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Pearl / Janis Joplin
聴かずに来てしまった超名盤のひとつ。 暑苦しいだけのものかと先入観だったかな。 蓋を開けてみれば素晴らしいBlues Rockで、彼女の歌の上手さに圧倒されました。CMで皆んな知ってるA-1とA-2は文句なしに格好良い。初めてちゃんと対峙してわかった歌と演奏のクオリティの高さよ。B-3のアカペラにも驚いた。メルセデスベンツは英語でこう発音するんだな。これは、名盤認定!(あ、既に認定されてますね笑) オリジナルは1971年。 これはこの美しいジャケット写真のためにレコードで買わないといけないと思う。CDのちっちゃい写真じゃ興醒めだ。A-4がインストなのは彼女の突然の死によって歌入れ出来なかったからとか。そう、彼女も27クラブ。 買ったのはオリジナルマスターテープからの2012年リマスター盤だけど、おそらく元の音源もそんなにワイドレンジでは無いのかな?USオリジナルとの比較を宿題にしよう。 #janisjoplin #27club
29705 1A / 29705 1B Rock Columbia RecordsFuruetti
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The Rod Stewart Album
Rod Stewartのソロデビューアルバムだけど、あまり話題に上がらない。まあその後のGasoline AlleyとEvery Picture Tells a Storyが素晴らしすぎるから仕方がないんだな、きっと。しかしこれも彼の歌を堪能できる秀作だと思う。とりわけ冒頭のローリングストーンズのStreet Fighting Manのカバーは素晴らしい、かく言う僕もそれを聴きたくて買ったようなもんです。 US再発盤でめっちゃ安かった。けど音は良いと思う、何とも比較してないけど(笑) run outにSpeciality Recordsのマークあり。
Rock MERCURY 1980年代Furuetti
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George Harrison (US Original)
なんて素敵なアルバムだろうか。1970年代も終わろうかという頃の作品だけど閉塞感や将来の不安感もなく、とてもpositiveなGeorgeの作品が強靭なバックのミュージシャンに支えられて奏でられている。Produced by George Harrison & Russ Titlemenとある。1979年でRuss Titlemenといえばもしかして、、、やっぱり、Rickie Lee Jonesのデビューアルバムだ。この傑作アルバムのプロデュースがLenny Waronker & Russ Titlemenで、僕の脳内メモリに彼の名がインプットされたのが呼び起こされた。33 1/3で感じたAORテイストも感じられて、尚且つ「あれ?ビートルズ?」と思ってしまう曲やサウンドもあってアルバム通して楽しめます。 さて、お買い得価格で手に入れたUS盤は音が明るい、というか高音寄りの音作りかな。ちょっと低能率のスピーカーで鳴らしてみたくなる。持ってないけど(笑)少しトーンコントロールで低音をブーストしてやるとgood balanceに感じる。 Here Comes The Moon、そうか、藤原さくらさんのラジオ番組のタイトルここからきているのか。夜中の番組だからSunよりもMoonが合うということか。ビートルズ好きのさくらさんらしい。それにしてもこの曲、いい。神秘的なイントロから入るギターのフレーズでもう最高と感じてしまう。バックのコーラスが「え、John?」と思ったりして。で、最後、曲の終わりでフェードアウトする部分がいい、本当に美しい。George 10選に認定した(笑) https://www.interfm.co.jp/hctm Blow Away、いい歌詞だな。サビのメロディーが口ずさみたくなるhappyな曲。このキーボードがSteve Winwoodかな。え、共演してたのね、と初めて知った。 Fasterのイントロ、F1マシンのSEが面白い。手前から頭上後方にエキゾーストノートが流れて迫力満点。そうかレースで亡くなったジョディ・シェクターのことを歌ったのか。ドライブ感のあるサウンドが良い感じのnice trackだと思う。 Your Love Is Foreverのイントロのギター、雰囲気最高、こういうのはJohnやPaulには無いGeorgeならではの世界観じゃないですかね。いや、その前のDark Sweet Ladyのリゾート感を感じるサウンドからの流れがあって余計にこの曲の美しさを感じるのかも。 う〜ん、ドライブでも聴きたいからCDも要るな(笑) #GeorgeHarrison #ジョージハリソン
DHK-1-3255 LW4 / DHK-2-3255 RE-1 LW2 Rock DARK HORSEFuruetti
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33 1/3 (US Original)
