トリプルソールとは?

アウトソール(本底)とインソール(中底)の間にソールを2枚挟んだ、三重構造のアウトソールのこと。
カントリーシューズが起源となっているため、丈夫で歩行時の反り返りが少ないが、靴自体が重くなる。フォーマル向けのドレスシューズで採用されることは少なく、アウトドアで使えるレザーソールとしてカントリーシューズやブーツなどに採用されることが多い。
ドレスシューズで採用されているものは、1891年創業のフランスの老舗シューズブランド、ジェイエムウエストン(J.M.Weston)から展開されている「590 トリプルソールダービー」や「180 シグニチャーローファー トリプルソール」などがある。

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【後編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが愛する至極の3足。_image

【後編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが愛する至極の3足。

靴に興味を持ち始めたきっかけについて語った前編に続き、後編では3名の至極の靴について。更には素材の革へのこだわりにまで話は広がります。革のカラーと種類だけにとどまらず、製造元の指定まで! まさに歩く靴事典!と賞賛したくなる精通っぷり。ではでは、引き続き3名の靴談義に耳を傾けてみましょうか。

John Lobb、Alden、Church’s……、名作革靴ブランドのブラックレザーを比較分析!_image

John Lobb、Alden、Church’s……、名作革靴ブランドのブラックレザーを比較分析!

John Lobb(ジョンロブ)、Alden(オールデン)、Church’s(チャーチ)など錚々たる名ブランドの靴たち。ベーシックカラーと捉えられ、一見同じように見える黒色の革靴たちも、見る人が見れば革質によって青みがかっているのか、赤みがかっているのかその微細な違いが見えてくるという。ファッションジャーナリスト・飯野高広氏が黒色の世界を深掘りする。

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J.M.Weston(ジェイエムウエストン)クラシックライン。フランスのカントリーサイドに思いを馳せる

1891年の設立以降、フランス革靴メーカーの名門として名前を馳せているJ.M.Weston(ジェイエムウエストン)。

2001年からはデザイナーのミッシェル・ペリーを迎え、モダンな靴も数多く製作していますが、今回紹介するのはゴルフやハントダービーをはじめとするクラシックライン。ミューゼオ・スクエア編集長が古き良きウエストンの魅力を語ります。

服飾ジャーナリスト・飯野高広さんのより詳しい解説付き!

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革靴ソールの種類と特徴。レザーソールとラバーソールはどう使い分ける?

ソールは靴のパーツの中でも唯一地面に設置する場所。靴の中ではもっとも耐久性が求められ、もっとも消耗が激しい縁の下の力持ちとも言えるパーツだ。

それゆえ素材や品質の違いが大きく見た目やはき心地を左右する。この記事ではソールを4種類に分類し、それぞれの特徴を取り上げる。

靴修理専門店「Shoesbox 尾山台店」にて、靴修理のスペシャリストとして活躍する山梨さんのコメントも合わせてご紹介。

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春夏の革靴、再び惹かれはじめたのはスリッポン

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今回は、服飾ジャーナリストの飯野高広さんにより詳しい解説をもらいながら、春夏の足元にぴったりのスリッポンをご紹介。

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今回は服飾研究家の飯野高広さんと、そのオーセンティックな美しさに迫っていきます。話題は木型の変遷からペットネームの名付け方まで拡がりました。聞き手はミューゼオ・スクエア編集長の成松です。

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庶民文化研究家、町田忍の”時代の変化”をストックする人生。

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10歳の頃(昭和35年)から現在まで、好奇心を頼りに気になる物を集め続け、そのジャンルは150を超えている。例として、チョコレートのパッケージは、6000個以上を保管。なかでもアーモンドグリコのパッケージでは、デザインが変わる度に購入をし続け、300個以上のパッケージコレクションになる。
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