある塗膜のため、革本来の銀面が生かされ、傷のない高品質の素材に適用される。塗膜の耐久性がやや低いため、色落ちしやすく、油シミになりやすいといった特徴がある。

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腕の見せ所は木取りと接着。銘木コースターLegnaが作られるまで

日本初の家具モデラーとして、隈 研吾氏、川上 元美氏、倉俣 史朗氏、ザハ・ハディド氏といった時代を代表するデザイナーと協業、先駆的な椅子を製作し「椅子の神様」と呼ばれている宮本茂紀氏。並行して迎賓館や白州次郎氏の椅子など歴史的価値のある椅子の修復も手がけ、2007年には黄綬褒章を受賞しました。

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トルコのガラスとちょっと不思議なティータイム 〜世界のお茶事情〜

トルコと聞くと、何を連想しますか? 荘厳な宮殿や美しい街並み、色とりどりの気球……。
最近日本でも目にするようになったトルコランプを連想する方も多いのではないでしょうか?
トルコではガラス産業が盛んに行われており、ランプ以外にもたくさんのガラス製品が存在します。
その中でも注目したのが、ティーカップ。
今回トルコのガラスを紹介してくださるのはトルコ雑貨専門店「セヴィンチエイト」の小坂さんとブルジュさん。
色も形もさまざまなカップが存在するのには、トルコのお茶にまつわる驚きの習慣に理由がありました。