Georgeのソロ作品はAll Things〜があれば十分と思ってしまうところがあり(それくらいアレは傑作だと思う)他のアルバムになかなか手が出ない。でもコレは「George流AOR」なんて言われることもあり以前から欲しかったところ某研究所のDMにUSの美品があるということでリーズナブルプライスでゲット✊ なにを隠そう(隠してないが)AOR大好きなワタクシはこのサウンドにやられた!A-1のWoman don’t you cry for meから明るいノリ、イイね。アルバム通して明るくリラックスした感じが素敵。僕の大好きなスライドギターが多用されてるのも素敵。これはAOR、Fusion系で引っ張りだこなTom Scottと組んだことによるものだな、きっと。 This Song、いいなぁ、陽キャだ(笑)MVのGeorge楽しそう、映像はシュールだけど😆 https://youtu.be/T0i9rjTxhpY?si=Ve_m9tWuFXYSz0Se んで、True Loveだ。藤井フミヤじゃないよ(笑)歌詞カード、間違えてるやん(youとmeの順番が逆です)まあこの時代あるあるですね。いやしかしこの曲もイイ!スライド全開だぜ! https://youtu.be/ebrYQjF8n7o?si=dAfTMIVQwcfYfwDA それでね、このアルバムでもうひとつの大切な発見。それはキーボードのRichard Tee❤️好きなんです、彼のピアノのエレピも。まさかGeorgeと共演してたなんて、発見だわ!スタジオミュージシャンとして唯一無二の音を出す「あ、これRichard Teeじゃないの?」とわかる個性。カッコいいんですよね〜 ラスト、Learning how to love youのアコギもいいなぁ いやほんと全曲通して楽しめる素敵なアルバム。もうこれ書きながら2周連続して聴いた。もう一回聴こう😆 #GeorgeHarrison #the beatles #ビートルズ
DH-1-3005 LW-2, DH-2-3005 LW-2 Rock DARK HORSEFuruetti
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LET IT BE (US Original, 1st press or 2nd press?)
UKオリジナル盤、高いな〜、レッドアップル盤はちょっと買えなくなりつつあるぞ。Abbey roadも然り。 だからというわけじゃないけどUSオリジナル版を入手。んがしかし、1st pressなのか2nd pressなのか情報が錯綜。。。利右衛門館長にもアドバイスいただき1st pressみたいだということで、ちょっとラッキー。とにかく聴かせてもらおうじゃないかUSAのエンジニアの力量というものを(笑)しかし、比較対象が50周年記念の2021年リミックス盤LPとリマスターCDしかないんだな、これが。 で、印象ですが、比較するとぜんっぜん、違います。んで、ちょっと50周年記念盤に物申したい。あの感動の映画GET BACKというかルーフトップコンサートの映像が僕の頭にインプットされているから、ステレオミックスもそれを活かしてもらいたいんです。 大好きなI've got a feelingのGeorgeの下降するギターソロ(あれ好きなんですよね、その後のPaulのウッ!っていう掛け声も)がUSオリジナル盤ではちゃんと右CHから聞こえる、つまり画面に向かって右端にGeorgeが居るということなんですけど、あそこでの並びは、右からGeorge, John, Paulで、後列右にRingo左にBilly Prestonという布陣でした。それが50周年記念盤だとGeorgeのソロが左CHに割り振られているんです。これは結構違和感が、、、デカい。だからUS盤の視覚と聴覚の一致には安心。リマスターされたCDの全域にわたる音圧(まあCDだからね)には負けるけどUS盤もなかなか音がバキっとしていて(明るくて?)良い感じかなと思います。 #Beatles #TheBeatles #ビートルズ
JS 17,500-16 / JS 17,501-15 Rock Apple RecordsFuruetti
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All Summer Long / The Beach Boys (MONO)
ビーチボーイズの良さを知ったのはBrian Wilsonの良さを知ってから。まあ最初はサーフミュージック?軟弱?と全く距離を置いていたのですが映画ハスラー(トム・クルーズの方)で聴いたココモは好きでした(話が古いですね💦) さてこのアルバムに入っているGirls on the beachが好きでレコードを聴きたくなりました。1964年発売、となると、やはりモノラル盤とステレオ盤が存在していました。で迷わずモノラル探索✊が、ビーチボーイズ舐めてはいけません。人気です。レコードはなかなか無い。あってもボロい、、、 そんな時、困った時のDiscogsで、スリーブはステレオでメディアはモノラルというお買い得品が。ちょいと心配だったけど評価の良い出品者だし、えいやあとオーダーしてみました。 良い。擬似ステレオより全然モノラル良い。 躍動感とコーラスワークがビシビシ伝わります。 さてさてそのGirls on the beachのきっかけとなったのはこの小説。とても素敵な物語の中でこの曲が使われています。読んでから聴くも良し。聴いてから読むも良し。 https://muuseo.com/katsutoshi..furue/items/119?theme_id=29798
Rock CAPITOL discogsFuruetti
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RAM Limited Edition Mono LP / Paul McCartney
