News Release

Image3
公開日 : 2021-09-21 プレスリリース

ミューゼオ、文化・アート・趣味の学習・体験プラットフォーム化を目的としてリニューアル

ミューゼオ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:成松 淳、以下 当社)は、当社が提供するMuuseo(以下、ミューゼオ)などの6つのサービスを文化・アート・趣味分野の学習・体験プラットフォームとして統合するためのリニューアルを実施いたしました。

■学習・体験プラットフォーム化の背景
 コロナ下でさまざまな分野でのデジタルシフトが進み、あらゆる活動においてデジタルが起点となりつつあります。今後文化やアート、趣味といった領域でも、これまで以上にデジタル化が一層促進していくことと予想されます。

また、いわゆるSTEAM教育や政府の提唱するSociety5.0のように、さらに社会が成熟化する中で感性や教養といったものの大切さが見直される機運が高まってきています。

ミューゼオでは、これまで、好奇心を表現すること、好奇心に出会うことの二つに焦点を当ててサービス開発を行ってきましたが、これらを統合して、今後さらに学習・体験プラットフォームという形を強化していくことが今回のリニューアルの狙いです。

STEAM教育とは
STEAMとは、従来から存在するSTEM教育(Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)Mathematics(数学)の4つから成る)に新たにArt(芸術・リベラルアーツ)を加えて生まれた教育概念です。 技術の革新が進みAIやロボット化が進んでいく中で必要性が叫ばれるようになってきています。

Society5.0(ソサイティー5.0) とは
内閣府が提唱している情報社会の先にある未来社会の姿として提唱された概念です。
内閣府のサイトでは、「Society 5.0では、ビッグデータを踏まえたAIやロボットが今まで人間が行っていた作業や調整を代行・支援するため、日々の煩雑で不得手な作業などから解放され、誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることができるようになります。」と説明しています。

■リニューアルのポイント
 当社では、人々のコレクションを通して好奇心や感性を表現する投稿・交流サービスを中心に専門書店のようなオンライン・ジャーナル、オンライン・ライブ、ハイエンド受注生産ECサービスなどを同一のユーザーデータベースを持ち相互に関連性の深いサービスをリリースしてきました。

今回のリニューアルでは、サービスの利用のための共通タイムラインや検索システムを統合・新規開発し、全サービスをシームレスに跨いだ体験が可能になります。また今後強化していくリコメンド機能などでも「学び」と「新しい体験への扉」としていけるような基盤としました。

これにより、さまざまな分野で知識を深める、体験に出会う、愛好者同士の共通体験の醸成といったポイントを強化して参ります。

なお、これに伴い、従来「ミューゼオ」というサービス名で提供していたコレクション投稿・交流サービスについては、「Muuseo Cloud Museum(クラウドミュージアム)」という名称に変更しております。


検索画面イメージ


■今後の展開
 今後、学びと体験に適合したコンテンツの提供ロジックのブラッシュアップや学びのモチベーション強化、進捗度の可視化をのための検定・テストの提供などを進めていく予定です。

また、これまで開発を進めてきた個人向けのサービスを生活者視点の好奇心のストーリーといもいうべき存在であると捉え、今後は、事業者のストーリー紹介を強化していくことで文化等の興味の深い生活者と引き合わせ、ナラティブマーケティングやファンマーケティング支援分野への取り組みを強化して参ります。

ミューゼオは、生活者・事業者・ソーシャルグッドを一つの輪として、デジタルを起点に繋ぎ、人々の感性や知識を磨き、より深みのある生活の起点となるべく、文化・アート・趣味の分野でデジタルトランスフォーメション(DX)を推進していくことを進めていきます。