ムラエノサウルス Muraenosaurus ウナギトカゲの 復元想像図

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ムラエノサウルス ラテン語の鰻=うなぎ+saurus=トカゲの合成語 この海棲爬虫類はクリプドゥスという、頚椎が30個くらいあって頸が長く、歯が外側にたくさん並んで頭が細いという特徴を持つ科に属する。ジュラ紀中期の1億6400万年前から1億6000万年まで生息していたと考えられている。本家のクリプトドゥスよりも少し大きい。ほとんど首。
何度も触れているように海棲なので恐竜ではない(恐竜の定義の一番目に外れる。)海棲爬虫類はの首長竜類は大まかに首の短いプリオサウルス亜目と首の長いプレシオサウルス亜目に分かれる。…首の短い首長竜ってなんか変だけどね。
その首長竜類のプレシオサウルス亜目クリプトドゥス科に属すると今は認知されている。骨格だけ見ると歯の数は数えてないから何とも言えないが、大きさの違いだけであんまり大した違いはない。後は想像するしかない体色とかね。
ただ、多分だけど、唇は必要ないので(歯が渇くこともない)から」歯は海岸に出て獲物をとらない限り剥き出しだろうと想像できる。
小魚とか小さな爬虫類とか甲殻類を水中で捕獲して逃がさないように細かくて長い歯が鉄格子のように上下に組み合わさり、グロイご面相になる。これは昔の浅利とかシジミ漁をするときに使ってきた海底の砂を濾すのにも適していて、彼らは海底の砂地から小さなエビや甲殻類を腰採って食べるということもしていたのかもしれない。首が長いほど動かない獲物に対し、広い範囲を探ることができ、水中を泳ぎまわって獲物を追いかけまわすよりも理にかなっているようにも思える。

原画 3600×3000pix ファイル形式 ライセンス販売 Adobestock Pixta

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