ミタスニーカーズとは?

File

スニーカー好きには、”上野アメ横”に行く理由がある。
それは、「ミタスニーカーズ」を訪れること。1990年代、日本中で旋風を起こしたAIR MAXブーム以前から、上野アメ横にてスニーカーの素晴らしさ、格好良さを発信し続けてきた。現在の東京の街で、スニーカー文化が幅広い年代で定着してきた背景には、ミタスニーカーズの存在は大きいと思う。

ミタスニーカーズがスニーカー好きの心を掴んでいるのは、珍しい限定モデル、別注モデルを販売していることもあるが、「Made in Ueno」の存在が大きいと思う。ミタスニーカーズでは、NIKEなどのメーカーとコレボレーションして、”上野”をモデルとしたスニーカーを数多く販売してきた。そこには、見た目のデザインの格好良さに加えて、上野という土地のアイデンティティを感じるのである。
「現在のように、インターネットで情報が溢れている時代では、好きなものが家からでも買えます。だけど、できればお店に足を運んで欲しい。実際にスニーカーを手に取って欲しいです。その為にも、上野という土地に根付いた、独自の目線でスニーカーを展開していきたい。日本中、世界中の人が、『東京へ遊びに行くなら、上野のミタスニーカーズは絶対に行きたい』と思えるようなお店にしたいですね。」
そう語るのは、ショップ店員の浪花(なにわ)さん。少年時代からスニーカーが大好きということもあり、店内に陳列されているスニーカーのラインナップには、スニーカー好きが楽しめるポイントが散りばめらている。

2020年、世界中から数多くの観光客が東京を訪れるだろう。
そして、彼らには”上野アメ横”を訪れる理由があるのだ。

RECOMMEND

定番スニーカー「ジャーマントレーナー」の機能美から生まれる普遍的なデザイン_image

定番スニーカー「ジャーマントレーナー」の機能美から生まれる普遍的なデザイン

スニーカーの中では目にする機会の多いジャーマントレーナー。ドイツ軍のトレーニングシューズとしてうまれ、現在は数多くのスニーカーのデザインのもとになっています。そんな普遍的なデザインはどのように生まれたのでしょうか。今回はホワイト、ブラック、ネイビーの3色のジャーマントレーナーをIROZAのバイヤー坂本さんに紹介していただきました。

【図鑑】Nike Air Max の歴代モデル_image

【図鑑】Nike Air Max の歴代モデル

1987年に誕生した Nike Air Max。
以降、毎年のようにコンセプト、デザインを変えてリリースされ、世界中のスニーカー好きに愛されている。
歴代のNike Air Maxのモデルを並べて、デザインの変化、テクノロジーの進歩を体感することができます。

*Air Max シリーズの靴は、バッシュ、スパイクなどを含めると50種類以上になります。この図鑑では、ストリートで人気のあるモデルを中心に紹介

【図鑑】Nike Air Max 95 カラーバリエーション_image

【図鑑】Nike Air Max 95 カラーバリエーション

1995年に発売されたAir max95 は、1stカラーとして「グレー x イエロー」「白 x グレープ」の2色が発売されて以降、さまざまな色が登場。
アメリカの「Foot Locker」、東京の「ATMOS」「ミタスニカーズ」などの人気スニーカーショップによる別注カラーや、「Stussy」「Supreme」などの人気アパレルブランドともコラボレーションを実現。
本図鑑では、95年当時に発売されたカラーを中心に紹介していきます。

再びブームとなったミニ四駆。大人たちはなぜミニ四駆にハマるのか_image

再びブームとなったミニ四駆。大人たちはなぜミニ四駆にハマるのか

世の中に数ある自動車のホビー。それらの中でとくに大人がハマるというモデルカー、ミニ四駆、スロットルカーを3回にわけて紹介するのがこの企画だ。その第1回目はインターネットが存在しなかった80年代、子どもたちが友だち同士で楽しみ爆発的にヒットしたミニ四駆。そんなミニ四駆が、近年、大人たちを中心に再びブームとなっているという。そんな新時代のブームを引っぱる大人たちがミニ四駆にハマる理由を追ってみた。