買わずに後悔するなら買って後悔しろシリーズ(笑) ディスクユニオンのwatch listにRAMを入れてあるからか、MONO Limited EditionというのがGW前にお知らせでキタんです。何だかよくわからないが買わないといけない気がしてポチりました(笑)で、ポチった後に調べましたら素性がわかりました。あ、無理に買う必要はなかった?(汗、まあいいかRAM好きだから。 いやしかし悲劇はその後に、、、またまたディスクユニオンから新品未開封S品がデタ、、、OMG!!! まままあイイことにしよう、、、 改めて思ふ、RAMヨイ。Too Many peopleのアレンジ、Smile Awayのドライブ感、藤原さくらさんが最も好きな曲と言ったことで爆上がりした(?)Heart of the country、モノラルMIXの方が聞こえ方が良いEat at home、聴きどころが多いアルバムだから集中して聴くもよし、ながら聴きもよしです。で、リマスターリミックスモノラルがどうかというと、バリエーションのひとつとして買って良かったけど、UKオリジナルステレオを買わないといけないことに変わりはない。です。蚊の鳴くような音で聴くなら何でもイイんだけど、休日に家で一人きりになった隙に(笑)爆音で聴くなら色々と違いを聴いてみたいアルバムです。まあ、元々の作品としての作りが良いからステレオとかモノラルとか選ばないんだな、きっと。
Rock HEAR MUSIC diskunionFuruetti
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All Things Must Pass / George Harrison (LP, Reissue, Speciality Records Corporation)
歳とともにこのアルバムがどんどん好きになってきました。 ひとつは40歳くらいからそれまで疎遠だったEric Craptonを始めGeorge周辺のミュージシャンを聴くようになって、Little FeatやDan PennやThe Allman Brothes Bandなどの良さが分かるようになってから、このアルバムに戻ってきた感じがあります。 オリジナル盤を買えることはないかもしれないけど、今はCDとこれでOK。多分(笑)
Rock CAPITOL / APPLE USAFuruetti
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End of a rainbow / Patti Austin
レコードで聴きたいと思って探したけど、これはちょっと無いな!と思って保留していた素晴らしいアルバムです。大人しくCD買えばいいんですけど、このCTIレーベルものはCDじゃ得られないものがあるんです。 だってこのジャケット写真見てください。只事じゃない髪型ですよ(笑)鳥の巣どころじゃありません。この〜木なんの木気になる木♬くらいのインパクトがありますから!やっぱり30cmサイズで楽しまないと、ね。 さてジャケットで遊んだら肝心の中身です。もう1曲目の "Say You Love Me" で完全に「買って良かった〜」と思わせてくれます。で、そこから間髪を容れず2曲目にブリッジする流れに幸せな気持ちになります。う〜ん、Sweet SoulとかLight Mellowとかのキャッチーな言葉で括るのは何だか違う、これぞCTIマジックというやつかも知れません。素晴らしいアルバムだ〜(しつこい) ※あくまでも個人の感想です(笑)
Soul CTI 2022年1月Furuetti
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The Last Record Album / Little Feat
友人に貰ったレコードは大体当たる😊 ラストアルバムでもないのに何だこの勘違いさせるアルバムタイトルは?ジャケットデザインは相変わらず何のことかよくわからないモチーフが散りばめられていて混乱混乱😅 それはさておき内容は充実!流石のLittle Featサウンド。A-2 All That You Dream、ローウェル・ジョージのスライドギターが🎸最高です。
Rock Warner Bros. USAFuruetti
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Sweet Beginnings / Marlena Shaw
マリーナ・ショーについては大傑作 "Who is this bitch anyway?" だけ聴けば十分という気持ちもあるのだけど、まあそんな固いこと言わずにこれも聴こうよ、という素敵なsweet soulアルバムがこれです。元々はコンピレーションアルバムのFree Soulに入っていた "Look at me look at you” が入っていることで聴きたくなったのだけど、 アナログ盤を探すと、、、無い。 ちゃんとしたコンディションのが、、、無い。 そもそもレコ活を再開して分かったのは、SoulミュージックのレコードはRockと違って良いコンディションのがとても少ないですね。 それならと、困った時のDiscogs😁US盤でちゃんとしたのあるでしょ?と、そこそこ価格のをオーダーしました。 届いたモノは、ノイズはあるものの、音もナイス👍やっぱりこの辺りの作品はレコードが良いな。 B面からの5曲が最高に気持ち良いです😊
Soul Columbia USAFuruetti
