カナメ
「ハンドメイドで鮮やかに染め上げる」匠の技。
熟練の職人による一枚一枚を丁寧に手塗りした革は独特な風合いを醸し出す。主に厳選された北米の原皮と産地にこだわった国内の原皮を使用した植物タンニンなめし革は、年月を経ると光ような艶が出るヌメに仕上げ、頑なに昔ながらの手法で染め上げていく。顔料を一切使用せず、革本来の持つ風合いと経年変化を五感で感じられるレザーを提供している。
「ハンドメイドで鮮やかに染め上げる」匠の技。
熟練の職人による一枚一枚を丁寧に手塗りした革は独特な風合いを醸し出す。主に厳選された北米の原皮と産地にこだわった国内の原皮を使用した植物タンニンなめし革は、年月を経ると光ような艶が出るヌメに仕上げ、頑なに昔ながらの手法で染め上げていく。顔料を一切使用せず、革本来の持つ風合いと経年変化を五感で感じられるレザーを提供している。
【コート鼎談・前編】こだわりの一着からその着こなし、忘れられないあの人のコート姿まで。三者三様のコート愛を語り尽くす!
ようやく寒くなってきた12月某日。生憎の雨だが、ビシッと決まったコート姿でオフィスに現れたのは、ミューゼオ・スクエアでもお馴染みの3名。ファッション業界で一目置かれる服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、そして我らが編集長・成松だ。
ジャケットに革靴、ビジネス鞄など、度々開かれる鼎談企画(新人の登竜門的らしい)だが、今回のテーマは「コート」(と言っても、秋冬用のアウター全般について話してもらいます)。
なぜコートかというと、昨年飯野さんに書いていただいた「コート解体新書」という連載記事が大好評で、クラシックウェアマスターの成松も「記事を読んで、ガーズコートを思わずオーダーしてしまった」と言うほど。コートの歴史からディテールの役割などが細かく解説されている、マニアックかつ初心者向けの入門記事なのだが、実際にはどう選んでどう着て、どんな風に楽しむことができるのか?などを聞いてみたく、連載の応用編として3人に集まってもらった。
近代デザインのキーワード:唯美主義
ココ・シャネルが1926年に発表したリトルブラックドレスが女性の立ち姿を変えたように、デザインが社会に影響を与えることもあればその逆もしかり。1940年代〜1960年代のアメリカでは、軍事技術として発展した積層合板やプラスチック、金属などを用いた家具が生みだされました。
デザインに関するキーワードを政治や素材開発の進歩といった出来事と並べてみると、なぜそのデザインが生まれたのかを知る手がかりとなります。
この連載ではアーツ・アンド・クラフツ運動からポストモダンまでの近代デザインにまつわるキーワードを、当時の社会の状況と合わせてまとめます。
第2回のキーワードは「唯美主義」。ただただ美しさを追求するべきものである。そんな提言を掲げるエスシート(唯美主義者)たちの限りなく芸術家らしい美に対する情熱に、きっとあなたも憧れるはず。
香水を選ぶ時の手がかり。濃度と香りの変化を識る
何十万とある香りの中から自分が一番心地いいと感じる香りに辿り着く、その近道を探ってみませんか?
当連載では、『匂いの風景論』の著者であり、香水・ルームフレグランスなどの香り製品の開発、コンサルティングを手掛ける香り風景デザイナーの小泉祐貴子さんが、「本物の香りを見極めるために」をテーマに香り(フレグランス)にまつわるさまざまなことを解説していきます。
春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】
毎年恒例の鼎談企画。今回は、少し暖かい風を感じながら「春夏のクラシッククロージング」をテーマに語っていただきました。
集まってもらったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、あらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。
前編では、3人が春夏に着る実際のコーディネートを紹介してもらいながら、汗ばむ季節もスーツやジャケットを心地よく着られる服地や、原点のファッションに基づく着こなしのマイルールなどを教えてもらいました。