煙草印紙

煙草印紙

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明治初期(煙草が専売制となる以前)に民間で販売されていた煙草には煙草消費税が課税されていた。煙草印紙はその煙草消費税用の印紙である。第一次(額面縦書)、第二次(額面横書無目打)、第二次(額面横書目打有)、第二次(帯型)の4種類に分けられ、さらに第二次の目打有には目打の荒いもの、目打の細かいものが存在する。
正円の黒印が押されたものは煙草消費税として使われたのもので概して状態の悪いものが多い。朱印の消印のものは多くが収入印紙として転用されたものであり、状態の良いものが多い。
   

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