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Rubber Soul / The Beatles (LP, Reissue, Stereo)
US盤 デジタルリマスター ステレオ 新品未開封 これが一番好きと言う人がとても多いですね。わかる、わかります。 でも天邪鬼な僕としては、ちょっと上手くまとまっているRubber Soulよりも、色々ぶっ飛んでる(笑)Revolverに惹かれてしまいます。 まあそんなこと言っても、1曲目のDrive My Carのイントロが流れたらそんな話はどうでも良くなります。そんな魅力(魔力?)がこのアルバムにはあります。You Won't See Meのコーラス、The Wordのギターリフ、In My Lifeの美しさ、If I Needed SomeoneのGeorge節、挙げ出したらキリがありません。 それはそうと、ノルウェイの森(Norwegian Wood)問題が未解決なままですね。翻訳するとノルウェイ産の木材だから、森ではないんですよね。でも超有名な小説のタイトルにもなっているし、今更変えるなんて出来ないのかも知れませんね。知らんけど(笑)
Rock CAPITOL USAFuruetti
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Help! / The Beatles (LP, Reissue, Stereo)
US盤 / デジタルリマスター / ステレオ / 新品未開封 中学の時はどちらかというと後期の作品に惹かれてたんだな、大人への憧れというか、より成熟したサウンドのビートルズが聴きたかったのか、きっと。で、今度は大人になると初期のアルバムが気になるというのは不思議なものですね(笑) A面の7曲の完成度の高さ、この勢いがたまりません。ギターの音に迫力があるし、Georgeもどんどん上手くなってるんだな〜なんて生意気に評論しちゃいます。そしてそして、昔から好きな曲、JohnのYou've got to hide your love awayは、そうかBob Dylanの影響があるのか〜、昔はそんなこと知らなかったよ〜、って。 B面はつまらないなんてことは全く無いのですが、突如現れる(笑)Yesterdayには息を呑みます。ベスト盤で出てくるYesterdayとは何かが違う。いや気のせいか。いやこのアルバムの曲だから特別なのか。とにかくスピーカーから放たれるacoustic guitarの音に実在感があって、いい曲なんだな〜とポールに感謝してしまいます。あれ、斜め上目線?(笑) 何だか充実してこのLPを聴けるようになったことが嬉しいです。 Side-A 1. HELP! 2. THE NIGHT BEFORE 3. YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY 4. I NEED YOU 5. ANOTHER GIRL 6. YOU'RE GOING TO LOSE THAT GIRL 7. TICKET TO RIDE Side-B 1. ACT NATURALLY 2. IT'S ONLY LOVE 3. YOU LIKE ME TOO MUCH 4. TELL ME WHAT YOU SEE 5. I'VE JUST SEEN A FACE 6. YESTERDAY 7. DIZZY MISS LIZZY
Rock CAPITOL USAFuruetti
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It's too late to stop now / Van Morrison
本人の飛行機嫌いからか、まだ1度も来日公演のない彼を観るためには、海外公演に行くか、ライブアルバムを聴くしかなさそうです。オーヴァーダビングいっさい無しの入魂の1作は歌もバンドも素晴らしい傑作ですが、やっぱり生で観たいですね。ところで、このLP、volumeを上げれば上げる程、ライヴ会場の雰囲気が伝わってきます。盤質が悪くてノイズが多いのが残念ですが、そんなこと忘れるくらい素晴らしい歌と演奏です。Reissue盤を買って比較してみようとオンラインショップを検索中です。 2021.11.13 - ドライブ中にFMでこのアルバムからCARAVANがオンエアーされました。今まで何を聴いていたんだと思うくらい、心に入ってきました。緩急が効いて、バンドと一体となり、オーディエンスが応え、ストリングスが入ってきてメンバーが紹介されます。そして曲のエンディングにゆっくりと向かうほんの少しの時間、言葉にできない感動に包まれます。 Van Morrison – vocal Nathan Rubin – first violin Tom Halpin or Tim Kovatch – violin Nancy Ellis – viola Teresa Adams – cello Bill Atwood – trumpet, backing vocals Jack Schroer – alto, tenor and baritone saxophones, tambourine, backing vocals Jef Labes – piano, organ John Platania – guitar, backing vocals David Hayes – bass guitar, backing vocals Dahaud Shaar (David Shaw) – drums, backing vocals #vanmorrison
Rock Warner Bros. USAFuruetti