-
ミュージック・ライフ誌 1970年6月号
「ミュージック・ライフ」1970年06月号です。 (全188ページ) 1970年に入り、テキストが横書きに改められ、従来の右綴じから左綴じに 変更されています。 画像1 表紙 ポール・マッカートニー。 画像2 ボビー・シャーマン こういった健全な(!?)シンガーは、当時活動しにくかったように 思います。エレキ・ブームやビートルズ・ブームの頃は、 違ったタイプの音楽が排除されることはありませんでしたが、 アート・ロック全盛の時代は、少しでも判り易い音楽をやると 「too commercial」などと嫌われたものです。それを煽るような 評論家も含めて、スノッブがたくさんいました。 画像3 ジェフアーソン・エアプレイン サイケなイメージのバンドです。 画像4 クロスビー、スティルス、ナッシュ・アンド・ヤング ブラインド・フェイスやハンブル・パイなどもそうですが、別個の ユニットで活動していたミュージシャンが、垣根を越えて集い、 新たなグループを結成するというのは、よくあったと思います。 ジャム・セッションの延長のような新鮮さがあったのでしょうが、 恒常的なバンドにはなりにくかったようです。 画像5 ジミー・ペイジ 個人的には、あの様な低いギターのポジションで、 弾きにくくないのかなと思っていました。 画像6 ビートルズ解散 ポールのビートルズ脱退声明を受け、ポールへのインタビュー結果 も含め、イギリスのニュー・ミュージカル・エクスプレス誌の編集長 との国際電話の様子が伝えられています。最近のイギリスでの ジョンとヨーコの受け止めについて「全く気違い扱いです」という 実にストレートな回答!。 画像7 オーディオ用語解説 レコード芸術などでは主要な領域のひとつでしたが、ML誌としては、 従来あまり取り上げていなかったと思います。 画像8 新星堂の「ゲット・バック」予約広告 ビートルズ最後のLP(と断言しています)の予約広告です。 品番は AP-9009 で正式発売盤と同じですが、タイトルはまだ 「ゲット・バック」となっています。私の所にも、 山野楽器が日本楽器からDM葉書が来たことを覚えています。 #音楽雑誌 #ミュージック・ライフ(MusicLife) #内外アーティスト情報 #アナログ・レコード情報
(株)新興楽譜出版社 ¥250 1970年6月chirolin_band
-
ミュージック・ライフ誌 1966年1月号
「ミュージック・ライフ」1966年1月号です。 (全210ページ) 画像1 表紙 ビーチ・ボーイズ。 新年号ということで、ビートルズのカレンダー(カラー)が折込で 組み込まれていたり、多数のアーティストからのグリーティング カードが紹介されています。 画像2 ジョン・レノン ビートルズ・カレンダーの5月のページです。 ジョンがストラト(Fender)を弾いています。 ブリッジにはカバーが取り付けられているようです。 画像3 フランス・ギャル フランス・ギャルからのグリーティング・カードです。 メッセージは英語で書かれていますね。 画像4 ヤードバーズ ヤードバーズからのグリーティング・カードです。 「フォー・ユア・ラヴ」は、 今でこそクラプトン脱退のきっかけとなったダメ曲のように 言われていますが、当時は普通に聞いていました。 シングル盤を買おうとは思いませんでしたが。 それにしても、ジェフ・ベックの顔が怖いですね。 画像5,6 ベンチャーズ グリーティング・カードと当時のサイン会の様子。 1965年夏の来日時のものと思われます。 当時、ファン・クラブに入りたいと思ったのは、ビートルズではなく ベンチャーズでした。案内も取り寄せましたが、 年会費 ¥1,500 というのはどうにもならない金額と感じました。 画像7 映画「ヘルプ」 ビートルズの映画「ヘルプ」の記事です。 レコードはとっくに発売されていましたが、映画の公開は 1965年12月でした。 右上のコメントは、配給元のユナイト映画の水野和夫さんによるものです。 「大人達が、エレキ追放とか、〜間違っているのではないか」 といった発言が見られます。 画像8 東京のレコード販売チャート ボビー・ウッドの「悲しきパラダイス」が12位に入っています。 リアルタイムでレコードは買わなかったのですが、 気になっていた曲でした。 数十年後に急に欲しくなり、中古レコード店で探しましたが、 意外に見つからなくて、苦労したものです。 やっと見つけて聞いてみると、「渚のボードウォーク」(ドリフターズ)を 下敷きにして作られているように感じました。当時はそういうことは 判りませんでしたが。 #音楽雑誌 #ミュージック・ライフ(MusicLife) #内外アーティスト情報 #アナログ・レコード情報
(株)新興楽譜出版社 ¥250 1966年1月号chirolin_band