MUUSEO SQUARE
1884年に設立されたアメリカの老舗革靴ブランド・オールデン(Alden)のデザインの1つ。アメリカでは土踏まずが高い足の人たち(ハイアーチ)が多く、歩く際にバランスを崩し、時には痙攣を起こす程だったが、このデザインによりハイアーチの人たちを救ったと言われている。特徴としては、土踏まず部分が思いっきり絞ってあり、他の部分は一般的な革靴よりも、ゆとりのある設計になっている。独特な形と履き心地から熱心なファンも多い。
チャーチ、ジョンロブ、リーガル。ものづくりの哲学とヒストリーを携えた、著名革靴ブランド10選。
チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、リーガル……。英国や米国の名ブランドたちはどんな歴史と個性を持ち合わせているのか。ブランドごとの特徴を服飾ジャーナリスト・飯野高広氏の監修でわかりやすく解説。各革靴ブランドの愛好家たちのシューズフォトも豊富に掲載!
オールデン(Alden)、コードバンの輝きと質感に惹かれて。
憧れの男性革靴の一つとして名前が上がることの多い「オールデン」。ミューゼオ・スクエア編集長もこの革靴、特に素材として使われているコードバンに魅了されているよう。チャッカブーツなど、オールデンならではというコードバンが活かされた革靴たちを紹介する。
Northampton
ウィングチップ
チャーチ
グッドイヤー・ウェルテッド
ホーウィン
ロイヤルワラント
フルブローグ
木型
EDWARD GREEN(エドワードグリーン)。どこまでも美しいストレートチップを比較する
今回は、ミューゼオ・スクエア編集長がこよなく愛するエドワードグリーン ラスト808を始め、John Lobb(ジョンロブ)、Alden(オールデン)など名ブランドのストレートチップを比較。ストレートチップはシンプルが故にちょっとした違いで大きく印象も変わるもの。シンプルだからこそ際立つ、その美しさについて語ります。
ビジネスの場で真価を発揮。セミブローグの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。今回はセミブローグを掘り下げます。労働靴としてのルーツを持ち、フルブローグほどカジュアルな印象を与えないセミブローグはビジネス用途として一つの最適解になりえる靴です。
EDWARD GREEN(エドワードグリーン)、変わらないロジカルなものづくり
わが国でも三陽山長やRENDOなど、木型にしっかり美意識を込めた既製の紳士靴が近年多くなっています。が、その原点として位置付けられるメーカーはイギリスのEDWARD GREEN(エドワードグリーン)ではないでしょうか。今回は服飾研究家の飯野高広さんと、そのオーセンティックな美しさに迫っていきます。話題は木型の変遷からペットネームの名付け方まで拡がりました。聞き手はミューゼオ・スクエア編集長の成松です。
John Lobb、Alden、Church’s……、名作革靴ブランドのブラックレザーを比較分析!
John Lobb(ジョンロブ)、Alden(オールデン)、Church’s(チャーチ)など錚々たる名ブランドの靴たち。ベーシックカラーと捉えられ、一見同じように見える黒色の革靴たちも、見る人が見れば革質によって青みがかっているのか、赤みがかっているのかその微細な違いが見えてくるという。ファッションジャーナリスト・飯野高広氏が黒色の世界を深掘りする。